七十二候の「清明」の初候は、 第十三候「玄鳥至(つばめきたる)」
夏鳥のツバメが渡来する頃。
玄鳥 (げんちょう)とはツバメの異名で、黒い鳥という意味だそうです。
はるばるツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。
つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表しています。
「ツバメが巣をかけると、その家に幸せが訪れる」
という言い伝えがあり、ツバメは大切に扱われてきました。
鳥のさえずりを「聞きなし」といい、
ツバメの場合は「土食って虫食って渋~い」と聞きなされてきたようです。
七十二候の「清明」の次候は、 第十四候「鴻雁北(こうがんかえる)」
冬鳥の雁が北へ帰って行く頃。
ツバメの渡来とは入れ替わりに、冬を日本で過ごした雁が北へと帰っていきます。
雁は、家紋にも多く使われ、和菓子の「落雁」や、高級茎茶の「雁が音 (かりがね)」にも結び付きがあることから、
古くから日本人に親しまれてきました。
七十二候の「清明」の末候は、 第十五候「虹始見(にじはじめてあらわる)」
冬には見かけなかった虹が現われ始める頃。
春が深くなるとともに、だんだんと空気が潤って、雨上がりに虹を見ることが多くなりますが、
春の光はまだ弱く、夏の虹に比べると淡くはかない虹です。
営業のご案内
4月 15日 (土曜日)
open 12:00 〜 close 18:00
4月 16日 (日曜日)
open 12:00 〜 close 18:00
ひさしぶりの平日の営業になります。
4月 18日 (火曜日)
open 13:30 〜 close 18:00
18日の営業は 午後1時30分 からとなりますのでよろしくお願いいたします。