人は、仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができる

３月23日、西宮・甲子園球場で高校野球が始まりましたね。
一時は中止か延期かと、開催が危ぶまれた第83回春の選抜高校野球大会。参加が懸念された被災地東北からの選抜校も参加して、開会式では32の代表校揃って、被災者への黙とうを捧げたそうです。
本当に、大震災から僅かに10日余り、辛い体験を乗り越えて頑張って欲しいです。
選手宣誓の言葉に、胸を打たれました。高校球児達の真摯な熱い想いが、どうぞ大きなチカラになっって伝わりますように。


選手宣誓

宣誓。
私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。
今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、
私たちの心は悲しみでいっぱいです。

被災地では全ての方々が一丸となり、仲間とともにがんばっておられます。
人は、仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。

私たちに今、できる事。
それは、この大会で精一杯、元気を出して戦うことです。
『がんばろう日本!』
生かされている命に感謝し、全身全霊で、
正々堂々とプレーすることを誓います。

平成23年3月23日
創志学園高等学校野球部主将　野山慎介