初抗がん剤前の最後の連休は土砂降り
行く所もない。
旦那が今したい事はあるかと聞くので
髪が無くなる前に前に温泉行きたいと言った。
そして、近所の道の駅の温泉へ
つまらないのに次男もわざわざ来てくれた。
秘湯マニアでもある自分は
今まで沢山の秘湯温泉にも行ってきたので、
近所の銭湯みたいな温泉では物足りる筈もなく。
でも、旦那と息子には有難うと言った。
皆髪の毛もおっぱいも普通にあって
お年を召した方でさえ羨ましかった。
私も今は両方普通にあって隠すことなく堂々と温泉にも入れる。
そんな事当たり前と思ってた。
当たり前が当たり前で無くなる病気が憎い。
周りの親切は凄く有り難い。
でも、自分に起きた運命を憎んだ。
帰りに、もうすぐ味覚障害もてるかもと言う事で、炭火焼肉を食べて来た。
家族の親切は有り難いけど、気遣いされなくて良かった頃に戻りたい。
もう、叶わない思いだけれど。