今日から9月 芸術の秋がやって来ましたね。
今日は久しぶりに 「物・インプレッション」の記事を書きます
管理人Aは趣味で長年サックスを吹いてますが サックスやクラリネットなど木管楽器を演奏する人にとっての永遠の悩みといえば 「リード選び」 ですね。
たくさんのメーカーから様々なコンセプトのリードが発売されていますが お気に入りのメーカーが決まっても一箱の中で本番用に使えるのは…1~2枚 そして苦労して見つけた当たりリードが 一週間もしたらペラペラな音に…
サックスってお財布に厳しい楽器ですよね
今回はそんな永遠の悩みを少しでも解消してくれるのでは?ということで プラスチック製のリードをご紹介します。
凝り性の管理人は サックスを始めた頃はマニアックな性格が災いして?サックス小物は本当に色々試しました。
プラスチック・リードも 結構昔から発売されていましたので試しましたが…音がどうしても明るくなってしまうのと 吹いた時にかなり違和感があってどうしても馴染めませんでした。
好みの音色にならないものかと少しずつ削って試してみたりもしましたが。。音がいかにもプラスチック的な音色で 木のリードと比べると音に温かみが無かったんです。
あれから数年が経ち 最近ではプロの奏者でも本番でプラスチックリードを使用してる噂を聞くようになりました。
…そろそろ試してみようかな~?ということで プラスチック製のリードの中でも人気急上昇!「レジェール・シグネチャー」を買ってみました。
このリードは元シカゴ交響楽団のラリーコムス氏他 トッププレイヤーたちの数ヶ月に及ぶテスト結果から研究・開発され 発売に至りました。
サイズが1/4刻みで 1/4や3/4もありますので好みに合わせてより細かく選べます。
ソプラノ・アルト・テナーサクソフォン・Bbクラリネット用
4,200円 (1枚入り)
そして実際に吹いた感想ですが…
「コレ使えるかも」 (技術の進歩って素晴らしいですね。)
まず口に銜えた印象ですが プラスチックなので木に比べると表面が当然ツルツルしていますが 不思議に違和感も感じられません。
そして音を鳴らしてみると… 木のリードに近い音色が
昔試してたプラスチック・リードとは比べ物にならない温かみのある音がするではありませんか! 驚いて低音域のサブトーンや高音域のフラジオを吹いてみましたが普通に吹けます。
まだ一日目なので暫く使ってみないとわかりませんが 息を当てるポイントを覚えれば本番でも使えそうな気がします。
そしてプラスチックリードのイイ所といえば耐久性は勿論ですが 何と言っても演奏前に濡らす必要がないのですぐに演奏できて本当に便利です。
吹いた後もリードを付けっぱなしで放置しても状態が変わらないので 持ちかえで演奏する人にはオススメです。
使えたらいいな~