靴の話

海外のとあるサイトを見ていたらかっちーん☆とくる事を書いていた方がいた。
全米の後、ジョニーが靴（とエッジも？）を変える必要があると発言していることに対して『これで彼はワールドがうまくいかなかった時の言い訳を手に入れたのね。変えた靴が合わなかったと言えばいいのよ。何よ靴ぐらいでおおげさな！』と書いていたのである。

…おいおい。
それスケートファンが書く台詞じゃないよ。
スケーターにとって靴やエッジの問題っていうのは死活問題なんだから！
例えばトリプルジャンプを跳べば足には100キロ以上の負荷がかかる。
その衝撃に耐える靴やエッジがもし合わなければどのぐらい負担になるかわからないんだろうか？
下手をすれば怪我する原因にだってなりかねないのに。

私のようなへたれスケーター（スケーターというのも恥ずかしい）でも靴やエッジを変えたばかりのころはダブルアクセルひとつ跳ぶのだってめちゃめちゃしんどい。
ましてや選手権クラスの選手たちはやってるエレメンツやジャンプ内容だってめちゃめちゃハードなわけだから…。
例えば普通の靴を新しくおろしたとき靴が合わなくて靴ずれとかになったりしますよね？
そんな程度の事でもめちゃめちゃ痛いじゃないですか。
それを固く冷たい氷の上で足に負荷をかけながら跳んだり回ったりしたらどうでしょう？
それでも靴ぐらいって言うのかな？

今にして思えば全米の公式練習でジョニーは変形イーグルでイン・アウト・イン・アウトとしきりにエッジに正確に乗る練習をしていた。
試合前から靴やエッジに問題があったんだろうか？
あと井上レナちゃんも練習の時にエッジが…としきりに話していたっけ。

東京のワールドでは変えた靴がジョニーに味方してくれるといいな。