不妊治療Diary

不妊治療のことを徒然と。

Kレディースクリニック 通院1回目

2013年10月10日 | 日記
2012年10月30日
人生で忘れられないハロウィン。

街中がブラックとオレンジ色でデコレートされて、
なんだか何かハロウィンぽいことしないといけない気分になるけど、何していいかわからない、そんな季節。

友人が妊活を始めたのにつられて、
2ヶ月前ほどから基礎体温をつけていました。
不規則な生活を送っていたので、基礎体温自体はキレイなグラフではなく、あまり参考になるものではありませんでした。

ただ、そこまで子どもが欲しいわけでもなかったので、お気楽に日々を過ごしていました。
でも、もうすぐ34歳になる。
35歳で初産だと高齢出産になるため、一度検査でも行ってみるかなと不妊治療についてググってみました。

不妊治療の病院は多々あれど、近所の病院は予約制だったりして、すぐ行くのは難しかったです。
思い立ったらすぐ行きたいと思ったので、予約のない(予約のできない)某有名クリニックに行くこととしました。

新宿にあるKレディースクリニックです。
とにかく評判がよく、実際都内ではトップクラスの不妊治療クリニックだと思います。

まぁ、予約がないだけあって、とにかく待ちます。待ちまくります。


初診は、小手調べくらいのつもりだったので、不妊治療とは何たるかというのもまったくわからないまま、
着の身着のままといった体で、ワタシ一人でふらっと行ってきました。

血液検査など基本的な検査をして、いざ問診。

診断結果は、「多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群」。
ドクターからのひとことがキツかった。

「あー、これだと自然妊娠はできないね~」
「ビデオ学習で多嚢胞性卵巣症候群について勉強しておいてください。」

ということで、治療方針の説明を簡単に受け、
先生の話もきちんと咀嚼する時間も余裕もなく、問診終了。
(その後、薬の処方とビデオ学習がありました。)


とにかく、頭の中が「ゴーンゴーン」と言っている感じ。
「自然妊娠できないね~」のフレーズが頭の中を駆け巡る。

多嚢胞性卵巣症候群自体は、排卵がしづらくなっている可能性のある症状で、
排卵がなければ当然妊娠は難しいという理論なのだろう。
理解はできても納得ができない。

問診時点ではその何たるかも理解していなかったのに、
自然妊娠は無理とつきつけられた事実。

多嚢胞性卵巣症候群は、BMI値が高めの人、暴飲暴食気味の人に起こることが多いという。
確かにワタシもぽっちゃりですね(^^;

うーん、つまり、それってワタシ自身のせい?

・・・そして自己嫌悪。

今日のドクターは悪くないのに、突き放されたような言い方にまたダメージを受け、とにかく止まらない涙。

そしてそして、それを帰宅したこんさん(ダンナ)に説明しないといけないつらさ。
これが一番つらかったかな。
「ワタシは女性としてポンコツかも」と伝えないといけないから。


結果としては、こんさんは、とても温かく受け止めてくれました。
そもそもそういう人なんだけど。
「理解はした。あとはできることをやっていけばいいし、
将来、二人きりだったときに、後悔しないように、今、やれることはがんばろう。」

ワタシを受け止めてくれてありがとう。


その日から、フタリの不妊治療は始まりました。


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