プーケット海中案内人の潜水塾がお届けするシミランのダイビングクルーズ・プーケットのダイビング便り

楽園リゾートプーケット・シミラン諸島、ピピ島のダイビング情報をダイバーにお届けします!

ラストクルーズ・・!!

2006-05-21 16:23:05 | シミランダイビングクルーズ
5月6日~9日 シミラン&リチェリューロック

とうとう最後のシミラン&リチェリューロッククルーズになりました!
先週から風向き変わり、最北端のリチェリューロックに行けないクルーズが続きましたが、最終クルーズはお天気&コンディション復活!リチェリューロックまで行って来ました!

初日はボン島からスタート。チェックダイブを兼ねて枝サンゴ畑のコーラルガーデンでゆっくり朝のお魚達の捕食シーンを見ながらお魚と共に目覚ましダイビング。2本目はWEST RIDGEの先端で背後からゆっくりとマンタがヌゥ~と現れる。口の両脇のイトマキ部分を糸巻き巻き~ソフトクリーム?ようにくるくる巻いてリッジ先端で気持ち良さそうにホバリング。一緒にボーっとホバーリングした私たちもとっても気持ちよかったなぁ~。その後、またもう一枚後ろからすうっ~と。最終クルーズのボン島で大サービスしてくれたマンタも見修め。来シーズンもまたダイバーを迎えてね!

2日目はリチェリューロック。一時よりもスカシテンジクダイの数が減ったけども、ギンガメアジやキンセンフエダイ、バラクーダーの群れはいっぱい。気になる奴との出会いを祈って、3本ダイビング。4本の予定が夕方少々波が出たため断念。しかし、3本目の根の外側のブキミな雰囲気はなんだったのかしら?どこからか聞こえてくる激しくなるタンクバンカーの音も気になりながら・・・。とうとう気になる奴と遭えずにまたまた来シーズンまでのオアズケとしてリチリューを後にしました。

最終日はシミラン諸島。ノースポイントと最後はEAST OF EDEN。最終シミランクルーズは基本のシミランで最後を締めたクルーズ。癒しの代表ポイント、最終ダイブエデンでは全チーム仲良く一緒に潜降。ちょっと深場にいる大きな赤い赤いオオモンイザリウオを見に。全チームでイザリの愛くるしい顔を覗き込んで・・・。女王様のアケボノハゼやにアカテンコバンハゼにご挨拶して、EDENの根と呼んでる浅瀬の華やかな天国のような根でゆっくり思い思いにダイビング。キンギョハナダイ、インディアンフレーム、エバンスアンティアスを華やかなエデンの根を背景に見る景色は幸せな気分になる。太陽の光がいっぱい差し込む浅瀬の棚をゆっくり流す。光をいっぱい受けたデバスズメやアオバスズメダイは体をキラキラ光るらせている。フエヤッコ、スポッテッドバタフライもちょろちょろ忙しそうにサンゴの合間を縫って泳ぐ。そんな優雅な光景を見ている私たちの視界に時々割って入る暴走族。カズミアジ、マルクチヒメジ、キツネフエフキが一つの大きな固まりとなって、根に群がるスカシテンジクダイの群れに突っ込む姿は激しい爆音と共に走る暴走族のよう。各根を暴走しまくる族達はドドドドドッ~と音を立てるかのようにいつの間にか去っていきました。船上では、あの3種の魚の内、どれが一番餌を取ったのか、どの種が一番賢いか?怠け者か?得をしているのか?の話し合い。答えは?一度彼ら暴走シーンを見に来てください。そんな浅い明るい最終ダイビングをして、あらためてスズメダイやチョウチョウオといった基本のお魚の美しさをもっともっと知って、ゲストにも見て欲しいと実感。シミランを後にし、次のシーズンには更にもっともっとシミランの基本の美しさをゲストと共に体感して行こうと誓った最後のクルーズでした。


担当 ETSU MAKOTO KEIJI MIKU
透明度 20M~25M
波風 変則的・・・西風が強くなってきたなぁ・・・
水温 30度

あと2クルーズで・・・

2006-05-21 16:08:28 | シミランダイビングクルーズ
5月5日~6日 シミランプチクルーズ

某乗り合いの船を使い、5月5日~6日で1泊2日のシミラン諸島プチクルーズに行ってきました。朝発、スピードボートで、シミラン諸島までの移動中にスピードボートのエンジン一機が故障。1時間ちょっと時間を費やす。全てのクルーズの時間が狂います。でも、本日のお客様、k様、s様、全然気にしない様子。「ま~タイですから?!」こんなことは、日本では通用しません!

母船に移って、NEW DEEP SIXで1本目。DEEP SIXまで流しました。うーん綺麗。NORTH POINT、サンセットBEACON REEFではもう暗い。BEACON BEACHで、ナイトダイビングをしました。色んななんと、ニセモチノウオの睡眠姿。衝撃の寝姿。枝サンゴの仲間の枝間ベラの仲間って幕を張って寝るんだ!!(わからない方は図鑑でチェック。いつもサンゴの間をちょこまかとしていますが、時に他のお魚もクリーニングする結構いい奴です。個人的には、ダイビングをしていて一番最初のほうに覚えた魚。以外に、ベラの中ではちっちゃくて、オシャレ。)もうこれだけで、自分のテンションは大盛り上がり。やっぱ、ダイビングは発見でしょう!!ナイトにほんとにはまった1ダイブ。ナイトダイブが初めてのお客様もはまった様子。

2日目は、KOH BON PINNACLE、KOH BON WEST RIDGEで2本潜りました。WEST RIDGEはこの時期のお決まり、マンタが2本とも出てくれました。まー、自分のメインは、スズメダイ、ハタ、アジの関係をいかに伝えるか?がテーマ。いや~難しい!!もっと勉強が必要です!!

次は、えつこさんと、アンダマンダイバーズ最終クルーズに行ってきます。「もう終わりか~・・・」

担当:MAKOTO
透明度:20~40m
水温:30℃
風波:北西風少し

いよいよ残すところ??

2006-05-21 16:01:19 | シミランダイビングクルーズ
4月30~5月2日シミラン~タチャイ

3泊3日シミランクルーズ。前回MAKOTOが行ったクルーズから風向きが変わった様子。どこまで北上できるか?明日にはおさまりますようにと祈っての出航でした。

5年ぶりのシミランクルーズのゲストとそのお友達同士。そして、9年ぶりのシミランクルーズのゲスト、そして、チャイニーズのおじ様お2人のチームで潜りました。
シミランからスタートですが、少々波風ある様子。波が少々おさまったので3本目はシミラン最先端のNorth Pointで潜ってみましたが、水中のうねりがあり、始終ゆりかご状態。とにかくカメを見ましょうと約束!うねりの中カメを追い求めて・・・。いないな・・・。ところが、ゲストの方がいち早くカメを発見!カメと共にゆっくりとゆらゆらダイビングでした!

翌日はボン島。前日の夜はゲストは船のサンデッキでお月様とお星様にマンタが見れますようにとお祈り。お祈りに効果あり◎ 今日もマンタの大サービス。1枚、2枚と・・・。
脇を通り越して去って行くマンタ。しかし、船上でのお約束に従って誰も追いかけずに静かに見守ってくれたお陰で、気を良くしたマンタは、おおきな口を開けて、正面からやってきて、私たちダイバーの目の前でホバーリング。最近のマンタはホンとにサービス精神旺盛。安全停止終了、水面に全員上がっても、まだ、真下に居るため、スノーケル状態で誰も顔を上げられない状態。このWest Ridgeで2本潜りましたが、2本ともマンタの大サービスでした! そうそう、私のチーム5名全員初マンタ!初マンタで大ーサービスだったので皆で万歳!!おめでとう!

その後タチャイ島では優雅に泳ぐ姿のレオパードシャーク&キュートなレオパードブレニーのレオパード特集!セダカギンポを英名でレオパードブレニーと言います。セダカギンポはあちこちにボテっボテッとサンゴの上に乗っかっていました。今年はよくコンビを組むタイ人ダイブマスターのタイガーのマイブームはセダカギンポ。いつも大きいレオパード(トラフザメ)と小さいレオパード(セダカギンポ)の見た数の競い合い。タイガーは自分のチームのゲストそっちのけにセダカギンポの赤ちゃんを見つけて、私と私のチームを呼んで大喜びで教えてくれる・・・。その後の水面休息では、ゲスト達がタチャイ島のノースポイントでスノーケル。なんとなんと、スノーケルでレオパードシャークを発見!皆、素潜り大会!すごいすごい!

残念ながら北上はタチャイ島止まり。リチェリューロックまでは行けませんでしたが、ボン島での全3ダイブ、マンタのダイビングでした!

国際色豊かなアンダマンダイバーズの船はいつも国境を越えて皆で楽しくお食事です。今回の日本人ゲストも勉強中の英語の成果を発揮!水中はもちろん、船上のゆったりとした時間の流れと英語、タイ語、中国語での会話を楽しんでいました!

透明度 20~25m
波風  西風 前半波ややあり、最終日無し。
担当  ETSU


おいおい次は中国人だよ・・ふ~!

2006-05-21 15:55:30 | シミランダイビングクルーズ
4月24日~27日シミラン&リチェリューロック

中国人チャータークルーズ。早くも、第二ステージ(6月~10月)に向ってきたかな??台風がやってきたかなんかで、大きなうねりがやってきます。1日目はシミランで北上できるか様子見です。なかなか弱まりません。東のポイントを丁寧に攻めました。

「うちらは経験がすごいある!」と言い切る中国人グループ代表者。「どこがじゃ~!!」中世浮力ボロボロ。サンゴに触れるな、何も持ってくるなという忠告は無視です。タイ人のインストラクターと口すっぱく毎ダイブブリーフィング。止めましょう。ここは国から手厚く保護されている海域です!!

次の日思い切ってボン島まで北上。出た出た。この時期はもう出ることが決まっているマンタ君2ダイブで4匹見ました。3m半から5mの個体です。ボン島コーラルガーデンで見るマンタは特に美しいです。綺麗なサンゴの上を行ったり来たり。絵になります。ナイトはシミランNO.4 HONEYMOON BAY。超面白かった!!スカシテンジクダイの口内保育はそれはそれは美しい。夜見ると口の中の卵がくっきりと透けて見える。なんと美しいことか。目が離れない。「感動」です。こういう発見があるからダイビングは止められません。どこかの本に書いてあったナイトダイビングの楽しみ方。①魚が寝ているので、写真が取りやすい。②魚の生態も知ることが出来る。夜はエビ・カニ。と見ている方!!アンダマン海に来られたら、ナイトダイブで、魚を見てください。とにかく魚の種類が多いのが、ナイトダイブでもわかります。生態って面白い。個人的には、最近は夜のチョウチョウウオのパジャマ姿を見るのが好きです。チョウチョウオの色彩変化を見ると、心配性な性格がわかるんです!!用心深く自分をペイントしているんだな~。

結局、タチャイ島、リチェリューロックは波が強くいけませんでしたが、なんだかんだでとっても楽しいクルーズでした!!

今年は数えてないけど30クルーズ乗ったな~。やりました目標達成。

担当:MAKOTO
透明度:25~40m
水温:29~30℃
風波:南西風強し

愛しき先生ここにありき・・・

2006-05-21 15:51:46 | シミランダイビングクルーズ
4月21日~24日 シミラン&リチェリューロック

4月21日~24日はお師匠のじゅんこさん、えつこさん、ダイブマスタートレーニング生2人(ミク、ケイジ)とクルーズに行ってきました。天候にも恵まれ、お客さんも少なく快適なクルーズでした。最近リチェリューロックで奴が出ているので、シミランを抜かし、BON島、TACHAI 島、RICHERIEU ROCKでのダイビング。

BON島でマンタをいっぱい見た。もうこの時期は潜ればマンタが出るBON島。ブラックマンタも見ました。船がTACHAI島に向おうとするとミンククジラが目の前に登場。後は、奴が出れば!!と思うのは、みんな一緒です。TACHAI島TWIN PEAKSでは、流れが少なく・・。いやどんどん流れが出てくる。フュージリアーの群れが綺麗でした。ロウニンアジクラスまで大きくなってしまったカスミアジの群れが果敢にフュージリアーにアタック。最後は流れがドーン。サンセットは、TACHAI REEF。

とうとう、ハイライト、RICHERIEU ROCK。もちろん4ダイブ。小物、群れものを抑えながら奴を狙う。根待ちしているといかにも出そうな雰囲気。みんなでドキドキです。途中でカンカンとタンクバンガーの音が聞こえたりと、とにかく落ち着けないダイビングになりました。結局奴は出ず!!

最終日は、BON島で2ダイブ、KOH BON PINNACLE、WEST RIDGE。1本目は、DEEPダイブ。今日のKOH BONは、ブルーブルーブルー!!光がどこまでも届きます。深場でレパードシャークと遭遇し、深度を上げて寝頭19mの根のソフトコーラルがキラキラするほど。フュージリアーの群れも美しく、見とれていると、マンタが登場。グルグル。2本目潜ろうとすると、1本目にWEST RIDGEで奴を見たとのもう一隻の船からの報告!!潜ると奴はもう居なかった・・・。惜しい。でも、安全停止にマンタが見送りに来てくれました。でかいマンタだったな~。多分5mくらい。

担当:MAKOTO
透明度:25~40m
水温:30℃
風波:北西風緩やかに。


オイ JOHN

2006-05-21 15:35:23 | シミランダイビングクルーズ
4月17日~21日 シミラン&リチェリューロック

国際色豊かなクルーズでした。外人のJOHNさん1人に、ダイブマスタートレーニング生のKEIJIと自分。なんと楽なんでしょう?!

でも、アメリカ出身のJOHNさん曲者でした!!水中は勝手に行動。バディーのケイジ君、ガイドの自分を追い抜きすごい速さで独走。しかも後ろを向かない・・。しかも逆立ち姿勢で終始泳ぎます!チェックダイブで30分でエアーが50BAR!でも気にしないJOHNさん。そこら辺は持ち前のテンションで、気にしない様子。水中から上がってくるといつも「FANTASTIC!!」相槌は「AHA!!」

BON島でマンタを見て、北上。TACHAI島では、レパードシャークをゲット。大物が出そうな、リチェリューロックは2ダイブのみ。この2ダイブはドキドキの2ダイブでした。プランクトンいっぱい。出るか?出るか?結局、でっかいマンタは2本ともずーっと傍で観察できましたが、奴は現れず・・。小物、群れ物をオールラウンドに見せ、リチェリューロックにさようならです。タチャイ島で潜り、シミラン諸島に戻ってきました。

シミランに戻ってからは、エア食いのJOHNさんに全てのダイブ50分以上潜水をしていただきました。JOHNさんマックス潜水時間69分。それでも80BAR。「MY RECORD!!」と、大喜びでした。テーマは「浅く」「美しく」。特に、BEACON REEF。長く潜れて楽しかったな~!!

担当:MAKOTO
透明度:20~40m
水温:30℃
風波:なし