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terryの蟲 1994

くまおの物語 エピローグ

2018-02-05 12:05:43 | くろちゃん

くまおの物語

年齢不詳 推定3-4歳

2017年の春先に足立区の綾瀬の公園で保護

それまでは野良ちゃんとして生きてきました。ママもパパもわからない、クロネコ。

 

綾瀬の公園でえさやりさんから御飯もらっていて、去勢もうけていて地域猫として生活していましたが、

2017年の3月ごろに人間に硬いもので殴られて血だらけで保護されました。

頭と左眼をけが、その怪我が原因で、両耳がさくらカットになっています。

保護してくれたおうちでは多頭飼いのニャンコがいたので、くまおはゲージの中で過ごすことに・・・野良で公園を走り回っていたのに、ゲージからでれない生活に・・・御飯はもらえるし、寒くないけど・・・

くまおは黒くて大きいので他の猫が怖がるらしい・・・

里親の話が出ても縁がつながらない・・・そこで保護団体さんが動いて、Mさんのおうちに一時避難して里親を探しはじめたのが2017年5-6月のこと・・・

ゲージにいれて里親会に行くのが困難なくまお、Mさんのおうちにいても里親が決まらず・・・7月、8月とすぎても決まらず・・・Mさんのおうちでも他に10頭ほどのニャンコがいるけど・・・くまおには近づかない・・・なんか孤独なくまお。

このときに、黒くて、一部白い毛があってずんぐりなので「くまお」と命名されました。

 

船井の家では2017年8月7日14:53に相棒、家族としていたくろちゃんが急性じん不全で病気がわかってから10日ほどで虹の橋を渡り、とーちゃんもママも失意のどん底・・・もう猫は飼えないと思い、くろちゃんの残したグッズや大量のごはんを保護団体さんへ寄贈することにしました。

数件の団体さんに送付したり、猫のお友達に引き取ってもらったたり・・・最後にお願いしたのがMさんのいる保護団体さんでした。

そこに、2歳の黒猫の女の子がいて、それが見た目がくろちゃんにそっくり・・・1週間悩んだあげくに、その女の子を受け入れようとしたのですが、先に幸せをつかんで決まっていました。

縁がなかったと思っていたところにお話しいただいたのがくまおでした。

里親が決まるのは子猫がほとんどで、成猫はなかなか決まらない、なかなか慣れてくれないというのが最大の理由。

とくにくまおのように眼にくもりがあったり、年齢不詳であったりすると特に決まらない。

船井の家はそんなの関係ない・・・あえて言うなら黒猫がいいかなってぐらい・・・

そこで、その次の日曜日の里親会にくまおをつれてきてくれることに。

1週間待って・・・くまおとご対面。

暑い9月の日曜日でした。屋外のテントの会場にくまおは大嫌いなゲージにはいっていました。両目からは大量の赤い涙・・・緊張して、人がいっぱいいた怖くて・・・小さくまるまっていました。

かわいそうで、つれてきてもらったことを後悔しましたが、この子を引きとろうと決めた瞬間でもありました。

里親会で赤い涙をいっぱい流している両耳さくらカットの黒猫・・・さすがに縁が生まれるとは思えない・・・

でも、くまおはくろちゃんが縁をつけてくれたのだと思いました。

なんかかわいそう・・・・そんな言葉があてはまるような・・・「かわいい」という言葉が飛び交う里親会に不釣り合いなくまお・・・でも、なにか違う訴えるような眼・・・

すぐに、かわいそうだからバックヤードにいれてもらい。

その日は帰宅・・・決めているのに・・・なかなかGOが出せない・・・理由はくろちゃんの死があまりに重すぎて・・・

うちにくるよりMさんのところにいるほうが幸せなのかもと考えたり・・・

でも、あの訴えるように眼が忘れられずに決断したのはくろちゃんが虹のはしを渡ってちょうど1ヶ月後の2017年9月8日でした。

それから受入日を決めるのですが・・・いろいろ都合があって決まらず。その間にすべて処分してしまった猫ツールを用意・・・くまおの名前を変える気もないのでママがオーダーで迷子札と首輪を注文。ごはんもなにを食べるのかはっきりわからないので、とりあえずくろちゃんの趣味で揃えて。

 

2017年9月20日の午後にくまおがトライアルでやってきました。

くまおは用意したゲージに入りこんで出てきません。

ごはんもだれもいなくなってから食べる。食べるとゲージへ・・・

ゲージの近くにお水とトイレを用意して、ごはんはくろちゃんと同じテーブルの下に用意。

当日はゲージが出ないで過ごししました。

翌日に用意したトイレを使用。このこは賢いと思いました。

ただ、過ごすのはソファの下の「基地」わりと大きいくまおは縮んではいらないとはいれない窮屈な基地にはいって出てこない。

人かいなくなると出ててきてトイレやごはん。お水と・・・うろうろして外を眺めて

にゃーーーー。

よく聞くとくまおは「にゃーーー」ではなく「なーーー」となく。

初めての場所で戸惑っているし、知らない顔がいるし・・・

でも、粗相はしない。きちんとトイレを使うくまお。

抱っこどころかさわることさえできない・・・近づけは「しゃーーー」といって基地へ逃げ込む。

でも、翌日には猫じゃらしで遊んでくれた・・・それでも近づくと「しゃーー」

うんちが緩いのが気になる。涙がすごい出てる

ごはんはかりかりよりもパウチ類を好んでたべるのですが、とにかく一気食い・・・野良の気質が残っている感じでした。

3日目ぐらいからうんちもゆるくなくなりましたが、相変わらず しゃーーー

 

ここからくまおが家猫になっていくゆっくりな生活がはじまります。

2017/9/20からの当ブログを毎日みてもらえれば・・・139日間のだいたいがわかります

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