ネガティブと他責思考が与える影響

入社当初はとても働きやすくて環境の良かった職場でも、後々環境が悪化していくこともあります。職場にネガティブ思考の人や他責思考の人がいる場合は要注意です。ネガティブ思考は周囲に良くない影響を与えやすく、沈んだ空気がどんどん蔓延していきます。他責思考は常に自分以外の周りの人や環境が悪いと決めつけて責める思考のため、職場環境そのものがギスギスし始めることもあるのです。

長年積み上げられた性格や考え方を改めることは、容易ではありません。このような問題点を上司に相談しても改善が望めないようなら、いつまでもそこにいて神経をすり減らす必要はなく、転職を考えるのも賢明でしょう。

経験を無駄にしない

就職活動に関するあるあるとして、就職した企業の仕事が思いの外大変で、辞めたくなることがあります。いくら企業研究を入念にしたとしても、実際に就職してみなければわからないことも多いので、入ってから後悔をしてしまうこともよく出てきます。

大変な仕事を無理に続けると体調を壊す危険性もありますし、精神的に参ってしまい、うつ病などになる可能性も高まります。ですので、仕事が辛い、きつい、やめたいと感じたら無理をせずに転職出来ないか検討してみましょう。全く同じ業界でも企業によっては仕事が楽な所もあります。たまたまブラック企業へ就職してしまったということもあるため、余りに大変なら同業他社へ転職してしまうのが良い方法です。

例えば、世間からは良いイメージが少ない介護業界も今は少しずつ変わってきています。一般的に「給料が少ない」「仕事が忙しく残業がある」などの悪い印象の多い介護業界ですが、現在では働き方を見直す職場も多くなってきています。また、資格取得や勤務形態などによって働きやすく、やりがいを感じられるようにすることも可能なのです。せっかく介護職で積み重ねた経験を無駄にしてしまうのも勿体ないので、待遇の良い職場を探すのが懸命といえるでしょう。

また、先ほど述べた介護業界のように決して良くない印象の業界でも現在は働きやすい環境づくりに尽力しているところも多くあります。働き方改革なども相まってその動きは進んできているので転職したいと思ったら、その現状を知ることが大切です。変わりつつある業界について詳しく書いているサイト（http://kituigyokai-henka.com）を見つけたので、読んでおくといいかもしれません。