和歌山政経懇話会

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水管橋崩落 ドキュメントvol.2

2021-10-19 10:02:36 | 日記
前回に続き崩落事故の続編をお届けします。
本日は当日のドキュメントです。

10月3日日曜日
16時から
水管橋崩落の報告が市に届く
日曜日でもあり、市長への報告に手間取った
国への要請のために、門博文議員に状況を報告
18時から
市役所において自民党市議団との緊急対策会議を実施
直ちに国交省へ対策部隊の派遣を要請
大臣からTEC-FORCEの派遣の連絡
総務省から各自治体への救援要請
防衛省は自衛隊の派遣を決定
など当日逼迫した対策が矢継ぎ早にとられた

この間市は住民への断水の案内や情報の提供が後回しになり、深夜にわたり住民の混乱が続いた。
北部地域の断水にも関わらず、南部の住民の買占めが発生したのは、市の情報提供の不備によると断言されます。

発生からの初動が遅れたとの指摘があります。確かに市としての迅速な対応がなされていないようです。
ただ、二階俊博議員に近い市長だからこそ、国との連携がスムーズに行われたのは事実です。

市からの聞き取りでは、
和歌山一区を地盤とする二階派門博文議員が政務官時代の繋がりのおかげで各方面からの素早い対策を実現できたそうです。

この間の詳細はまとめて後日ご紹介しますが、
この規模の事故による断水が、たったの一週間で解消できたのは奇跡と称賛する専門家が多いようです。
崩落した水管橋近くに橋があり、一時的にせよ新たな配管を行える場所があったこと、
更に必要な資材を不足なく調達できたこと、
直ちに工事関係者を招集できたこと、
医療現場への給水のための車両を手配し、実践できたこと
など、振り返るとたったの一週間でこれらのことができたことを詳らかにさせてみたいと思います。

こんな時に、10年前の311を思い出します。
初動の遅れ、最高責任者の無能、指揮系統の乱れなど、今ふつふつと怒りが改めて込み上げてきます。
政府を辛辣に批判している立憲の枝野代表は、当時の管(かん)政権の官房長官でした。
それが当時の自分を棚にあげて、よくもまあ批判するものだと、、、
現在の立場上仕方ないかもしれませんが。


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