3月25日、『毎日杯争奪豊築将棋名人戦』に行ってきました。この大会は、毎年年度末に開催されており、今回で39回目となる伝統のある大会です。
Harukiは今年もS級、Nanaは1ランクアップしてB級に挑戦です。この大会は、どのクラスもスイス式で25分切れ負けというルールで行われ、HarukiのS級は4回戦、NanaのB級は5回戦で優勝を争います。
Nanaは先週の『山口県王将戦』では不甲斐ない対局をしてしまったので、この大会では良い内容の将棋を指したいところです。
Nanaの第1戦は小倉将棋センターのH二段との対局となりました。日頃から優しく接してくださるギャグセンス抜群のHさんが相手ですが、格上に臆することなく思い切りぶつかってほしいと思っていました。
この対局は相矢倉になりましたが、終盤、Nanaの玉が相手陣に向かってスルスルと逃げ込む展開になり、あわやと思わせる場面もありましたが、最後にはキッチリと仕留められてしまいました。
その後は、自玉の詰みを見逃して逆転負けを喫したりと課題が残る対局もありましたが、通算成績を2勝3敗としまずまずの結果を残しました。
今年は審判長に、中倉宏美女流二段が来られており、いろいろお話させていただき、また、Nanaが飛車落ちで指導対局もしていただきました。
この日のHarukiは“絶好調”と言える内容の将棋を指していました。第1戦は元学生名人に対して中盤にリードを築き、終盤も緩むことなく制勝、続く第2戦も対抗形の力戦を快勝して2連勝を飾りました。
そして第3戦の相手は、福岡県No.1の元アマ竜王下平先生でした。過去の対局でも序中盤から局面を支配され完敗続きでしたが、この対局は、序盤から必死で食らいつき、中盤にもつれる展開に持ち込むことができました。
終盤も一進一退の攻防が続きましたが、Harukiが何とか凌ぎ切り、200手を超える大熱戦を制しました。
下平先生から、「今日のHarukiは強かった。いや、俺が弱かったのかなぁ」と笑いながら褒めていただきました。
大きな1勝を手にしたHarukiの決勝戦の相手は、全国優勝10回以上を誇る大分県最強の早咲先生でしたが、奇跡は連続しては起こらず完敗してしまいました。しかし、見事な準優勝だったと思いました。
表彰式では、下平先生から「うわーHarukiの後ろに並ぶなんて人生に最大の汚点を残してしまったぁー」と大笑いしながら言われ、会場が笑いに包まれました。
4月1日は“エイプリルフール”・・・ではなくて、『第14回竜虎戦』に行ってきました。
『竜虎戦』は、福岡県恒例の新年度の開幕戦であり、S級の優勝賞金が20万円という高額な賞金大会で、関東・関西をはじめ、中国・九州からも強豪が集まるハイレベルな大会です。
参加クラスもS級、A級、新A級しかなく、三段以上の実力がないと参加が厳しいため、Nanaはエントリーを見送りHarukiの応援に専念です。
Harukiは、折角の機会なので、全国の強豪が集まるS級に挑戦しました。S級には本当に全国大会常連のアマチュア棋士が多数参戦しており、厳しい戦いになることは覚悟の上でした。
そんな中で迎えた1回戦の相手は、福岡県出身で現在東京在住のK六段でした。序盤の駒組で組み負けてしまい、中盤に入る頃にはすでに苦しい展開になっていました。そんな状況では六段を相手に粘ることもかなわず、残念ながら負けてしまいました。
敗者戦に回ったHarukiの初戦の相手は、朝日アマチュア名人戦の全国大会でベスト8に入り、プロ棋戦への出場を果たしたKS君でした。
この対局は序盤で少し悪くしたものの、中盤の捻じり合いを制して優位に立ちましたが、Harukiにまたしても25分切れ負けのルールが立ち塞がりました。
勝勢の局面であと数手指せれば勝ちを手中に収めることができるところまで追い詰めましたが、切れ負け将棋を知り尽くしているKS君に時間を切らされてしまい、惜しくも負けてしまいました。
しかし、将棋の内容は納得できるものだったようで、「次こそ勝つ」と決意を新たにしていました。
その後も、深浦康市九段の指導対局を受けたり、福岡県の強豪の方と対局するなど充実した時間を過ごすことができました。
Nanaは、S級に参加されていた大好きな堀田先生に、ずっと2枚落ちで教えていただいたので、大満足でニコニコでした。
豊築杯と竜虎戦でHarukiは、”ミラクルと現実”の両方を経験しました。ある程度の実力が付いたことの証明とまだまだ実力不足の現実の両方を体感することができました。この経験を活かしてこれからも頑張りましょう。
今月からHarukiは高校2年生に、Nanaは中学2年生になります。これからも文武両道で、輝くHaruki&Nanaの将棋の道を歩んで行きましょう
Harukiは今年もS級、Nanaは1ランクアップしてB級に挑戦です。この大会は、どのクラスもスイス式で25分切れ負けというルールで行われ、HarukiのS級は4回戦、NanaのB級は5回戦で優勝を争います。
Nanaは先週の『山口県王将戦』では不甲斐ない対局をしてしまったので、この大会では良い内容の将棋を指したいところです。
Nanaの第1戦は小倉将棋センターのH二段との対局となりました。日頃から優しく接してくださるギャグセンス抜群のHさんが相手ですが、格上に臆することなく思い切りぶつかってほしいと思っていました。
この対局は相矢倉になりましたが、終盤、Nanaの玉が相手陣に向かってスルスルと逃げ込む展開になり、あわやと思わせる場面もありましたが、最後にはキッチリと仕留められてしまいました。
その後は、自玉の詰みを見逃して逆転負けを喫したりと課題が残る対局もありましたが、通算成績を2勝3敗としまずまずの結果を残しました。
今年は審判長に、中倉宏美女流二段が来られており、いろいろお話させていただき、また、Nanaが飛車落ちで指導対局もしていただきました。
この日のHarukiは“絶好調”と言える内容の将棋を指していました。第1戦は元学生名人に対して中盤にリードを築き、終盤も緩むことなく制勝、続く第2戦も対抗形の力戦を快勝して2連勝を飾りました。
そして第3戦の相手は、福岡県No.1の元アマ竜王下平先生でした。過去の対局でも序中盤から局面を支配され完敗続きでしたが、この対局は、序盤から必死で食らいつき、中盤にもつれる展開に持ち込むことができました。
終盤も一進一退の攻防が続きましたが、Harukiが何とか凌ぎ切り、200手を超える大熱戦を制しました。
下平先生から、「今日のHarukiは強かった。いや、俺が弱かったのかなぁ」と笑いながら褒めていただきました。
大きな1勝を手にしたHarukiの決勝戦の相手は、全国優勝10回以上を誇る大分県最強の早咲先生でしたが、奇跡は連続しては起こらず完敗してしまいました。しかし、見事な準優勝だったと思いました。
表彰式では、下平先生から「うわーHarukiの後ろに並ぶなんて人生に最大の汚点を残してしまったぁー」と大笑いしながら言われ、会場が笑いに包まれました。
4月1日は“エイプリルフール”・・・ではなくて、『第14回竜虎戦』に行ってきました。
『竜虎戦』は、福岡県恒例の新年度の開幕戦であり、S級の優勝賞金が20万円という高額な賞金大会で、関東・関西をはじめ、中国・九州からも強豪が集まるハイレベルな大会です。
参加クラスもS級、A級、新A級しかなく、三段以上の実力がないと参加が厳しいため、Nanaはエントリーを見送りHarukiの応援に専念です。
Harukiは、折角の機会なので、全国の強豪が集まるS級に挑戦しました。S級には本当に全国大会常連のアマチュア棋士が多数参戦しており、厳しい戦いになることは覚悟の上でした。
そんな中で迎えた1回戦の相手は、福岡県出身で現在東京在住のK六段でした。序盤の駒組で組み負けてしまい、中盤に入る頃にはすでに苦しい展開になっていました。そんな状況では六段を相手に粘ることもかなわず、残念ながら負けてしまいました。
敗者戦に回ったHarukiの初戦の相手は、朝日アマチュア名人戦の全国大会でベスト8に入り、プロ棋戦への出場を果たしたKS君でした。
この対局は序盤で少し悪くしたものの、中盤の捻じり合いを制して優位に立ちましたが、Harukiにまたしても25分切れ負けのルールが立ち塞がりました。
勝勢の局面であと数手指せれば勝ちを手中に収めることができるところまで追い詰めましたが、切れ負け将棋を知り尽くしているKS君に時間を切らされてしまい、惜しくも負けてしまいました。
しかし、将棋の内容は納得できるものだったようで、「次こそ勝つ」と決意を新たにしていました。
その後も、深浦康市九段の指導対局を受けたり、福岡県の強豪の方と対局するなど充実した時間を過ごすことができました。
Nanaは、S級に参加されていた大好きな堀田先生に、ずっと2枚落ちで教えていただいたので、大満足でニコニコでした。
豊築杯と竜虎戦でHarukiは、”ミラクルと現実”の両方を経験しました。ある程度の実力が付いたことの証明とまだまだ実力不足の現実の両方を体感することができました。この経験を活かしてこれからも頑張りましょう。
今月からHarukiは高校2年生に、Nanaは中学2年生になります。これからも文武両道で、輝くHaruki&Nanaの将棋の道を歩んで行きましょう
竜虎戦…持ち時間も実力のうちですから仕方ありません。相手が強いと時間使いますから。
竜虎は、1日にあったのですか?
初勝利だったので、とても嬉しかったみたいです。
竜虎戦は4月1日にありました。
実力者は時間の使い方も上手いので、まだまだ修行が足りないということでしょうね。
敗戦をバネにこれからも頑張ってほしいです!