同期に面白いと勧められて読みました。
漫画の表紙に書いてある、「魂揺さぶる究極極限ドラマ」ってのは上手いですね。
結構グッとくるし、確かに面白かったです。
どんな内容かと言うと、、、
「国家繁栄維持法」という法律があり、国民は全員、小学校に入学した時に注射を打たれ、
その中で、1000人に1人の確率で、18歳~24歳までのあらかじめ設定された日時に死んでしまう。
死への恐怖感を植えつけさせ、生命の価値を再認識させる。
そんな法律です。
その運命を知らせる死亡予告証、通称「イキガミ」が配られるのは死の24時間前。
主人公はそのイキガミを届ける役人。。。
各巻エピソードが二つあって、一つのエピソードでイキガミを配られた人の、最後の24時間を追ってます。
作中ではやはり、綺麗に逝ってしまう人もいれば、罪を犯してしまう人もいます。
正直、綺麗に逝けるってのは凄いですね、普通は作中の登場人物の1人と同じように「何故自分なんだ!!」てな感じで逆切れしそう…
何だか、日々を精一杯生きようっていう気にさせてくれる漫画ですね。
ただ、一つのエピソードが短いのか、あまり重く感じられませんでした。
これなら、似たような話の小説「バトルロワイヤル」の方が、重みがあったなぁ。
小説と比べるのも野暮だと思いますが、後一手押しが足りないかも。
しかし、現在4巻まで出ていて、まだ完結していません。
これからどのような物語になっていくのかに期待ですね。