「ディベートやってみたい」「まずそもそもディベートって何だろう」「ルールをちょっと忘れてしまった」という方の為に「初心者様の為に」というコーナーを作りたいと思います。とは言いましても、私も3年という短期間しかディベートはやっておりませんので人様に教えられるほど多くは知らないのですけれど。
今のところ
①ディベートの大まかな流れ・ルール
②ディベート甲子園に関して
③役立つサイト様(LINK)
以上の3点をこのコーナーで紹介していきたいと思います。
このコーナーでは本当に最低限のことしか紹介していません。
(立論の作り方なんかまで書くと長くなると思ったので。それはまた別のところで)
「初心者様の為に①(ディベートの大まかな流れ)」
…これは、文章を読むより見たほうがつかめると思うので、このページを読んだ後にyoutubeでディベートを見ることをお勧めします。以前は「エル・ネット」という文部科学省のHPに模範的なディベートが公開されていたんですがH23の3月末で公開停止してしまいました。
こちらも、いつか模範ディベートの映像をupできたらと考えています。
ディベートとは、
「○○は、××を△△にすべきである。是か否か」のような論題を、
肯否に分かれて(この時、肯否を自分で選ぶことは出来ません)議論し、
複数いるジャッジ(審判)が、
「どちらに より納得したか」という問いの元で、多数決で勝敗を決める。
というゲームです。
一つの側につき各4~6人くらいで行います。
以下がその流れとなります。
ちょっと分かりづらいので「ドラえもんは22世紀に帰るべきである。是か非か」という論題を例に挙げたいと思います。
_________________________________
論題:ドラえもんは22世紀に帰るべきである。是か非か。
肯定側立論 肯定側:「のび太は、ドラえもんのせいでますますダメになっちゃってるから、ドラえもんは帰るべきだ」
否定側質疑 否定側:「『ドラえもんが20世紀にいるせいでのび太がダメになった』と分かる具体的な証拠はありますか」
肯定側:「(返答)」
否定側立論 否定側:「ドラえもんとの冒険によってのび太が得られるものは大きい。だからドラは帰らないべき」
肯定側質疑 肯定側:「ドラの目的はのびを自立させる事ですよね。ドラが来るより少しでものびが自立したっていう証拠はありますか」
否定側:「(返答)」
否定側第一反駁 否定側:否定側質疑で聞いたことも用いて、肯定側立論への反論。
肯定側第一反駁 肯定側:肯定側質疑で聞いたことも用いて、否定側立論・否定側第一反駁への反論。
否定側第二反駁 否定側:肯定側第一反駁への返答+「○○の面で否定側が肯定側より優れていて重要だからドラは帰るべきじゃないです」という審判へのアピール
肯定側第二反駁 肯定側:肯定側第一反駁への返答+「××の面で否定側が肯定側より優れていて重要だからドラは帰るべきじゃないです」という審判へのアピール
批評・判定 審判:「~~という理由で、△△側の勝利です」
_________________________________
こんな感じです。
わかっただろうか。
ちなみに私が担当したことがあるのは…否定側第一反駁・肯定側第一反駁・肯定側第二反駁ですかね。
専門は肯定側第二反駁です。価値の比較ラバーです。下手だけどね…
ディベート観戦をする際は「フローシート」という紙が必要不可欠です。
あとは赤ペン・青ペン・黒ペン。これだけあれば観戦ができます。
ディベートを実際にする際には…
簡易ディベートでよければ、フローシート・ストップウォッチ・赤ペン・青ペン・黒ペンだけで試合ができます。
後日、当ページに
・白紙のフローシート
・上のディベート(ドラの奴)のフローシート
を掲載する予定ですので、参考までに。