タオルケット２枚を洗濯しました。そろそろ長袖パジャマに肌布団の季節です。
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昨夜24時くらいのことです。急に本棚の整理がしたくなりました。
布団に入っていたのに、本棚を片付けたくてソワソワするのです。
軽い眠気を覚える、じき、眠りに落ちるだろう。 そう思っていました。
と・こ・ろ・が。
脳みそが「本棚を片付けろ!!」と騒ぎ立て始めたのです。
頭の芯が眠ろうとしているのに、周辺部が邪魔をする。
「本棚を片付けろ！」
「もっと効率の良い空間の利用を！」
「そんなに蔵書多くないだろ！ 片付けられる筈だ！」
ニューロンとシナプスがプラカードを持ってデモ行進しているようでした。
眠気（本能）と理性の戦いに見えるかもしれないが、これは欲望と欲望の戦いです。
片付け欲求。
試験期間になると部屋を片付けたくなる、あの衝動。それが襲ってきたのです。
確かに、そんなに本は持っておりません。図書館派です。
それに、本棚と言っても、カラーボックス３つ。夜を徹するハメにはなるまい。
もう眠っていられなくなって、起き出しました。
＊＊＊
前回片付けたときは、積読になっている本を手に取りやすい位置に移動しました。
しかし、一向に積読は減らないし、奥に片付けた既読の本が読みたくなる。
見た目もイマイチ美しくありません。
また、どうしてもデッドスペースになって疎遠になってしまう部位もどうしたものか。
棚から本やファイル、ＣＤ・ＤＶＤ・カセットを引きずり出しながらしばし考えます。
＊＊＊
【結論】
積読・既読に拘わらず、此処数カ月手に取っていない本はデッドスペースへ押し込む。
昨年（2009年）の秋の古本まつり＠百万遍知恩寺で買ったものの手を着けていなかった
隆慶一郎『影武者徳川家康』上下巻やエイミ・タン『ジョイ・ラック・クラブ』。
３冊とも文庫ではなく単行本なのでかさばります。
他にも親戚の家から持ってきた仏教関係の本（恐らくは父の蔵書）や、大好きだけど
そんなに頻繁に読まない本たちをぎゅうぎゅうに詰めました。
こんな無体を強いておいて、本当に本が好きなのか、お前は！…と深夜の一人ツッコミ。
しかし、御蔭で宮城谷昌光、梨木香歩、江國香織などを前面に出すことが出来ました。
うつ病、統合失調症の本数冊も奥から手前に引き出しました。
そして、デッドスペースから陳舜臣『秘本三国志』を発見！
数日前に友人に薦められて図書館に探しに行ったものの、全巻借りられていたのです。
持ってたよ！ 自分で持ってたよ!! あぁ、間抜け…。
今回の本棚整理は、さてはこの本が呼んだのか？と思いました。
一番の収穫物です。
就活の本や勉強の本は「売れるかな？」と思いつつ本棚から撤退させました。
研究室で「欲しい方差し上げます」と掲げて置いておいたら邪魔になるかしら。
期間を決めて残ったものを引き揚げるなら許されないだろうか。うーん。
＊＊＊
マンガエリアでも未完・完結、未読・既読に拘わらずよく読みたくなるものを
前面に出しました。
大清水さち『TWIN SIGNAL』、篠原千絵『天（そら）は赤い河のほとり』、
おかざき真里『サプリ』などがずらっと並びます。
愛する美川べるの作品も前面にズラリ。 しかし、『超空転身トランセイザー』のみ
場所が足りなくて奥に行ってしまいました。ごめんよ～。
ゆうきまさみ『機動警察パトレイバー』も前に出したかったんだけどなぁ。
＊＊＊
そんなこんなで寝たのは３時を回っていました。
それはもう、７時半までぐっすり眠れましたとも。
朝起きたら体重が減っていたのは本棚整理の御蔭かもしれません。
突発的に敢行した割には上手く納まってくれて、まぁまぁ満足です。
でも、本棚の整理は普段からしておきましょう。
深夜にデモ行進が起こらないうちに。
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何かで「人生の中で百回以上読む本以外は買わない」という記述を読んだことが
あります。そんなことしてたら、私は本棚が要らない人間でしょう。それとも、
これからそんな本に巡り合うのでしょうか。もう出会っている本と、これから
長いお付き合いをするのでしょうか。
今日も明日もいい日になりますように…
