ネット小説 十津川 健也

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第一空挺団降下訓練初め2

2010-02-21 20:38:00 | 【新連載】いわき独立戦争番外編
それでは、2009年1月11日に行われた第1空挺団の降下訓練のレポートを紹介します。

1月11日(日)、空は晴れていて、絶好の見学日和。ただ、やや風が吹いていて、落下傘降下が行われるか心配だった。演習場に入ると、手荷物検査(2008年から始めた)を受けて、陸自のシャトルバスに乗り、会場へ。

会場に着くと、そこは多くの観客でいっぱいであった。

最初に、なんと在日米軍のUH-60A(キャンプ座間)が演習場に降着、米陸軍の高級将校たちが降りて来て、来賓席へと歩いて行った。
在日米陸軍が空挺降下の見学に訪れたのは今回が初めてである。

訓練は、風が吹いていたものの、予定通り落下傘降下が行われ、各部隊の指揮官降下で始まった。
永井第1空挺団長も自ら落下傘降下した。

浜田防衛大臣がCH-47Jで来場した。筆者も浜田大臣の顔を見るのは3回目である。
(大臣は地元千葉県出身であり、副長官時代には2.3度木更津の駐屯祭に来ている)

来賓が揃ったところで、敵の機甲部隊を迎え撃つ空挺団の戦闘訓練が開始された。

最初に敵の状況を探るためMC-4自由降下傘やヘリによるファーストロープによる偵察活動を行い、情報を伝達する。
次に、OH-1、偵察バイクにより詳しい偵察を行う。
OH-1は陸自の新型の観測ヘリで、今回参加したのは第4対戦車ヘリコプター(木更津)に昨年配備されたばかりの機である。

次に、見方の降下地点を確保するためAH-1S対戦車攻撃ヘリが対地攻撃を行い、東部方面航空隊(立川)のUH-1Hから降下誘導小隊が進出する。
次に、空自のC-1(入間)2機、C-130H(小牧)2機から主力部隊が降下して来る。

風や演習場の制約から一度に5人ずつの降下で、数回に分け4機から計80人くらいが習志野演習場に舞い降りた。
今回は、イラク復興支援輸送が終了したため、C-130Hが6年ぶりに参加した。筆者もC-130Hからの降下を見たのは初めてである。