事務所通信

不完全な勘定科目内訳書

ご縁があって、新しくお客さまになって頂いたA社さま。

会社さまの経理はしっかりしているのだが、

前税理士の決算書の金額の内訳がわからない。引き継ぎの処理ができない。


例えば、こんな感じです。

預金の内訳に『その他』があって口座が不明。どうやら保険積立金のことらしい。

受取手形の内訳が無い。

未収入金の内訳金額が決算書と合っていない。

貸付金、仮払金、預託金、出資金、保証金、長期前払費用、短期借入金、長期借入金、地代家賃、雑収入の内訳書が作成されていない。

預り金の内訳も無い上に決算書の残高はマイナスのまま。


ようやく入手した総勘定元帳にも補助簿がなくて意味不明。


当社では、資産負債については基本的に全科目について内訳書に記載する。

新しい税理士さんに変わったとしてもお客さまが困らないように配慮するのも担当税理士事務所の仕事だろう。


いまだにこんな税理士がいるんだな。と驚いている。
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