息子が小学校の頃のうちに、息子と一緒にいっぱいいっぱい遊びたい。
いろんなことをしてみたい。
中学になると、部下とか、いろいろと忙しくなるから。
今夜は、息子がいま大好きなベイブレードを一緒にやった。
そして、息子が本気でむきになって、私にむかって言ってきた。
こんなことは初めての経験だった。
息子も成長したのだと思う反面、ちょっと悲しくなった。
そして私は、ちょっとつまらなくなった。
ほんとは、もっと一緒に遊びたいのに。
だから大人げもなく、すこしだけすねてみた。
それから、息子たちが寝てから、去年録画しておいた映画を観た。
ずっと観るのが怖かった映画だった 。 。
Little DJ 小さな恋の物語
映画の中の太郎は、私が中学生だった頃よりも、立派だったよ。
ちゃんと、たまきちゃんに自分の思いを伝えることができたのだから。
大切な想いは、ちゃんと伝えなきゃね。
よくがんばったね。
私にとって、息子はたから。
私のいちばんたいせつなたからもの。
この映画を観て、いろいろなことを思った。
涙があふれてとまらなかった。
そして、私が中学生だった頃のことを思い出した 。 。
息子には、大切な想いを、ちゃんと言える人になってほしい。
そして、生きがいを感じられる人生を送って欲しいと思う。
人生とは、どれだけ長生きするかではなく、
どのようにして生きたかだ。
生きがいを持って、言いたいことを伝えたかだ。
私は、息子が大人になるまで、応援してあげよう。
ぜったいぜったい、大人になるまでじゃないと、許さないんだから。
映画で流れた音楽を聴きながら、また余韻にひたってしまう。
私は、悲しい映画は嫌い。
でも、もしもこの映画が映画館で上映されることがあったら、
私は観に行きたいと思う。
がんばった太郎の姿が、またみたいから。