最後の課題です。
私の考える「これからのレファレンスのあり方」。
1.図書館に来るたくさんの人たちへ、自分の求めるものが見つかるように手助けすること。
あたりまえですが、今は“レファレンス”という言葉の分かりにくさ、カウンターで漠然とした質問をすることへの気後れや敷居の高さなど、図書館のスタッフにはあたりまえのことが、まだまだ多くの人へ浸透していないと思う。“上から目線”になっていないか、声をかけづらい雰囲気になっていないか。施設的にも、スタッフの心構えとしても、まだまだ改善・努力の余地はたくさんある。初心にかえることがまず第一。
そして、質問されたことには、文献だけでなくデータベースを駆使して、出来る限りの情報を見つけられるようなスタッフをめざしたい。
2.インターネットの世界で、図書館だけ孤立しない。
Webの世界がどんどん進化して、検索ツールがたくさん利用されている現在、図書館もそのネットワークに入って、いろいろな調べものに図書館の存在をアピールするようになってほしい。今よりももっとPCを使う人口は確実に増えるのだから、自治体ごとだとか細かいことを言わず、図書館としてもっと連携して、たくさんの図書館に足をはこばない人々にも、存在を知って活用してもらえるようなシステムを作りたい。
3.図書館で調べ物を自分でできるようにする。
現在、他自治体ではもっと進んでいるが、我が勤務する自治体では、調べ物用のインターネット端末を3台、一人30分で貸出している。しかしプリントアウトはできないし、当然データを保存することなどできない。調べた結果をメモにとるしかできないなんて、不便どころの話ではない。ネットカフェに対抗せよとは言わないけれど、有料でもいいからプリントできるようにするなど、改善すべきだと思う。
また、有料データベースを、職員端末しか見られないものではなく、もっと広く開放して(有料でもいいから)たくさんの人が使えるようにすれば便利だと思う。
インターネットを自宅では使えない人にも、その環境を提供し、その便利な使い方をもっと広く周知する努力も足りないと思う。
4.図書館での遊び方をもっと広める。
昨年、「講座 図書館の学校」に参加し、八王子市中央図書館の「八王子千人塾」というサービスについて知る機会があった。これは、シニア世代を対象とした「調べ学習講座」で、人気の講座だという。日々の疑問を図書館で調べ、レポートとしてまとめて最後は発表の場を持つのだそうだ。
今回自分自身でも、ライブラリー・アカデミーの課題で、参加者同士日々の疑問を出し合い調べるという課題を行ったが、「調べる」ということは、とても楽しいことだと実感した。(お粗末な結果しか、ブログにかけませんでしたが、それでもとてもおもしろかった!)
八王子千人塾の塾生の方たちも、調べることの楽しさ、知ることの面白さを実感したのだと思う。こんな風に、図書館を使って遊べるという催しをもっとたくさん開いて、小説を借りるだけじゃない図書館を知ってもらえたら、と思う。
これからのレファレンスというより、これからの図書館という感じになってしまいましたが、これで課題とさせていただきます。
私の考える「これからのレファレンスのあり方」。
1.図書館に来るたくさんの人たちへ、自分の求めるものが見つかるように手助けすること。
あたりまえですが、今は“レファレンス”という言葉の分かりにくさ、カウンターで漠然とした質問をすることへの気後れや敷居の高さなど、図書館のスタッフにはあたりまえのことが、まだまだ多くの人へ浸透していないと思う。“上から目線”になっていないか、声をかけづらい雰囲気になっていないか。施設的にも、スタッフの心構えとしても、まだまだ改善・努力の余地はたくさんある。初心にかえることがまず第一。
そして、質問されたことには、文献だけでなくデータベースを駆使して、出来る限りの情報を見つけられるようなスタッフをめざしたい。
2.インターネットの世界で、図書館だけ孤立しない。
Webの世界がどんどん進化して、検索ツールがたくさん利用されている現在、図書館もそのネットワークに入って、いろいろな調べものに図書館の存在をアピールするようになってほしい。今よりももっとPCを使う人口は確実に増えるのだから、自治体ごとだとか細かいことを言わず、図書館としてもっと連携して、たくさんの図書館に足をはこばない人々にも、存在を知って活用してもらえるようなシステムを作りたい。
3.図書館で調べ物を自分でできるようにする。
現在、他自治体ではもっと進んでいるが、我が勤務する自治体では、調べ物用のインターネット端末を3台、一人30分で貸出している。しかしプリントアウトはできないし、当然データを保存することなどできない。調べた結果をメモにとるしかできないなんて、不便どころの話ではない。ネットカフェに対抗せよとは言わないけれど、有料でもいいからプリントできるようにするなど、改善すべきだと思う。
また、有料データベースを、職員端末しか見られないものではなく、もっと広く開放して(有料でもいいから)たくさんの人が使えるようにすれば便利だと思う。
インターネットを自宅では使えない人にも、その環境を提供し、その便利な使い方をもっと広く周知する努力も足りないと思う。
4.図書館での遊び方をもっと広める。
昨年、「講座 図書館の学校」に参加し、八王子市中央図書館の「八王子千人塾」というサービスについて知る機会があった。これは、シニア世代を対象とした「調べ学習講座」で、人気の講座だという。日々の疑問を図書館で調べ、レポートとしてまとめて最後は発表の場を持つのだそうだ。
今回自分自身でも、ライブラリー・アカデミーの課題で、参加者同士日々の疑問を出し合い調べるという課題を行ったが、「調べる」ということは、とても楽しいことだと実感した。(お粗末な結果しか、ブログにかけませんでしたが、それでもとてもおもしろかった!)
八王子千人塾の塾生の方たちも、調べることの楽しさ、知ることの面白さを実感したのだと思う。こんな風に、図書館を使って遊べるという催しをもっとたくさん開いて、小説を借りるだけじゃない図書館を知ってもらえたら、と思う。
これからのレファレンスというより、これからの図書館という感じになってしまいましたが、これで課題とさせていただきます。