5/30,カフェコメットの番外編として,幼稚園・保育園についての座談会を催しました。
午後から雨の予定のはずが,朝からの雨降り。足元の悪い中,ご参加いただきました方,ありがとうございました。
まずは,幼稚園・保育園の違い についてです。
幼稚園
幼児を保育し,適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること
保育園
日々保護者の委託を受けて,保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること
***********************************************************************
幼稚園はプレスクールで,保育園は生活の場,というイメージが湧いてきました。
きっと,幼稚園の先生は「先生」で,保育園の先生は「パパやママのような」接し方をしてくれる
のではないかと思いました。
うーん,まだ抽象的ですね
***********************************************************************
幼稚園
原則として1日4時間が標準。最近では,預かり保育も可。毎学年の教育週数は39週以上。夏休みなどの長期休業あり。
保育園
原則として1日8時間(延長保育あり)。夏休みなどの長期休業なし
***********************************************************************
あまり深く考えていませんでしたが,これも一つのポイントですよね。
休ませることはできますが,休みの園に無理やり行かせることはできません。
パートであっても働いている場合には,幼稚園の夏休みなどがつらいことになるかもしれませんね。
幼稚園には長期休暇がある分,パパやママとゆっくりと過ごす時間を取れるっということですよね。
もちろん,保育園で夏休みを自主的に取るということも考えられますが。
幼稚園にするか,保育園にするかは,家族のこれからのライフスタイルにもよりそうですね。
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幼稚園
給食 任意
保育園
給食 義務
***********************************************************************
給食の回数も,実は結構大切かもしれません。
もし,もう一人したに欲しいとすると,いたとすると,下の子の世話をしながら,朝食を作って,
お弁当を作る。
これは,結構大変な作業なきがします。
もちろん,料理の得意・不得意もあると思いますが,特に,幼稚園は任意で,中には給食はなく,
完全に毎日お弁当もちっと言う「家庭の雰囲気を大切」にしている園もあるようです。
愛情を込めたお弁当を持たせてあげたいけど,続かなければ,負担になるだけ。
自分の体力や家庭環境と給食の範囲も考えたほうがいいことのひとつですね。 ***********************************************************************
幼稚園
保育時間 4時間(標準)
保育園
保育時間 8時間(原則)
**********************************************************************
幼稚園と保育園の保育時間は,4時間と8時間と,倍も違います。
幼稚園と保育園の両方を選べる立場にあるとしたら,その保育時間により,パパママの生活
もずいぶん変ってくると思います。
周りを見ていると,幼稚園はとてもよいのですが,正直に見ていて,あっという間に帰ってきます。
知り合いのところは,朝8時20分にバスがお迎えにきます。
それまでに朝食を食べさせ,仕度をし,時にはお弁当を作ってお迎えの場所まで行きます。
送った後,掃除をして洗濯をして,ちょっと休憩をしているとお昼。
一人ならいいのですが,下の子がいると,お昼の用意をして,ばたばたしている間に,あっと
いう間に午後2時でお迎えの時間。
まあ2~3年の短い期間ではありますが,結構忙しくなりそうですね。
ただし,近年は「預かり保育」という制度が伸張してきていて,幼稚園でも,申し込み制で日ごとや,
月極めなどで18時くらいまで延長して別料金で預かってくれるところもあります。
上手に活用すると,とても便利そうですね。
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幼稚園
先生の数 1学級35人以下に1人を原則
保育園
先生の数 0歳児3人に1人
1,2歳児6人に1人
3歳児20人に1人
4,5歳児30人に1人
***********************************************************************
こうしてみると,「学校」であり,教えることが主な幼稚園の先生よりも,「生活の場」であり
生活の世話をしなければならない保育園の先生のほうが配置人数が多いことが原則なようですね。
ただ,あくまでも「原則」なので,園の方針によっては,幼稚園であっても,少人数で見てくださっ
ていたり,今は,「縦割り保育」が増えてきているので,保育園でも年齢以上に先生が多かっ
たりすることもあります。
これは,実際に園に足を運んで,その園の方針と一緒に見てきたほうがよさそうですね。
基準より多く先生を配置されている園では,きっと,いろいろな教育方針や運営方針が熱心にある
かもしれませんね。
***********************************************************************
★幼稚園と保育園は制度・施設の目的は異なります。幼稚園は,小学校や中学校・高校と同じ「学校」で,保育園は児童福祉施設です。
★幼稚園と保育園では,教育課程に違いがあります。
★保育年限が異なっています。一般的に、幼稚園は、3歳児から就学前の幼児を対象としています。保育園では0歳児から就学前の乳幼児を対象としています。
★一日の保育時間も,幼稚園は4時間,保育園は8時間が標準です。ただし,最近では、幼稚園が教育時間の前後に行う「預かり保育」も積極的に進められてきていて,多様な保育ニーズに応えるための取り組みが進められています。
現在,幼稚園と保育園の機能を統合する「幼保一元化」に向けた動きが加速しています。今年から本格的に導入されました。「認定子ども園」と呼ばれます。
(1)親の就労状況にかかわらず、教育・保育を一体的に提供
(2)子育て相談など地域での子育て支援の実施
の2要件を満たす施設です。
現在の認可幼稚園や保育所が連携したり,機能を拡張したりして認定を受けることも,はじめから「認定こども園」として新設することもできます。
例えば,同じ建物の1階が幼稚園のような3~5歳児対象の幼児教育施設で,2階が0~2歳児を対象とした保育園,などという施設もありえます。この場合,職員のほとんどが,幼稚園教諭か保育士,またはその両方の資格を持つことになります。
制度上は2つの施設に分かれていますが,子どもの遊びや食事や職員を共用して,一体的な運営を図ることが理想。職員免許は幼稚園教諭と保育士の併有を義務づけないが,0~2歳児は保育士が担当することが望ましいとされています。
このような施設では,例えば,保育園は午前7時30分から午後6時30分,幼児教育施設は午前9時から午後2時を基準時間とし,いずれも延長保育を設けて,午前7時30分から午後8時30分までの保育に対応できるようにもなります。
こんな理想的な施設づくりが,現在進行しています。
こちらも,少し先に幼稚園・保育園を選ぶ方たちには,理想的な情報かもしれませんね。
さて,施設や機能の違いはなんとなくわかってきましたが,実際に子どもを預けて何が違うのかがまだよくわからない。
パート2は,幼稚園と保育園の一日の過ごし方の違いについて,幼稚園・保育園の探し方についてです。
文責 らんくんママ & 気まぐれママ
午後から雨の予定のはずが,朝からの雨降り。足元の悪い中,ご参加いただきました方,ありがとうございました。
まずは,幼稚園・保育園の違い についてです。
幼稚園
幼児を保育し,適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること
保育園
日々保護者の委託を受けて,保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること
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幼稚園はプレスクールで,保育園は生活の場,というイメージが湧いてきました。
きっと,幼稚園の先生は「先生」で,保育園の先生は「パパやママのような」接し方をしてくれる
のではないかと思いました。
うーん,まだ抽象的ですね
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幼稚園
原則として1日4時間が標準。最近では,預かり保育も可。毎学年の教育週数は39週以上。夏休みなどの長期休業あり。
保育園
原則として1日8時間(延長保育あり)。夏休みなどの長期休業なし
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あまり深く考えていませんでしたが,これも一つのポイントですよね。
休ませることはできますが,休みの園に無理やり行かせることはできません。
パートであっても働いている場合には,幼稚園の夏休みなどがつらいことになるかもしれませんね。
幼稚園には長期休暇がある分,パパやママとゆっくりと過ごす時間を取れるっということですよね。
もちろん,保育園で夏休みを自主的に取るということも考えられますが。
幼稚園にするか,保育園にするかは,家族のこれからのライフスタイルにもよりそうですね。
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幼稚園
給食 任意
保育園
給食 義務
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給食の回数も,実は結構大切かもしれません。
もし,もう一人したに欲しいとすると,いたとすると,下の子の世話をしながら,朝食を作って,
お弁当を作る。
これは,結構大変な作業なきがします。
もちろん,料理の得意・不得意もあると思いますが,特に,幼稚園は任意で,中には給食はなく,
完全に毎日お弁当もちっと言う「家庭の雰囲気を大切」にしている園もあるようです。
愛情を込めたお弁当を持たせてあげたいけど,続かなければ,負担になるだけ。
自分の体力や家庭環境と給食の範囲も考えたほうがいいことのひとつですね。 ***********************************************************************
幼稚園
保育時間 4時間(標準)
保育園
保育時間 8時間(原則)
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幼稚園と保育園の保育時間は,4時間と8時間と,倍も違います。
幼稚園と保育園の両方を選べる立場にあるとしたら,その保育時間により,パパママの生活
もずいぶん変ってくると思います。
周りを見ていると,幼稚園はとてもよいのですが,正直に見ていて,あっという間に帰ってきます。
知り合いのところは,朝8時20分にバスがお迎えにきます。
それまでに朝食を食べさせ,仕度をし,時にはお弁当を作ってお迎えの場所まで行きます。
送った後,掃除をして洗濯をして,ちょっと休憩をしているとお昼。
一人ならいいのですが,下の子がいると,お昼の用意をして,ばたばたしている間に,あっと
いう間に午後2時でお迎えの時間。
まあ2~3年の短い期間ではありますが,結構忙しくなりそうですね。
ただし,近年は「預かり保育」という制度が伸張してきていて,幼稚園でも,申し込み制で日ごとや,
月極めなどで18時くらいまで延長して別料金で預かってくれるところもあります。
上手に活用すると,とても便利そうですね。
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幼稚園
先生の数 1学級35人以下に1人を原則
保育園
先生の数 0歳児3人に1人
1,2歳児6人に1人
3歳児20人に1人
4,5歳児30人に1人
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こうしてみると,「学校」であり,教えることが主な幼稚園の先生よりも,「生活の場」であり
生活の世話をしなければならない保育園の先生のほうが配置人数が多いことが原則なようですね。
ただ,あくまでも「原則」なので,園の方針によっては,幼稚園であっても,少人数で見てくださっ
ていたり,今は,「縦割り保育」が増えてきているので,保育園でも年齢以上に先生が多かっ
たりすることもあります。
これは,実際に園に足を運んで,その園の方針と一緒に見てきたほうがよさそうですね。
基準より多く先生を配置されている園では,きっと,いろいろな教育方針や運営方針が熱心にある
かもしれませんね。
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★幼稚園と保育園は制度・施設の目的は異なります。幼稚園は,小学校や中学校・高校と同じ「学校」で,保育園は児童福祉施設です。
★幼稚園と保育園では,教育課程に違いがあります。
★保育年限が異なっています。一般的に、幼稚園は、3歳児から就学前の幼児を対象としています。保育園では0歳児から就学前の乳幼児を対象としています。
★一日の保育時間も,幼稚園は4時間,保育園は8時間が標準です。ただし,最近では、幼稚園が教育時間の前後に行う「預かり保育」も積極的に進められてきていて,多様な保育ニーズに応えるための取り組みが進められています。
現在,幼稚園と保育園の機能を統合する「幼保一元化」に向けた動きが加速しています。今年から本格的に導入されました。「認定子ども園」と呼ばれます。
(1)親の就労状況にかかわらず、教育・保育を一体的に提供
(2)子育て相談など地域での子育て支援の実施
の2要件を満たす施設です。
現在の認可幼稚園や保育所が連携したり,機能を拡張したりして認定を受けることも,はじめから「認定こども園」として新設することもできます。
例えば,同じ建物の1階が幼稚園のような3~5歳児対象の幼児教育施設で,2階が0~2歳児を対象とした保育園,などという施設もありえます。この場合,職員のほとんどが,幼稚園教諭か保育士,またはその両方の資格を持つことになります。
制度上は2つの施設に分かれていますが,子どもの遊びや食事や職員を共用して,一体的な運営を図ることが理想。職員免許は幼稚園教諭と保育士の併有を義務づけないが,0~2歳児は保育士が担当することが望ましいとされています。
このような施設では,例えば,保育園は午前7時30分から午後6時30分,幼児教育施設は午前9時から午後2時を基準時間とし,いずれも延長保育を設けて,午前7時30分から午後8時30分までの保育に対応できるようにもなります。
こんな理想的な施設づくりが,現在進行しています。
こちらも,少し先に幼稚園・保育園を選ぶ方たちには,理想的な情報かもしれませんね。
さて,施設や機能の違いはなんとなくわかってきましたが,実際に子どもを預けて何が違うのかがまだよくわからない。
パート2は,幼稚園と保育園の一日の過ごし方の違いについて,幼稚園・保育園の探し方についてです。
文責 らんくんママ & 気まぐれママ