現在現場では根固めブロックの設置施工をしています。
根固めブロックと言ったり消波ブロックと言ったりしますが
用途が流速による浸食防止か波による浸食防止かだったりするだけで同じです。
有名なところではテトラポットと言うと想像がつくと思いますが
実はテトラポットとは根固め消波ブロックの数ある種類の中のひとつの商品名なのです。
今回当現場で使用するのはリーフロックⅠ型2.0t型です。
(NETIS登録:HK-120020-A) (ARIC登録:256)
白川と大井手川の合流点である九品寺樋門箇所に
低水護岸施工時にはずしたブロックを設置しました。
大抵同じような水の吐き出し口には浸食防止が施されているはずです。
土で被覆するので見えなくはなりますが
見えなくなってもコイツ(ブロック)の役割は重要なのです。(笑)
やっと実行することができた。
ずーっと気になっていました。
川周辺のゴミの散らかりように!
この現場で作業している皆でゴミを拾いました。
個人的にちょっと拾った位では追いつかない
くらいのレベルのゴミ!
~ ゴミの多かった種類ランキング ~
第1位 タバコ
第2位 空き缶
第3位 ペットボトル
第4位 食品の包装・容器
第5位 レジ袋
まぁ大方、予想通りですかね。
いろんな現場でゴミ拾いをしてきましたが
やはりタバコが一番多いです。
タバコは水に濡れるとバラバラになり有害なニコチンが地面に溶け出します。
そしてフィルターは、なかなか自然分解されず残ったままの状態になります。
フィルターは小さいので動物や魚などが飲み込んだりする事もあり
時にはそれが原因で死に至る事もあります。
環境汚染だけではなく直接的な火事の原因にもなりかねません。
ただ、何よりたちの悪いのはポイ捨てをする人ほとんどが
上記に書いた事は知っていながら捨てている事です。
自分達は今、川の整備をし川作りの仕事をしています。
でも構造物ができたからといって川が完成したとは思いません。
人間の生活と自然は絶対に切り離せないもの構造物ができてからも
少しずつ生き物が住み着いたり時間をかけて
「構造物」と「自然」と「人の生活」とが、ひとつになって川が完成すると自分は思います。
人が環境汚染すれば生き物も住まなくなるし誰も川に近づかなくなり
川はいつまで経っても完成しません。
ポイ捨てする。 → 人が近づかなくなる。 → ますますポイ捨てする。
ポイ捨てしない。 → 人が集う。 → ポイ捨てできなくなる。
早く後者の良いサイクルにしていきましょう。
この現場にいる間あと何度か周辺のゴミ拾いできたらいいなと思ってます。
明午橋上流~銀座橋下流の間、
約1.5kmの白川の石積みや立曳きした楠木をライトアップします。
期間は今日から2~4週間程度
時間は19:00~22:00まで
白川工事に係わっている下記の7業者9現場の協賛で行いました。
㈱杉本建設
㈱岩永組
佐藤企業㈱
㈲城南造園
㈱雲仙建設
㈲八十建設
大政建設㈱
目的は白川が整備され石積みや木々の綺麗な景観が
出来上がってきているのでライトアップすることで
工事や白川に興味をもって見てくれる人が増えればいいと思い
実施に至りました。
また最近では建設業の若者離れが深刻になってきました。
近年の建設業の技術は凄く誇れるべき仕事なのに
なかなか世の中に伝えきれず「3K」のイメージが払拭されず
魅力がないと思っている若者が多数います。
個々では叶わないけど建設業同士協力することによって
建設業の魅力や技術のすばらしさをアピールし
盛り上げていければと思いました。
ですが昨年の7月には九州北部豪雨の水害もあり
ライトアップすることで不快・不謹慎と思われるのではないか?
自粛するべきではないか懸念しました。
しかし昨年の恐ろしい水害も白川であり
それだけでない、石積みや木々の綺麗な景観があるのも白川です。
興味をもってもらうことで水害の事もまた風化することのない
想いとなって行くと自分は思います。
賛否両論あることでしょうが
自分はそう思い行動し形にできた事は良かったと思います。
現場から徒歩5分
九品寺1丁目
前回紹介した「生そば 川しま」
のすぐ近く。
外観はスタイリッシュな感じですが
お店の中に入ると、また違った落ち着いた雰囲気
魅力的なメニューが揃ってます。
とくに「刺身三種盛合わせ定食」(580円)はかなりの
お値打ちだと思いました。
しかーし今回は自分の大好物である「ウニ」の文字にそそられ
「生ウニ海鮮丼定食」(980円)を注文しました。
どうでしょう。
「地魚屋の生ウニ海鮮丼定食」
この名前と画像だけで旨さが伝わるはずです。
今回下手な食レポは野暮でしょう。
イヤイヤ決して手抜きではありませんよ。(笑)
完食時間だけ報告します。
「約5分です」犬並(笑)
とてもおいしかったです。
魚大好きなので
「地魚屋」のメニューいつの日かコンプリートしたいです。
現在現場では川の締切盛土の施工をしてます。
施工する場所の水を止め掘削したり石積みをするためです。
一見するとダンプで持ってきた盛土材で、ただ川を埋めるだけで
楽そうな仕事と思われるかもしれませんが色々と苦労したり
工夫したりしていますので
今日はその施工状況の紹介をしたいと思います。
まず大型土のうを川側にならべて
山ずり(盛土材)の搬入。
ダンプトラックには、この工事の仕事をしていると解るように
運転席の前に工事名と会社名
運転席の横には雲仙建設の三角旗をつけています。
ダンプが出入りする場所は2箇所
明午橋の所と白川小学校前
それぞれに誘導員を配置して安全に出入りしています。
白川小学校前入口。
明午橋入口。
ダンプが出るときの合図として出口にパトランプを設置してます。
現場の中で汚れたダンプをそのまま外にださないように
スパッツの上にダンプを載せて泥を落します。
さらに落ちきれない泥は直接ウォタージェットで洗います。
入口の所ではまた汚れないように鉄板と覆工板を敷いて
タイヤの汚れ防止と、頻繁にダンプが通る事に対する道の養生をしています。
それでもやはり雨あがり等には路面を汚す事があるので
散水車にて清掃します。
それと施工箇所の上空には大甲橋・安巳橋・電線があるので
バックホウやダンプが接触しないように養生してます。
電線の保護。
高さ制限の設置。
ダンプで材料を搬入し盛土するだけでも色々と工夫して施工しています。
御迷惑おかけしていますが今後とも気をつけて
施工していきますので御協力よろしくお願い致します。