Eectone Stage用に女の子達をドレスアップさせるのに欠かせないもの。
それは、ギャザーたっぷりのドレスをふんわりと膨らませるパニエと
ドレスと共布で作ったお揃いの髪飾りです。
この二つは絶対に外せないと思っていました。
そして、二つとも名脇役ですが、たいして手間もかからないだろうと高をくくっていた私でした。
が、この考え、非常に甘かった!
まずはパニエ、ひたすらギャザーを寄せれば良いのだから、単純作業だわ、
などとあなどっていました。
作ってみてわかった事ですが、これは単純作業の域を超えていました。
ナイロンシャー2枚とオーガンジーの3枚仕立てなのですが、
オーガンジーだけでも、7メートルにつないで3cmづつタックをとってから、
ギャザーを寄せる、と言う手の込みよう。
ナイロンシャーに至っては、10m以上のギャザー寄せ個所がありました。
ウエスト布の取り付け方も、独特の方法で難易度の高いものでした。
サンプルを含め、全部で6着のパニエを作ったのですが、
最初の1着は、要領が分からず3日もかかってしまいました。
(最後の1着を作る頃には、自称パニエ職人のごとく、6時間で完成させるまでになりましたが・・・)
パニエの制作でもう一つ誤算がありました。
画像のものは120サイズなのですが、ご覧の通り、とてもボリュームがあります。
なので、指示通りの寸法で作ると、体型や顔立ち、雰囲気などによって、
似合う似合わないが出てくるのです。
結局、指示通りの寸法で作ったパニエを着れた子は1人だけで、
あとの4人分は、それぞれの体型や雰囲気を考慮して、布の量やギャザーの分量を調節しました。
ある意味、ドレスよりも手がかかったと思いますが、とても勉強になりました。
二つ目の髪飾り。
これは、手仕事の苦手な私にはお手上げでした。
私はミシンは大好きなのですが、手縫いのものや刺繍等にはちょっとためらいがあるんですよね(汗)
と言う訳で、画像のものは私が作ったものではありませ~ん(笑)
実は、髪飾りをとても上手に作るお友達がいて、その方に作って頂きました。
もちろん、最初からそのつもりではなく、ちゃんとそのお友達に習いにいったんですよ~
でも、でもっ、私が作るのはどう言う訳かへなちょこばかり・・・
そりゃそうですよね、そのお友達はオリジナルの髪飾りを、
お店やネットで売っているプロですもの。
画像のものはサンプルで、これとは別にUピンやアメリカピンに加工したものを、
30個弱お願いしました。
皆に配る前に、画像を撮り忘れてしまったので(泣)、当日の女の子達の髪型をカメラに収めてきました。
画像が今いちなのですが、ステキな髪飾りを作って頂いたお陰で、5人の女の子達みんな、可憐なお姫様のようでした。(*^-^*)