そこは、神奈川県の海沿いにある街でした
夏冬問わず観光客がやってるくる
でも、昼間と顔に比べて夜はおとなしい静かな街なんです
それはもう40年前の話
当時から観光客でいっぱい
日本で1日の売り上げ日本一になるマクドナルドがあったりして。。。
そこで、私は留守番のアルバイトをしてました
まあ、家主が長期でお出かけの際にそのお家に住んで手入れをするっていうアルバイト
その日は梅雨明けになるかならないかの暑い日でした
個人の家にはクーラーがそんなにはついていないころでしたが
そのお宅にはリビングと寝室にクーラーがあり、なかなか快適なものだと感心してました
クーラーが効きすぎで寒くなり、外へ
あっつーーー、愛車のミニトレ80にまたがり
海辺から南東へ
海岸線を走り、トンネルを抜けて、有料道路の料金所の手前まで行って
海岸線からおさらばして山側へ
細い道をあがっていくと道の真ん中に雨戸の戸板が落ちていました
まあ、気にすることなく脇を抜けて目的地の飲食店へ
かき氷と焼きそばを食べから西に戻るために
来た道とは違う路地へ
えっ。、また道の真ん中に戸板が
それも真ん中が不自然に盛り上がっていて
不気味さを感じながら
横を通り過ぎると
戸板の下から何か見ていたような感覚が
いくらなんでも戸板の下に何かいる隙間はないと思うし
気のせいかとも思いましたが、気持ち悪いのでスピードを上げてはしりました
海岸へ流れ込む川のところまできて、踏切を渡って、もう数百メートルで留守番先というところで、
また戸板が
道ではなく
不自然にブロック塀によりかかっていました
直感的にさっきの戸板だと思いました
戸板が先回り、
そのまま通り過ぎればいいのに
バイクを止めて、その戸板ところへ
2mぐらいところまで行くと
これ以上近づいてはいけないと
また直感的に感じて
ゆっくりとバイクの方へ戻ろうとすると。。戸板がゆっくりと浮き上がり。。。海岸の方へ風に流されるように消えていきました
その時一瞬ですが、戸板の裏に目が見えたような
慌てバイクにまたがり、留守番のお家は大きくて一人では怖いので、海岸近くにあったマクドナルドへいって2時間ぐらい過ごしてから
戻り、バイクを駐車場にとめて
家に入ろうとすると
声ではなく
頭の中に
「気付いてくれてありがとう」と
慌ててるのに、とても、ゆっくり家にはいり 全ての電気をつけて、
朝まで一睡もしないで過ごしました
なんと、クーラーが効いて寒いぐらいところまでだった寝室のクーラーは壊れていて動かないことがわかり。。。
その部屋の雨戸が一枚足りないのは後日わかりました