動画配信サービスを行う場合は、ウェブサイトのシステム構築をするためにエンジニアが必要となります。きちんとした設計ができるエンジニアがいなければまともなウェブサイトが作れずに、動画配信をスタートできないでしょう。
まず、有料でサービスを行うのなら、会員登録をするための仕組みや決済方法をウェブサイトに組み込まなければいけません。そちらで会員から得た情報は守るべきものなので、セキュリティを考えたシステムにすることが大切です。多少の不具合はあとから直せばよいと考えるかもしれませんが、セキュリティの問題はあとから直すのでは遅いため最初から完璧に構築する必要があります。
また、視聴者が望んでいるコンテンツにアクセスしやすいデザインを考える必要もあります。アニメやスポーツなど、いろいろな種類のコンテンツを配信するのなら、すぐにアクセスできるようにするべきでしょう。作ればよいというものではなく、使いやすさも考えなければいけないので、エンジニアとしての腕の見せ所だといえます。
なお、動画を視聴してもらうための、動画プレイヤーのシステム構築も行う必要があります。視聴者はパソコンやスマホ、そしてタブレットなどから見るので、それぞれで完璧に再生できるようにしなければいけません。もちろん、こちらも再生できればよいというわけではなく、使い勝手がとても大切になります。一時停止や巻き戻し次の動画への移動など、動画プレイヤーを使いやすくする方法はいくつもあるのできちんと考えたうえでシステムを構築しましょう。