ちょっと古いイタリア車

アルファロメオ164QVの思い出・・・
そしてアルファロメオ75との新たな生活

164、ボンネットフードのヒンジが折れた

2005年02月01日 | 
2000年5月、マイナートラブルは続きます。

知り合いと待ち合わせをしていました。
164で出かけるために。
すこし、早く着きすぎましたのでオイルの量でも確認しておきましょう。
グワン!
「な・に・・・・?」
そこには、いつもと違う光景がありました。
ボンネットが、ななめを向いてます。

アルファロメオ164、ボンネットフードのヒンジが折れた・・・・・。
さて、ヒンジが折れるとどうなるのでしょうか。
アルファロメオ164は、高級車です。たぶん・・・。
ヒンジだけではなく、ダンパー左右1本づつとりつけられ手をそえるだけでボンネットが持ち上がります。
片側のヒンジを失ったボンネットは、ダンパーをささえにもちあがる。
ヒンジが折れてしまった運転席側だけがおおきくもちあがり、ダンパーはのびきった。

どうするんだ、これ。
待ち合わせしてる奴も不振に思い、車に乗って出かけないよな・・・。
なんとか、彼がくるまでに、元に戻さなくては。
ボンネットの先端のロックをかけてしまえば、ボンネットはあかないはずだ。
力でねじふせろ!
うおー!

書くと簡単なのですが、のびきったダンパーを大きなボンネットをかかえながら縮める作業は想像を絶します。
1回ためしてほしいです。そんな機会はないでしょうが・・・。

なんとかボンネットが、もとの位置におさまった。
ボンネット開閉レバーをひけば、ふたたび地獄がおとづれます。
とりあえず、LUSSOへ電話して修理の準備をしてもらいましょう。
「ナガYさん。ボンネットのヒンジが折れた。」
「どうする?」
「はめ込んだ。週末もってくから直して!」
「いいよ。」
ナガYさん、もうすこし驚いて・・・。
こうのように、高級車のボンネットダンパーは、ときに苦しみをオーナーにあたえるものでした・・・。普通はあたえないか・・・。


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