コメント
 
 
 
古の人間の考え方 (こうちゃん)
2014-04-17 00:43:10
イズモ計画派の主要人物・芹澤や伊東に共通しているのは、述べられた様に異星人に対する理解が無く、敵愾心に満ち溢れている事。これは古の人間が持つ考え方に似ています。どちらかと言えば、昭和の軍国主義時代、更に遡れば武家支配時代の閉鎖的な島国根性が根底に有るものと考えられます。来る者は取り敢えず疑え、怪しい奴は殺せみたいな感じですね。自分達の力量の見極めが未熟な上に相手の力量を見極めない、交渉等で相手を理解しないから、戦争を引き起すべきして引き起こしたですね。新見はイズモ計画派の中では現実派で、ヤマト計画とイズモ計画を両天秤に掛ける学者肌だけに、伊東らとは共闘を維持するには不安定要素が付きまとい、表面化した感じです。これは人間が、歴史を紡ぐ上で避けては通れぬ道の様な気がします。果たして、どれだけの人がこの考え方に辿り着くか、若しくは気付くかです。
 
 
 
言うは易しですが (こーじ)
2014-04-17 21:56:43
>こうちゃん様
 自分達とは違う価値観を認めようとしないイズモ計画強硬派がヤマトでは悪役になってますし、相手の異文化や価値観を認める事が大事という教訓になってますけど
現実問題として難しいものがありますね。

 特に宗教戦争などは最たるものですから頭では分かっていても、いざ自分がとなると意外に難しいものですよね。

 地球の人民がそれを理解できれば戦争は起きないはすですから。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2014-04-22 11:04:33
この件、異民族(ネイション=民族・国民、つまり「異民族」とは「異国民」とのニュアンスも。)との共生、または文化相対の可否・当否という価値観の対立と同時に、専守防衛、専制攻撃の具体的な射程範囲という国際法上の技術的な面も論じています。

つまり、恒星間航行可能な艦隊が太陽系(いわば地球人類政府(?)の主権領域)内に侵入した場合に、圧倒的に劣勢(と思える)地球側の自衛権の行使として、許容される要件とは。ということです。
現実の国際法に照らせば、仮想敵が、弾道ミサイルに燃料注入を始めた場合に、当該基地に対する先制攻撃は、国際法上の「自衛権」行使の範囲か、という問題ですね。

この意見、ずっと誰かに言いたかったのでうれしいです。(ノーマルなカミサンに言ってもオタを見る目であしらわれるだけw)

ほかにも2199は、「政体」や「統治」といった面においても、法学の側面を捉えていて、興味深いです。
きっと、綿密な設定があるのでしょう。
残念なのは、徳川さんと島の会話で「事実」と「真実」を真逆に言わせてしまった点。
講学的意味からいえば、本来「事実が真実とは限らない、事実が虚偽の場合もある」とでもすべきところでした。
製作者の勘違いでしょうね。おしかった。
 
 
 
Unknown (あれれ)
2014-04-22 11:07:39
あ、すみません↑名前忘れてました。
 
 
 
いろいろと配慮が (こーじ)
2014-04-22 22:49:47
>あれれ様
 名作には魅力ある悪役が必要ですから、2199の特徴としてガミラスにスポットを当てるケースが多いですよね。

 ガミラスをインディペンデンスデイの侵略者のような
形にしなかったのも そこでしょう。

 ただ拙ブログは政治的や思想的なネタは極力避けてますので、コメントに対するレスも同様になりますから悪しからずご了承ください。
 
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