お城は予想通り桜が似合う佇まいでした。
4月1日の午後一番に桜の写真を撮りたくて岸和田に行きました。
桜なら他にもたくさん撮影ポイントがありますが、城に桜が似合う構図となると真っ先に浮かんだのが岸和田城でした。
その理由は昨年岸和田を訪れ、NHK朝の連続ドラマ「カーネーション」記念館でドラマのモデルとなったコシノ一家が
昔よくお城へ花見に出掛けたという記述が記憶の片隅に残っていたからです。
高速を下りて約6カ月振りに岸和田の街を見た途端、あの灼熱の中「だんじり祭」一色だった光景が鮮やかに蘇りました。
何故か懐かしく感じる街並みを見ていると今年も是非あの興奮を味わいたい気持ちが湧き上がって来ました。
撮影した写真を既にデジブックで発表しています「夏の果てに」に加えて編集し直しました。
阪神間ではそろそろ散り始めていたので少し心配でしたが満開を見ることが出来ました。
平日にも関わらずたくさんの花見客で賑わっています。
いままでに見たことがなかった角度から撮影、お堀を吹き渡る春風がとても心地よく感じられます。
やはり日本の城郭には桜が似合います。
お城は他に大阪城もあったのですが、やはりカーネーションの影響でしょうか岸和田が好きです。
今年のだんじり祭りが待ち遠しいです。
明日吉野へ桜を撮りに行くのですが開花状況が心配です。
岸和田にいる友人に案内してもらって、サクラの頃、私もこの辺りの散策を楽しみました。
ダンジリのやりまわしの辻などを連れて行ってもらいながら、カーネーションの時のような岸和田祭りを、静かな町でイメージするのもいいものだと思いました。