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THE ALTEC
(
米山ともき
)
2014-09-01 00:07:39
こんばんは
いよいよ核心ですね。私が本当に知りたかったことは、「アルテックとは何者か」ということでした
プロケーブルさんでは「ALTECには絶対近づくな」といいますが、現実にALTECを鳴らしている、鳴らそうとしている人は大勢いらっしゃいますし、昔は現にスタジオや映画館で鳴らされていたわけですし、またローゼンクランツの貝崎社長は、本来はALTEC職人です(あの方の場合、数十年ALTECと寝起きを共にしている間に、何か啓示をうけているだろう。と思いたくなりますw)。残念ながらALTECは広島にあるようで、東京にはフルレンジだけがあります。
くだんの和田博巳さんは、NS10Mが普及してからレコーディング業界入りした人なので、銀箱がレコーディングモニターだったことは知らずにWEや銀箱を聞いてのけぞっておられましたが、今でもPREMIER Engineeringというスタジオでは、あえてNS10Mと銀箱を併用してます。(ここのサイトでは、以前は「プロケーブル社にケーブルについて指導した」と書かれていましたが、サイトのリニューアルと共にその部分だけ消されています)
シオーヤさんの文章を読むだけで、ALTECをインストールするには、電気屋さんかつオーディオファイルの両方に精通していなければならない、ということが分かります。
プロケーブル社ではその困難さについてまったく触れず、例のスタジオのサイトでも「今の日本の環境では困難を極める(たぶん電源汚染の関係でしょう)」と言うのみで、今日その一端が明らかにされたように思います
本当にスピーカー相手の攻防戦ですね
余談ですが、プロケーブルさんはALTECから「逃げて」しまったのではないかと思います
というのは、鎌倉試聴室の音はALTECの特徴として言われる「魂を直撃する」要素が全くなかったからです
むしろ一聴はハイエンド風な優等生っぽく聞こえます
オン・ザ・ステージ感はまったくないんですが
私はALTECを聞いたことがありません。しかしALTECの歌う精緻でありながら心を強く揺さぶる世界とはかけ離れているだろうとは思いました
最近は、この世界には「最終回答」なぞなくて、異なる世界観それぞれが空に向かってそびえてるのだろうと思うようになりました
勝手なことばかり言って申し訳ありませんでした
続きをお待ちしております
妖刀と天女
(
シオーヤ
)
2014-09-01 23:42:04
「核心」だなんて!そんな。
プロケーブル社が「ALTECには絶対近づくな」という意見を僕は否定することは出来ません。
万人に奨めることができないのは確かだと思います。仰るように電気屋程度の知識があった方がセッティングの幅が広がりますが、その分より深い落とし穴に嵌るリスクも発生します。鬼門コーナーの記述のとおり、高額な機器や線材等に振り回される落とし穴もあり、その二つの落とし穴に嵌り易いのはオーディオファイルだと思います。音楽への欲求が仇となって嵌っていく方を、僕は知っています。
レコーディングスタジオ等では仕事の道具として妥協するべきところを、アマチュア故に技術がないという事もありますが、それよりも妥協できない音楽への思いから挑戦をしてしまうこと、結果として苦悩を生んでしまう。
ですので、ALTECを万人に推奨できないと考えます。
でも、音楽へのアプローチは人それぞれで、僕の懸念など全く見当外れではないのか?っと思うような、理想的な付き合い方を出来ている方もいます。
この辺りのことを次回以降の記事で書けたらと思います。
僕個人の狭い意識が逆に嘘を流布することになってはいけませんので、ALTECユーザー諸氏の突込みなど頂けないかな~・・・っと、他力本願な逃げ腰になっておりますw。
ありがとうございます
(
プアーマン
)
2014-09-02 11:39:55
私の無茶なリクエストにお答えいただき、ありがとうございます
アルテックというスピーカーが「伝説」となってしまった昨今、なぜかオーナーの方がネット上で口を閉ざしてらっしゃることが多いので、私にとってはおそろしく謎めいた、「正体不明のメガネさん(レモンハート)」になっておりました
実は語るのにも覚悟がいるのですね
ただ、今後も他のオーナーさんの発言は、お師匠さん以外はないように思います
貴ブログがアルテックを扱って数年、そういう方が現れていないようですので
貴ブログ以外でアルテックを扱うブログは、2つしか知りません
片方の方は、怪しげなアクセサリーを収集するオカルテイスト的になられましたし、もう片方の方はデジタルイコライザーで周波数特性を補正しながら、管球アンプをチャンネルごとにあてがうという方でした
アルテックには何か住み着いているのでしょうか・・・
というわけで、オーディオ的アプローチと観点からアルテックに取り組まれている方ならば、アルテックの本質をお聞きできるともいまして、あのようなお願いをした次第です
では、続きをお待ちしております
どういたしまして
(
シオーヤ
)
2014-09-03 20:07:20
僕の勝手な想像ですが、アルテックを知る世代はそれよりも若い世代に比べればブログやSNSなどを積極的に利用する世代ではないから、ネット上で発言が見られないのではないでしょうか?
ALTECが一躍脚光を浴びて現代にリバイバル?したのはプロケーブル社の活躍によるものですが、当時のJRX115ユーザーの方々もブログで積極的に発言される方は少数だったと記憶しています。
JRX115を踏まえた上でALTECに挑戦された方とそうでない方がいますし、JRX115を踏まえた上でALTECに挑戦された上で、ALTEC以外に行かれた方もいます。
ALTECは万能ではないんです。
ですが、音楽に対する欲求がALTECの得意な部分に重なると、僕の様に嵌る方と上手くお付き合いされる方に分かれて、前者の中には妖刀のように感じる方も多くいらっしゃるということではないかと想像しています。
612AとC
(
Nong-Khai
)
2014-09-03 21:22:20
自分の経験内ですが604Eを入れたAの場合、箱鳴きに依る低音の量感、ホーン鳴きに依る高域感でのバランスが特徴で愛好者が多いと思われます。クロスに関しては1.5kHz辺り-6dB/oct.の仕様であれば特に問題点は感じられません。
604-8Gを入れたCだとAの欠点を大幅に改善してます。生音相手の場合だと特に極端な分解能が必要な場合や40Hz以下、10kHz以上の成分再生と膨大なS/Nが必要な場合を除けば十分なモニター能力を有するスピーカーだと感じました。
但し、両方共にバイアンプ仕様が条件です。
同軸ユニットに拘らなければ828C箱に515B又はCのバスドライバーを装着し、バスレフポート部に511Bホーンと802-8Gドライバーを組み込んだ物の方がモニター能力が高いでしょう。クロスはパワーが要らなければ500、パワーが要れば800Hz辺りって所でしょうね。
セッティングとセンシティビティ
(
シオーヤ
)
2014-09-04 22:27:42
Nong-Khaiさんの環境と趣向では、1.5kHz辺り-6dB/octでクロスして音圧がナローになってもバイアンプ等のセッティングで補い、改善することが出来るということですね。
ただ、2kHzのピークが僕のように気になる方は耐えられないと思いますから、その部分が問題です。セッティング次第で抑えることが出来るのか?趣向の問題であって抑制不可能なのか?
もしかすると、ALTEC 612に511や811を載せて使用しているユーザーが珍しいことではないのは、このことに関連しているのかもしれませんね。
ALTEC 612に511や811を載せて・・・
(
Nong-Khai
)
2014-09-04 22:52:02
Mr. Altecと謂われた森本氏推奨例に604+311+288が有る位ですからセッティング能力次第とも言えます。
但し常人離れした能力を要するでしょう。
古いAltecやJBL愛好者の中には色々な人達が居るんですよ。
足跡
(
シオーヤ
)
2014-09-06 01:10:44
604+311+288は手強いのでしょうね!
一人のアルテック・ファンとして、ベテランの方々のセッティングのイロハを是非ともインターネットに残していただけないものかと思っております。
Nong-KhaiさんのHPは僕にとって理想的でした。しかし、積極的に自作してセッティングを行う手法は一般的に敷居が高いと思うので、もっと様々なアプローチの情報が複数あれば、若い世代もALTECやGPAに挑戦しやすくなるのではと感じております。
IFの世界のアルテック
(
プアーマン
)
2014-09-17 11:59:18
ALTEC関係のブログを検索しますと
・・・出てくる出てくる、みんなのあこがれALTEC、ですね
そんなALTECがなぜ衰退し、ヘッドフォンとPCスピーカーだけ作っている会社になったのかなあと思い、歴史を調べてみましたら、やっぱり屈曲点がありました
もし、アルテックランシングがランシングさんに家庭用オーディオスピーカーを自由裁量で作らせるという決断をしていたら
・ランシングさんは、自殺しなかったでしょう
・「ALTECのスピーカーは世界一ぃぃぃぃ!!」になっていたでしょう
・かわりにJBLという会社は生まれなかったでしょう
・ホログラフィックサウンドの技術は、20年早く出現したでしょう
・そのかわりに、サラウンドはどうなったかわかりません
・ボーズ教授は研究者として生涯を終えたと思われます
・シオーヤさんが悪戦苦闘することはなかったと思われます
・プロケーブルは存在せず、社長はPA業者になっていたでしょう
いや、いろんな意味で歴史は間違ったのではないかと・・・
たられば
(
シオーヤ
)
2014-09-17 23:43:14
もし、過去の歴史が変わったら、未来である現在はどのように変わるのだろうか?っと想像することは楽しいですね。
大幅に未来は変わったのではないかと思いますが、意外と変わらなかったのかも?
個人的には過去は変わって欲しくないです。
ALTECとの悪戦苦闘の日々は、僕の音楽人生にとって必要なものだったと感じていますし、その結果として音楽的幸福を感じることが出来ています。
より貪欲に音楽的欲求を満たすべく取り組みたいところですが、仕事が殺人的に忙しく生活が荒んでおりますw。こういう状況では芸術的な取り組みは不可能な性格でして、そのために続編の記事も遅れております。
転職を失敗したようですw。
森本氏提案のNong-Khai流解釈
(
Nong-Khai
)
2014-09-20 19:32:06
604に288だと確実に288の力が勝るので…
300Hzクロス前提とし803又は203or311ホーンに288C以前のドライバーを装着して8kHz迄鳴らす。
下は210、211、JBL 4550BK-A又は挑戦者ならば815、817へ604と共に515を装着して低域をダブルウーハーで駆動。
8kHzから上は604G迄のツイーターで補うのが良いでしょう。
更に上が欲しいならば3000Hを10kHzから足して604のツイーターを5kHzってのが良いでしょうね。
その解釈は・・・
(
シオーヤ
)
2014-09-21 11:36:17
全く別物のようですねw。
一つ問題だと感じるのは、515と604のウーハー部は必ずしも同じものではないという点です。勿体無いですが、515を使わずに604を使うべきだと思います。
個人的には、森本氏の組み合わせは僕のシステムのバランスに近いと感じます。
604の点音源を活かして、中域を強化した組み合わせなんでしょうね。中域が前に出るバランスになるわけですが、低域を欲張らずに中域のためにウーハー部のレスポンスを引き出す方向でセッティングすればアルテックらしく鳴るのではないか?
っと、個人的に感じました。
雑談失礼します
(
米山ともき
)
2014-09-23 22:37:46
今日ですが、東京インターナショナルオーディオショウに行ってきました
インターナショナルと銘打ったイベントなのに、お客の入りは寂しかったです
有明ビッグサイトで開催される某即売会とは全く比較になりません
しかもなんか初老~お爺さんばかりでした
出展者の方は賑々しかったです
海外組は正規代理店が出展してました
全部見ましたが、半分は「まあこんなものか」と言うところでした。もっともこの手のものはセッティングで化けるので、単純にそれで判断はしません
国産でボロクソ言われるTADですが、私はスケール感が大きくて、下が伸びていいなと思いました。買えませんが(ここのブースが一番人気でした)
LINNのExaktは、値段が吹っ飛んでいる割に完全に「あのなー」状態でしたが、これも分かりません。マジコのSは、何かいいような気がしました。どうも私は某有名ブロガーさんとスピーカーの好みが正反対のようです
今回の一番の収穫は、前から興味津々だったYGアコースティックが来たことです。開発者のヨアブさんも来ました
超々ジュラルミン製の直線的なスピーカーは、ものすごい情報量と広い音場を持っていました
太鼓の音なら、皮がしなっているような音まで聞こえてきます。無駄に響かず、ストイックな音でした
上流は全部クレルでした
プロケーブル社長もクレルがどうこう言うのだったら、これを聞いてからにして欲しいと真面目に思いました
・・・もっともこれも、家が一軒建ってしまうお値段ですが・・・
最後にソナスの総代理店のノアさんの部屋に行きました
今のパオロソナスはセルブリン派からもはやスピーカーではないと言われていますので、どんな酷いものなんだと期待して行ったんですが、なんだよ、結構まともじゃん。と思ってお立ち台を見ると・・・
・・・そこにはこのインフレショウでは明らかに場違いな奴がいました
「なに世界相手に戦ってるんだよ・・・」
ウチの子でした・・・(VENERE3.0)
いやー、上流がしっかりしてると実は出来る子だったんですね。たぶん誰も私が買えるくらいのものなんて思ってないようでした。実際は何につないでもいいサラウンドスピーカーですけど
その後新製品も聞きました。確かにセルブリンファンはこういうの嫌がるでしょうね。ドライな音です。ラックスマンでエリプサ聞きましたけど私もこっちの方がいいなと思いました。買えませんが(笑)
関係ない雑談失礼しました
亀レスで失礼しました
(
シオーヤ
)
2014-11-02 18:33:54
仕事に忙殺されておりました。
都心は催し物も盛大で羨ましいです。
TADは知り合いの間では高評価なのですが、一般的には低い評価なんですね。
僕はエクスクルーシヴを店頭で聴いたことがあるくらいで現行のTADは全く聴いたことがないので何とも言えません。
LINNやクレルなどの超高級オーディオには何とも言えませんねw。
米山さんのソナスも価格以上に上記の機器と差があるわけではないことを知る機会に偶然出会ったとは痛快でしたね!
年末
(
Nong-Khai
)
2014-12-27 02:07:38
もう年の瀬ですね。
Altec#816A-Systemは快調ですか?
我家では試験で導入したデジアンが予想外の健闘を観せてるので考えを新たにせねばならないと痛感した年の瀬です。
来年は新たな考えでパワーアンプ回路を含めて考え直す1年だと思ってます。
多分A級回路の検討が活きる年なのかも知れません。
本年も大変お世話になりました
(
シオーヤ
)
2014-12-27 18:34:16
あっという間に年の瀬ですね。
816systemは現在冬眠中です。
っと言うのも、PCが完全に壊れて音が出ない状況です。自作PCの制作も仕事の忙しさから手が付かず、ヘッドホンとIPodで音楽を聴く毎日です。
デジアンに関するツイートは非常に興味深かったです。
A級アンプの設計製作のツイートも楽しみにしております。
Unknown
(
Unknown
)
2015-05-04 21:26:30
はじめまして。かねがね拝見させていただいております。
現在511b+902-8bを使用しております。
A7オリジナル箱は物理的に大きすぎるため、
低域にはtx1152のウーハー部を使用、高域にホーンツィーター(未定)を入れた3way構成を検討しているのですが、
筋の悪い構成でしょうか?また、もしオススメのウーハー、ツィーターなどございましたら教えてください。
ぜひ、忌憚ないコメントをいただければと思います。よろしくお願いいたします。
いささか情報不足
(
シオーヤ
)
2015-05-05 15:00:42
どうもはじめまして。
コメントありがとうございます。
tx1152のドライバーはDH3で意外と良いユニットと聞いております。それでも恐らくは902の方が若干強いでしょうし、ホーンは確実に511Bの方が強いです。
なので、現状では高域が勝ちすぎるけどハイエンドの伸びがないのでツイーターの導入を検討されているのでしょうが、511B+902に合うツイーターはほぼ皆無かと思います。唯一3000hでしょうか。高価でコンディションの良いものが少ないでしょうからリスキーです。
ですから、ツイーターを導入せずにN500Gを参考に高域を補正して使用することをおススメします。N500GはA7の純正ネットワークです。A7は純正状態で511B+902(802)の高域を補正しています。N500Gの回路図がご入用でしたらブログにアップします。
TX1152の箱は容量が120L程度と少ないので、純正ホーンを外し、開口部を板材で塞いで容量を確保された方が良いと思います。板材はくれぐれもMDFを使わない方が良いです。樹脂っぽい、プラスチッキーな音になります。
その上で、ウーハーを416BかCに交換してみても良いかも知れません。tx1152では箱の容量が不足してしまいますので、将来的に180L程度の箱を用意することになると思います。
A7のオリジナル箱である828が大きすぎるようでしたら、816はどうでしょうか?
セッティングが難しいですし、所謂オーディオ的な低域の量感やローエンドの伸びはありませんが張りとキレと押しは他では得られない魅力です。
この場合のウーハーは515が良いんじゃないでしょうか。
しかし、スピーカーを活かすも殺すもアンプの選定等を含めたセッティング次第のところがあります。
また、好みや優先事項は千差万別ですから難しいですね。
Unknown
(
Unknown
)
2015-10-29 21:30:16
先日はアドバイス頂きまして、ありがとうございました。
結論から申し上げますと、物理的にSPの入れ替えができない状況で、あれからあまり変動がありません。バスレフ部がない状態のままです。
A7箱をいずれ購入の予定です。
ツイーターはA7の用例のあるパイオニアのホーン、HP-100を使っております。仰るとおり設定は難しいものの、とりあえず満足はしております。
808-8A+HP-100
もしくは、ある程度高域の伸びる902-8のどちらかとなりそうです。
ケーブルの方は、そこらのホームセンターで購入の太めのVVFです。115Vで駆動したところ、解像度・質感など圧勝でしたのでWE14GAから入れ替えました。
特に驚いたのは、プリアンプでしょうか。NEUMANNのフェーダーを使用したところ、Xone464がタンスの肥やしになりました。もっとも、Xone464にもいいところはあるのですが…
どんどんオーディオ周りが貧相に小汚くなっている気もしますが、音は素晴らしいので仕方ありません。これからもどんどんやります。
Unknown
(
シオーヤ
)
2015-10-30 23:34:28
A7箱を購入された時は、ぜひコメントお願いします!
3WAYに挑戦されているということで、WE14GAからVVFへの変更は納得するところです。
高域が出るようになると、錫メッキの音が耳につきますよね。ツイーターの位置で大きく音色が変わるので、スピーカーケーブルの線径の選定が難しくなってくるのでしょうか。
NEUMANNのフェーダーというのは所謂パッシブプリでしょうか?
パッシブプリは非常にコストパフォーマンスが高いですね。
オリジナルアッセンブリでスピーカーを組んでいると、その過程ではどうしてもアンバランスな構成の時期ができてしまいますよね。でも、この時代のALTECなどはオーナーを諭すように鳴るのが面白いですね!
805から803Bへ
(
MarkVI
)
2020-03-19 12:03:09
マルチアンプだとアルテックは鳴らしやすいスピーカーだと思います。ただ部屋の広さが16畳以上でリスニングポイントまで4m位の距離が取れることが前提ですが・・・
>300Hzクロス前提とし803又は203or311ホーンに288C以前のドライバーを装着して8kHz迄鳴らす。
これは、偶然にも現在の設定にかなり近いです
オンケン箱に416-8A,に300Hzクロスで803B+288、これを8Kzでスーパーツイーターにつなげています。
8KHzは聴感で決めました。友人宅で300Hzクロスでは38cmのダブルウーファー(励磁)で使っていたので38cm1発だと低音がどうかな?とは思いましたが、オンケン箱とマルチアンプ効果のせいかまずまず違和感なく聴けています。805Bから803Bに変えましたが、クロスがどうのこうのと言うよりホーンの開口面積が増えた分、鳴り方が全然違います。
返信遅れてすみません
(
シオーヤ
)
2020-03-24 20:50:54
年度末とプライベートの忙しさが合わさってブログチェックができていませんでした(;^_^A
803Bとは珍しいホーンで鳴らされていますね!一度聴いてみたいです。
>16畳以上でリスニングポイントまで4m位の距離
そのくらいの広さがあればアルテックをフルレンジの様に鳴らすのは比較的簡単そうですね。55インチの4K倍速液晶と組み合わせれば最高のホームシアターですね!
スーパーツイーターは何を使われているんですか?
300Hzまでカバーするホーンは500Hzまでのホーンとは毛色が違いますよね。より低域が豊かで、結果として中域がクリアになって、音楽全体が澄んでくる印象です。
Unknown
(
MarkVI
)
2020-04-01 13:48:27
スーパーツイーターはとりあえずFosexのT925Aで繋いでします。拘れば色々在りますが・・・
むしろコンデンサーの選択が重要かもしれません
300Hzクロスで使えるホーンは限られます。色々探しました。311も使えるようですが・・・
https://blog.goo.ne.jp/8417chiharu/e/cf36f65de927a789fb75488b966f2821
あと、全体のバランスですね。288ドライバを使うとウーファーはダブルでないと厳しいか・・と当初は思いましたが、オンケン箱なので低域トルクのあるアンプでまずまずカバーできていると思います。
アルテックの攻略ポイントは、ホーンとドライバをどうするか?でしょうか。811Bと802を使っていた時は30畳弱の広さでもサッパリでした。音がキツ過ぎる割に広がりが無く”音楽的”でない。A7の難しさかもしれません。なんかキャンキャン鳴くスピッツみたいで。そこで511Bにしてさらにドライバーを100dB弱の効率のものに変えると、グッとバランスは良くなりました。
805Bに変えるとさらに”音楽的”に鳴るようになりましたが(上のブログ参照)、805Bを”歌わす”には1インチドライバーじゃ足りないんですよね。2インチも試しましたが、まあ世間の風評には色々誤解もあるようです。
リスニングポイントでは、ホーンとウーファーの音を上手くブレンドさせる必要があるので、ある程度の距離が取れる部屋を用意するのが最短距離でしょう。もちろんNear Fieldでのリスニングを否定するものではないですが、”説得力”というかそういうものを求めるとなると、フルレンジでは物足りなさを感じるのは否定できませんよね。
枯れちゃうと、フルレンジが好い となるかもしれませんが。
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いよいよ核心ですね。私が本当に知りたかったことは、「アルテックとは何者か」ということでした
プロケーブルさんでは「ALTECには絶対近づくな」といいますが、現実にALTECを鳴らしている、鳴らそうとしている人は大勢いらっしゃいますし、昔は現にスタジオや映画館で鳴らされていたわけですし、またローゼンクランツの貝崎社長は、本来はALTEC職人です(あの方の場合、数十年ALTECと寝起きを共にしている間に、何か啓示をうけているだろう。と思いたくなりますw)。残念ながらALTECは広島にあるようで、東京にはフルレンジだけがあります。
くだんの和田博巳さんは、NS10Mが普及してからレコーディング業界入りした人なので、銀箱がレコーディングモニターだったことは知らずにWEや銀箱を聞いてのけぞっておられましたが、今でもPREMIER Engineeringというスタジオでは、あえてNS10Mと銀箱を併用してます。(ここのサイトでは、以前は「プロケーブル社にケーブルについて指導した」と書かれていましたが、サイトのリニューアルと共にその部分だけ消されています)
シオーヤさんの文章を読むだけで、ALTECをインストールするには、電気屋さんかつオーディオファイルの両方に精通していなければならない、ということが分かります。
プロケーブル社ではその困難さについてまったく触れず、例のスタジオのサイトでも「今の日本の環境では困難を極める(たぶん電源汚染の関係でしょう)」と言うのみで、今日その一端が明らかにされたように思います
本当にスピーカー相手の攻防戦ですね
余談ですが、プロケーブルさんはALTECから「逃げて」しまったのではないかと思います
というのは、鎌倉試聴室の音はALTECの特徴として言われる「魂を直撃する」要素が全くなかったからです
むしろ一聴はハイエンド風な優等生っぽく聞こえます
オン・ザ・ステージ感はまったくないんですが
私はALTECを聞いたことがありません。しかしALTECの歌う精緻でありながら心を強く揺さぶる世界とはかけ離れているだろうとは思いました
最近は、この世界には「最終回答」なぞなくて、異なる世界観それぞれが空に向かってそびえてるのだろうと思うようになりました
勝手なことばかり言って申し訳ありませんでした
続きをお待ちしております
プロケーブル社が「ALTECには絶対近づくな」という意見を僕は否定することは出来ません。
万人に奨めることができないのは確かだと思います。仰るように電気屋程度の知識があった方がセッティングの幅が広がりますが、その分より深い落とし穴に嵌るリスクも発生します。鬼門コーナーの記述のとおり、高額な機器や線材等に振り回される落とし穴もあり、その二つの落とし穴に嵌り易いのはオーディオファイルだと思います。音楽への欲求が仇となって嵌っていく方を、僕は知っています。
レコーディングスタジオ等では仕事の道具として妥協するべきところを、アマチュア故に技術がないという事もありますが、それよりも妥協できない音楽への思いから挑戦をしてしまうこと、結果として苦悩を生んでしまう。
ですので、ALTECを万人に推奨できないと考えます。
でも、音楽へのアプローチは人それぞれで、僕の懸念など全く見当外れではないのか?っと思うような、理想的な付き合い方を出来ている方もいます。
この辺りのことを次回以降の記事で書けたらと思います。
僕個人の狭い意識が逆に嘘を流布することになってはいけませんので、ALTECユーザー諸氏の突込みなど頂けないかな~・・・っと、他力本願な逃げ腰になっておりますw。
アルテックというスピーカーが「伝説」となってしまった昨今、なぜかオーナーの方がネット上で口を閉ざしてらっしゃることが多いので、私にとってはおそろしく謎めいた、「正体不明のメガネさん(レモンハート)」になっておりました
実は語るのにも覚悟がいるのですね
ただ、今後も他のオーナーさんの発言は、お師匠さん以外はないように思います
貴ブログがアルテックを扱って数年、そういう方が現れていないようですので
貴ブログ以外でアルテックを扱うブログは、2つしか知りません
片方の方は、怪しげなアクセサリーを収集するオカルテイスト的になられましたし、もう片方の方はデジタルイコライザーで周波数特性を補正しながら、管球アンプをチャンネルごとにあてがうという方でした
アルテックには何か住み着いているのでしょうか・・・
というわけで、オーディオ的アプローチと観点からアルテックに取り組まれている方ならば、アルテックの本質をお聞きできるともいまして、あのようなお願いをした次第です
では、続きをお待ちしております
ALTECが一躍脚光を浴びて現代にリバイバル?したのはプロケーブル社の活躍によるものですが、当時のJRX115ユーザーの方々もブログで積極的に発言される方は少数だったと記憶しています。
JRX115を踏まえた上でALTECに挑戦された方とそうでない方がいますし、JRX115を踏まえた上でALTECに挑戦された上で、ALTEC以外に行かれた方もいます。
ALTECは万能ではないんです。
ですが、音楽に対する欲求がALTECの得意な部分に重なると、僕の様に嵌る方と上手くお付き合いされる方に分かれて、前者の中には妖刀のように感じる方も多くいらっしゃるということではないかと想像しています。
604-8Gを入れたCだとAの欠点を大幅に改善してます。生音相手の場合だと特に極端な分解能が必要な場合や40Hz以下、10kHz以上の成分再生と膨大なS/Nが必要な場合を除けば十分なモニター能力を有するスピーカーだと感じました。
但し、両方共にバイアンプ仕様が条件です。
同軸ユニットに拘らなければ828C箱に515B又はCのバスドライバーを装着し、バスレフポート部に511Bホーンと802-8Gドライバーを組み込んだ物の方がモニター能力が高いでしょう。クロスはパワーが要らなければ500、パワーが要れば800Hz辺りって所でしょうね。
ただ、2kHzのピークが僕のように気になる方は耐えられないと思いますから、その部分が問題です。セッティング次第で抑えることが出来るのか?趣向の問題であって抑制不可能なのか?
もしかすると、ALTEC 612に511や811を載せて使用しているユーザーが珍しいことではないのは、このことに関連しているのかもしれませんね。
但し常人離れした能力を要するでしょう。
古いAltecやJBL愛好者の中には色々な人達が居るんですよ。
一人のアルテック・ファンとして、ベテランの方々のセッティングのイロハを是非ともインターネットに残していただけないものかと思っております。
Nong-KhaiさんのHPは僕にとって理想的でした。しかし、積極的に自作してセッティングを行う手法は一般的に敷居が高いと思うので、もっと様々なアプローチの情報が複数あれば、若い世代もALTECやGPAに挑戦しやすくなるのではと感じております。
・・・出てくる出てくる、みんなのあこがれALTEC、ですね
そんなALTECがなぜ衰退し、ヘッドフォンとPCスピーカーだけ作っている会社になったのかなあと思い、歴史を調べてみましたら、やっぱり屈曲点がありました
もし、アルテックランシングがランシングさんに家庭用オーディオスピーカーを自由裁量で作らせるという決断をしていたら
・ランシングさんは、自殺しなかったでしょう
・「ALTECのスピーカーは世界一ぃぃぃぃ!!」になっていたでしょう
・かわりにJBLという会社は生まれなかったでしょう
・ホログラフィックサウンドの技術は、20年早く出現したでしょう
・そのかわりに、サラウンドはどうなったかわかりません
・ボーズ教授は研究者として生涯を終えたと思われます
・シオーヤさんが悪戦苦闘することはなかったと思われます
・プロケーブルは存在せず、社長はPA業者になっていたでしょう
いや、いろんな意味で歴史は間違ったのではないかと・・・
大幅に未来は変わったのではないかと思いますが、意外と変わらなかったのかも?
個人的には過去は変わって欲しくないです。
ALTECとの悪戦苦闘の日々は、僕の音楽人生にとって必要なものだったと感じていますし、その結果として音楽的幸福を感じることが出来ています。
より貪欲に音楽的欲求を満たすべく取り組みたいところですが、仕事が殺人的に忙しく生活が荒んでおりますw。こういう状況では芸術的な取り組みは不可能な性格でして、そのために続編の記事も遅れております。
転職を失敗したようですw。
300Hzクロス前提とし803又は203or311ホーンに288C以前のドライバーを装着して8kHz迄鳴らす。
下は210、211、JBL 4550BK-A又は挑戦者ならば815、817へ604と共に515を装着して低域をダブルウーハーで駆動。
8kHzから上は604G迄のツイーターで補うのが良いでしょう。
更に上が欲しいならば3000Hを10kHzから足して604のツイーターを5kHzってのが良いでしょうね。
一つ問題だと感じるのは、515と604のウーハー部は必ずしも同じものではないという点です。勿体無いですが、515を使わずに604を使うべきだと思います。
個人的には、森本氏の組み合わせは僕のシステムのバランスに近いと感じます。
604の点音源を活かして、中域を強化した組み合わせなんでしょうね。中域が前に出るバランスになるわけですが、低域を欲張らずに中域のためにウーハー部のレスポンスを引き出す方向でセッティングすればアルテックらしく鳴るのではないか?
っと、個人的に感じました。
インターナショナルと銘打ったイベントなのに、お客の入りは寂しかったです
有明ビッグサイトで開催される某即売会とは全く比較になりません
しかもなんか初老~お爺さんばかりでした
出展者の方は賑々しかったです
海外組は正規代理店が出展してました
全部見ましたが、半分は「まあこんなものか」と言うところでした。もっともこの手のものはセッティングで化けるので、単純にそれで判断はしません
国産でボロクソ言われるTADですが、私はスケール感が大きくて、下が伸びていいなと思いました。買えませんが(ここのブースが一番人気でした)
LINNのExaktは、値段が吹っ飛んでいる割に完全に「あのなー」状態でしたが、これも分かりません。マジコのSは、何かいいような気がしました。どうも私は某有名ブロガーさんとスピーカーの好みが正反対のようです
今回の一番の収穫は、前から興味津々だったYGアコースティックが来たことです。開発者のヨアブさんも来ました
超々ジュラルミン製の直線的なスピーカーは、ものすごい情報量と広い音場を持っていました
太鼓の音なら、皮がしなっているような音まで聞こえてきます。無駄に響かず、ストイックな音でした
上流は全部クレルでした
プロケーブル社長もクレルがどうこう言うのだったら、これを聞いてからにして欲しいと真面目に思いました
・・・もっともこれも、家が一軒建ってしまうお値段ですが・・・
最後にソナスの総代理店のノアさんの部屋に行きました
今のパオロソナスはセルブリン派からもはやスピーカーではないと言われていますので、どんな酷いものなんだと期待して行ったんですが、なんだよ、結構まともじゃん。と思ってお立ち台を見ると・・・
・・・そこにはこのインフレショウでは明らかに場違いな奴がいました
「なに世界相手に戦ってるんだよ・・・」
ウチの子でした・・・(VENERE3.0)
いやー、上流がしっかりしてると実は出来る子だったんですね。たぶん誰も私が買えるくらいのものなんて思ってないようでした。実際は何につないでもいいサラウンドスピーカーですけど
その後新製品も聞きました。確かにセルブリンファンはこういうの嫌がるでしょうね。ドライな音です。ラックスマンでエリプサ聞きましたけど私もこっちの方がいいなと思いました。買えませんが(笑)
関係ない雑談失礼しました
都心は催し物も盛大で羨ましいです。
TADは知り合いの間では高評価なのですが、一般的には低い評価なんですね。
僕はエクスクルーシヴを店頭で聴いたことがあるくらいで現行のTADは全く聴いたことがないので何とも言えません。
LINNやクレルなどの超高級オーディオには何とも言えませんねw。
米山さんのソナスも価格以上に上記の機器と差があるわけではないことを知る機会に偶然出会ったとは痛快でしたね!
Altec#816A-Systemは快調ですか?
我家では試験で導入したデジアンが予想外の健闘を観せてるので考えを新たにせねばならないと痛感した年の瀬です。
来年は新たな考えでパワーアンプ回路を含めて考え直す1年だと思ってます。
多分A級回路の検討が活きる年なのかも知れません。
816systemは現在冬眠中です。
っと言うのも、PCが完全に壊れて音が出ない状況です。自作PCの制作も仕事の忙しさから手が付かず、ヘッドホンとIPodで音楽を聴く毎日です。
デジアンに関するツイートは非常に興味深かったです。
A級アンプの設計製作のツイートも楽しみにしております。
現在511b+902-8bを使用しております。
A7オリジナル箱は物理的に大きすぎるため、
低域にはtx1152のウーハー部を使用、高域にホーンツィーター(未定)を入れた3way構成を検討しているのですが、
筋の悪い構成でしょうか?また、もしオススメのウーハー、ツィーターなどございましたら教えてください。
ぜひ、忌憚ないコメントをいただければと思います。よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
tx1152のドライバーはDH3で意外と良いユニットと聞いております。それでも恐らくは902の方が若干強いでしょうし、ホーンは確実に511Bの方が強いです。
なので、現状では高域が勝ちすぎるけどハイエンドの伸びがないのでツイーターの導入を検討されているのでしょうが、511B+902に合うツイーターはほぼ皆無かと思います。唯一3000hでしょうか。高価でコンディションの良いものが少ないでしょうからリスキーです。
ですから、ツイーターを導入せずにN500Gを参考に高域を補正して使用することをおススメします。N500GはA7の純正ネットワークです。A7は純正状態で511B+902(802)の高域を補正しています。N500Gの回路図がご入用でしたらブログにアップします。
TX1152の箱は容量が120L程度と少ないので、純正ホーンを外し、開口部を板材で塞いで容量を確保された方が良いと思います。板材はくれぐれもMDFを使わない方が良いです。樹脂っぽい、プラスチッキーな音になります。
その上で、ウーハーを416BかCに交換してみても良いかも知れません。tx1152では箱の容量が不足してしまいますので、将来的に180L程度の箱を用意することになると思います。
A7のオリジナル箱である828が大きすぎるようでしたら、816はどうでしょうか?
セッティングが難しいですし、所謂オーディオ的な低域の量感やローエンドの伸びはありませんが張りとキレと押しは他では得られない魅力です。
この場合のウーハーは515が良いんじゃないでしょうか。
しかし、スピーカーを活かすも殺すもアンプの選定等を含めたセッティング次第のところがあります。
また、好みや優先事項は千差万別ですから難しいですね。
結論から申し上げますと、物理的にSPの入れ替えができない状況で、あれからあまり変動がありません。バスレフ部がない状態のままです。
A7箱をいずれ購入の予定です。
ツイーターはA7の用例のあるパイオニアのホーン、HP-100を使っております。仰るとおり設定は難しいものの、とりあえず満足はしております。
808-8A+HP-100
もしくは、ある程度高域の伸びる902-8のどちらかとなりそうです。
ケーブルの方は、そこらのホームセンターで購入の太めのVVFです。115Vで駆動したところ、解像度・質感など圧勝でしたのでWE14GAから入れ替えました。
特に驚いたのは、プリアンプでしょうか。NEUMANNのフェーダーを使用したところ、Xone464がタンスの肥やしになりました。もっとも、Xone464にもいいところはあるのですが…
どんどんオーディオ周りが貧相に小汚くなっている気もしますが、音は素晴らしいので仕方ありません。これからもどんどんやります。
3WAYに挑戦されているということで、WE14GAからVVFへの変更は納得するところです。
高域が出るようになると、錫メッキの音が耳につきますよね。ツイーターの位置で大きく音色が変わるので、スピーカーケーブルの線径の選定が難しくなってくるのでしょうか。
NEUMANNのフェーダーというのは所謂パッシブプリでしょうか?
パッシブプリは非常にコストパフォーマンスが高いですね。
オリジナルアッセンブリでスピーカーを組んでいると、その過程ではどうしてもアンバランスな構成の時期ができてしまいますよね。でも、この時代のALTECなどはオーナーを諭すように鳴るのが面白いですね!
>300Hzクロス前提とし803又は203or311ホーンに288C以前のドライバーを装着して8kHz迄鳴らす。
これは、偶然にも現在の設定にかなり近いです
オンケン箱に416-8A,に300Hzクロスで803B+288、これを8Kzでスーパーツイーターにつなげています。
8KHzは聴感で決めました。友人宅で300Hzクロスでは38cmのダブルウーファー(励磁)で使っていたので38cm1発だと低音がどうかな?とは思いましたが、オンケン箱とマルチアンプ効果のせいかまずまず違和感なく聴けています。805Bから803Bに変えましたが、クロスがどうのこうのと言うよりホーンの開口面積が増えた分、鳴り方が全然違います。
803Bとは珍しいホーンで鳴らされていますね!一度聴いてみたいです。
>16畳以上でリスニングポイントまで4m位の距離
そのくらいの広さがあればアルテックをフルレンジの様に鳴らすのは比較的簡単そうですね。55インチの4K倍速液晶と組み合わせれば最高のホームシアターですね!
スーパーツイーターは何を使われているんですか?
300Hzまでカバーするホーンは500Hzまでのホーンとは毛色が違いますよね。より低域が豊かで、結果として中域がクリアになって、音楽全体が澄んでくる印象です。
むしろコンデンサーの選択が重要かもしれません
300Hzクロスで使えるホーンは限られます。色々探しました。311も使えるようですが・・・
https://blog.goo.ne.jp/8417chiharu/e/cf36f65de927a789fb75488b966f2821
あと、全体のバランスですね。288ドライバを使うとウーファーはダブルでないと厳しいか・・と当初は思いましたが、オンケン箱なので低域トルクのあるアンプでまずまずカバーできていると思います。
アルテックの攻略ポイントは、ホーンとドライバをどうするか?でしょうか。811Bと802を使っていた時は30畳弱の広さでもサッパリでした。音がキツ過ぎる割に広がりが無く”音楽的”でない。A7の難しさかもしれません。なんかキャンキャン鳴くスピッツみたいで。そこで511Bにしてさらにドライバーを100dB弱の効率のものに変えると、グッとバランスは良くなりました。
805Bに変えるとさらに”音楽的”に鳴るようになりましたが(上のブログ参照)、805Bを”歌わす”には1インチドライバーじゃ足りないんですよね。2インチも試しましたが、まあ世間の風評には色々誤解もあるようです。
リスニングポイントでは、ホーンとウーファーの音を上手くブレンドさせる必要があるので、ある程度の距離が取れる部屋を用意するのが最短距離でしょう。もちろんNear Fieldでのリスニングを否定するものではないですが、”説得力”というかそういうものを求めるとなると、フルレンジでは物足りなさを感じるのは否定できませんよね。
枯れちゃうと、フルレンジが好い となるかもしれませんが。