虹いろカエル通信

ハワイアナ日々の雑記帳

佐藤愛子 私の遺言

2012年11月23日 | 日記
           

心霊世界の実相を伝えること、それが私に与えられた使命だった。

  見開きのページに書かれたメッセージ、不思議大好きのわたしにとっては読む前から

  ワクワクする言葉です。

  目に見えないもの、化学的に証明できないものは存在しないということは、わたしは、

  ないと思います。

  以前にも書いたことがあるのですが、小さい頃に住んでいたいた家が、古木に囲まれた

  佐竹藩の家老の古い屋敷で、わたしは、庭の樹の精霊たちと遊んでいました。

  大きな梅の樹には、鮮やか五色の中国服を着た精霊たちが棲んでいましたし、タイサンボクの

  樹には、ひょろりと背の高い男の人が、モチノキの洞には、おばぁさんが、いつも座っていました。

  わたしは、樹の精霊がいる庭が普通のことでしたから、別に不思議とも思っていませんでした。

  今から思えばとても賑やかな庭でしたね。

  家自体も不思議いっぱいの造りでした。不思議というよりある意味、気味のわるいと言ったほうが

  正解かもしれません。

  なかでも、裏庭に在った畳二畳ほどの平べったい石は、仕置きに使われたとか、石の横の池は血刀を

  洗ったとか、聞くたびに怖かった思い出があります。

  そのためかどうか、あの家に住むことで不幸になってしまった人たちが、確かにありました。

  わたしの家族も含めて。

  化学で証明できない不思議は、絶対に存在しています。と、わたしは、信じています。

  さぁ、今日から佐藤愛子さんの不思議な世界へ行ってきま~す。感想は後ほど。