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Unknown (claudiacardinale)
2007-01-14 01:57:40
なつかしい映画ですね。学生の頃原書を読んだ後に映画をみました。ちょうどトリュフォーにはまっていた頃です。観た当時はあまりピンときませんでしたが「終わり近くの、1人が一冊を覚えている「本の人々」のシーン、秘匿本が焼かれる時、次々と世界の古典的名作のタイトルが現れるシーン」は今でもよく覚えてます。映像の中になにか強烈に発するメッセージがあったのでしょうね。
 
 
 
懐かしいシネマクラブ (稲みのる)
2007-01-14 11:48:49
もしかしたら赤い表紙のシネマクラブですか?
洋画編ですね。緑の表紙は邦画編かな。この本に、自らダビングした作品に印を付けてビデオを管理していましたが、あいにく、この映画には印がない。ビデオを持っていない訳です。昔、映画館かTVで見た覚えがありますが、奇想天外な内容にちょっと呆れてしまった記憶があります。
本離れの昨今ですが、当然の帰結でしょうね。Biancaさんがおっしゃるように、体制が情報を支配し、受け手が無批判では本なんか無用という議論になります。
電子化も無用論の一翼を担っているのですが、時代の趨勢です。電子化万歳派としてその便利さを甘受し、享受しておりますが、ちょっと待てよという姿勢、醒めた視点は必要かと思っております。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2007-01-14 19:49:42
CCサン、こんばんわ。
コメント有難うございます。
そういえば、前に「突然炎の如く」の話をしましたよね。
本を先に読まれたのですか。今予約しているので、
借りて再読しようと思います。
トリュフォーは「あこがれ」意外は全部見たような気がします。
「大人は判ってくれない」で一目ぼれしてしまったのでしょうね。J.P.レオとごっちゃにしてひいきしていましたが、レオが年取って脱落してからも、トリュフォーの若々しさは色あせず、最後まで(「緑の部屋」はちょっと変だとおもったけど)見ました。サルトルの晩年、見捨てなかったと聞いてはなおさら。ホウシャオシエンも不良上がりですが、そういうところに魅力を感じたのかも・・・ただのミーハーですね。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2007-01-14 20:05:40
稲みのる様
コメント有難うございます。
そうそう、赤い表紙の洋画篇2007年最新版(5年ぶりに買い換えたところ)からの引用です。
大抵、「あきれ返る」ようですね。ネット上で見ても。私のような絶賛派は少数派?
ここは、想像力を必要とするところでしょう。
焚書シ-ンはナチスのそれを思い出させます。
紅白歌合戦での視聴者参加方式とか
「ためしてガッテン」の強制的にある結果に賛同させるやり口とか、この映画のTVシーンと呼応してます。
全体主義傾向は強まっているんじゃないのかな。
 
 
 
Unknown (margot2005)
2007-01-14 20:37:08
こんばんは!
トリュフォーは自慢じゃないですがかなり観てますが...これは未見でございます。フランソワーズ・ドルレアックの「柔らかい肌」やジャンヌ・モローの「突然炎のごとく」は傑作でしょうかしら?
「大人は~」シリーズも殆ど観ましたわ。そういや本読みのシーン登場しますわね。
この作品是非観たいですわ。BSで放映してくれないかな??
 
 
 
トリュフォーのSFですね。 (J.T.)
2007-01-14 23:51:19
テレビかなにかでみた記憶はあるのですが、その時はトリュフォーの作品という意識はしてなかったし、記憶もあいまいです。
調べたら、原作のブラッドベリは1953年に作品を書いていて、当時の赤の脅威をイメージしてこの作品を作ったらしいですけど、「宇宙戦争」も「遊星よりの物体X」も、この時代それを意識して出来た作品なんでしょうね。でも、大分時代が下ってトリュフォーが映画化したきっかけはなんだったのか気になります。
それにしても、本と言うのは、とっても機能的ですよね。所詮人間はアナログですから、ページをめくったり、ページを端折ったり、どんな姿勢でも読めたり、直感的に扱えるのが一番心地いい訳で、本棚の背表紙を見ると脳の記憶のスイッチも入ったりします。
…ネットの時代になっても本は廃れないような気がしますよ。
 
 
 
持っております(^^) (マダムS)
2007-01-15 08:20:50
赤い表紙のぴあのシネマクラブ! 便利ですよね♪
自分がいかに何も観ていないかとあせりますけれども・・。
お察しのとおり、マイケル・ムーアの『華氏911』はこの作品のタイトルをもじったもの、とパンフに書いてありました。その時レンタルを探しましたが近所では見つかりませんで残念に思っていたんです。
作られた当時は斬新なアイデア満載だったのですね?ああ・・観たいです。昔作られた”近未来SF”が予測した恐ろしいもの?が、数十年後の今、正にその通りになっていたりなんてありますものね。「ソイレント・グリーン」で描かれた人肉サプリメントなんてごめんですが・・。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2007-01-15 08:53:21
margot2005さま
昨夜はなかなかつながらず、お返事が遅れてしまい、どうもスミマセン。
「大人は~」シリーズとは?気になって調べました。
「アントワーヌ・ドワネル少年を主人公として作ったトリュフォーの自伝的なシリーズ」

①大人は判ってくれない1959
②二十歳の恋     1962
③夜霧の恋人たち   1968
④家庭        1970
⑤逃げ去る恋     1979

この二人は12歳違いの申年、自分の往時にソックリというので採用したようです。TFTが27歳、JPLが15歳の出会いで、20年間続いたわけ・・・・
なんといっても①と②が最高でしたね。
「柔らかい肌」は「伝統的フランス映画の美学を見事に画面に定着させた秀作」と讃えられております。私には少し「大人」すぎましたが。「突然炎の」は(昨年5月「僕をおくる」の時、CCさんのところで、さんざんしゃべりったんですよ)傑作じゃないでしょうか。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2007-01-15 09:15:46
J.T.さま、お早うございます。
昨夜は少し風邪気味でもあり、PCも不調で、早寝してしまい、お返事が遅れまして・・
ブラッドベリーはソ連や東欧の全体主義を念頭においていたんでしょうが、時代の主流は活字から映像へと移りつつあり、若者が本を読まなくなる風潮は、フランスでも現れてきていたのかも知れません。
本が読めないという事態は、トリュフォーには少年時代からの、親や教師からこうむった抑圧をフラッシュバックさせるものだったのかも。時代の流れを敏感に感じた彼の、撮らずにはいられぬ映画だったのじゃないかと思います。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2007-01-15 09:35:17
マダム
「ぴあシネマクラブ」で見てない映画が多いと「あせる」のは、映画検定で2級をねらっている貴女ならではですねぇ(にっこり)。私は、これ以上記載事項が増えたら、どうするんだろうと、編集や製本担当者が心配になるんですが。
「ソイレントグリーン」あの、ヒッチコックばりの未来SF,傑作でしたね。それにしても「TOMORROW WORLD」
といい、未来を暗く想像するSFが多いですね?「1984」というオーウェル原作の映画では、ジョン・ハートが可哀相な目にあっていましたが、実際の1984年とつき合わせて見たら面白いかも・・・
 
 
 
懐かしいです (ラクサナ)
2007-01-18 00:53:43
久しぶりにお邪魔します♪
トリフォーの他の作品は観ずとも、SF好きですのでブラッド・ベリ原作のこの作品は観ております。
そういえば他に未来世紀ブラジルなんかも思想を統制された社会で個人の自由の抑圧を描いた作品でしたね。

華氏451は、劇場では観ていないんですが・・・
内容もさることながら、愛すべき魅力的な作品でした。おもちゃのような消防車、鉛の兵隊のような消防士、書物への愛情をいっぱいに感じる美しいラストシーンは忘れられません。
そういえばメル・ギブソンが主演でリメイクするとかいう噂もあった気がしますが・・・
マイケル・ムーアに一本取られてしまったかな?(笑)
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-01-18 20:15:39
ラクサナ様、こんにちわ。
SF好きの貴女と、トリュフォー好きのmargotさんと、ちょうど逆なお二人がいらしたのは、これこそブログの醍醐味とでもいうのでしょうか。
そうそう、思い出しますね~・・サラマンダー印の消防車や素敵な(私はナチスみたいだと感じたのですが)制服の消防士・・世のSFファンにはここいらが幼稚で迫力不足だと、不評を買ったのではと想像するのですが。現実におきる事件が苛酷になるにつれ、より刺激が強くないと感じなくなっているのかも知れませんね。「未来世紀ブラジル」梗概を読むとなんだか、似ていますね、未見ですが。マイケル・ムーアの「華氏911」も未見(彼の体型が気に入らず?)ですが、はたして元の作品とどの程度関係あるのかな?
 
 
 
コメント&TBありがとうございます (かよちーの)
2007-08-15 22:41:06
Biancaさん、こんばんは。
いきなりですが、
#考えない人々が大半をしめる社会が作られようとしている
ベンチャー企業で働いているのですが、ひしひしと感じます。
考えない人間は淘汰されていきますけど、あまりにも多い気がします。

というか、わたくし、そこまで考えて観ていませんでしたー。
再度見る時の参考になりました、ありがとうございます♪
 
 
 
Unknown (Bianca)
2007-08-15 23:51:10
かよちーのさん、こんばんわ。

そんな風に言って頂いて嬉しいです。
かよちーのさんこそ、世評や他人の思惑にとらわわれずに自由に書いていらっしゃるのがいいですね。

ベンチャー企業とはホリエモンとか村上ファンドとかでしょうか?私はその方面にも、どの方面にも、世間の出来事に疎いんですよ・・・フフフ
 
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