ミノルタの銀塩一眼レフで機械式と呼べるのはSRシリーズだけですが、これが完成形って言っていいのかな?
このあとSR505が出ますが、こちらのほうが完成度が高い気がします。
minolta SR-T SUPERはSR-T 101から使い勝手といのがちょっとよくなった気がします。
1973年3月の発売です。愛川欣也と研ナオコのCFで一世風靡しました。「美人しか撮らない」といCMです。
同時期にX-1というプロ向け機材が発売されました。たしかうちにかなり酷使された個体があったと思うのですが、みつかりませんでした。
ファインダー内に絞表示が出たりフォーカス板にスプリットマイクロプリズムが採用されたり(個人的にはスプリットは好きではないのですけど・・・)でも基本的な機能はかわってない気がします。多重露光機能も追加されました。
この個体はとても程度がいいです。小傷はありますが、とても状態がいいです。
クラウン部分はパット見では変わってない感じがします。
変更になったのは、ストロボシューが接点のついてホットシューになったことと、巻き上げレバーの指のかかる樹脂の形状がかわって立体的になっています。巻き上げレバーは使いやすくなりました。
底はかわらないですね。ここだけ見たら区別つきません。
背面も一見かわつてないようなんですが、フィル無感度の備忘サークルが固定でまわらなくなってASAとDINの対応表になっているということです。これはいらないかなー・・・・
ホットシューになったことで接点がひとつになってXとFPの切り替えスイッチがつきました。まあ、見た目はいいですが、そのままでもよかったような気もします。L字ブラケットのストロボ使う人も多かったので接点がないというのはだめですけどね。
ミラーもスクリーンもとても綺麗です。ほんとに程度いいです。
レンズはMC ROKKOR-PG 1:1.4 f=50mmです。このレンズも定評がありました。レンズの状態もとても良いです。