コメント
 
 
 
オゾン監督に拍手 (JT)
2009-09-08 21:31:56
この映画を3年前に見たときはまったく予想もしてなかったのですが、最近、愛する人をおくったばかりです。自分も逝くときはそうありたいと思うほど厳かな最後でした。しかし、その厳かさは煩悩を断ちきれたというような悟りの境地ではなく、最後まで煩悩の中にいられたからでは?と思いをめぐらしているしだいです。
Biancaさんがご都合主義とおっしゃるように、こんなにうまくは行くとは思えないし、この映画はゲイのロマンを通してオゾンの考える理想の最後のあり方を表現したのでしょうけど、リアリティが感じられなかったというのが私の正直な感想なんですよ。
それでも、このテーマにチャレンジしてくれたオゾン監督には拍手です!
 
 
 
Unknown (Bianca)
2009-09-09 21:03:21
その人が恋人であれ、別の関係の方であれJTさんが「愛する人」を持ち得たこと、さらに歳月による見たくも無い変化を見ずに済んだことは、こう言っては何ですが、幸福ではと思います。
オゾン監督はやはり偉大な才能の持主ですね。
所詮人間は煩悩によって生まれ、生きていくもので、「悟りたい」というのも煩悩の一種だと思います。
ゲイの人が悟リ安いのは、否応なくそういう状況にあるからではないでしょうか。また、年齢を重ねると自然に欲望が減って(食欲も性欲も、出世欲も)若いときほど苦労せずに悟りに近づけるような気がします。
 
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