下地トシオ 那覇市議会議員 (愛玩動物飼養管理士1級)

「市民のエネルギーが躍動する那覇市の実現へ」那覇市議会議員下地トシオ(敏男)の公式ページです。

公立病院の役割

2009年06月13日 22時37分24秒 | 過去記事
 公立病院の役割は、採算性等の面から民間医療機関による提供が困難な医療(①
民間医療機関の立地困難な離島等における一般医療の提供、②救急・小児・周産
期・災害・精神などの不採算・特殊部門に関わる医療の提供、③がんセンター、循
環器病センター等地域の民間医療機関では限界のある高度・先進医療の提供、④研
修実施等を含む広域的な医師派遣の拠点機能など)を提供することです。

 しかしながら、全国的に、経営の効率化については、民間病院並みに効率性の達
成が求められ、運営形態の見直しによる、人事・予算等の実質権限と結果責任を経
営責任者に一本化、地方独立行政法人化、指定管理者制度、民間譲渡等が進められ
ています。民間の不採算部門を担う公立病院の経営悪化は、地方での医師不足の深
刻化や病院事業をめぐる社会環境(医師研修制度の導入による医師不足、診療報酬
引き下げ、自治体財政悪化など)によるところが大きい。医師や看護師確保対策な
ど基本的対策を講じることなく、経営改革のみを急げば、結果として地域医療の崩
壊や「医療の貧困」状況に拍車をかけることになりかねません。

 現在、那覇市立病院は、急性期病院に特化され、現場の職員は今まで以上に忙し
くなっています。現場の職員は、市民の命を守る最先端を担っていることを誇りに
思い、日々医療サービスを提供しています。現場職員の頑張りが、市立病院を支え
ていますし、現場職員が、健康で働き続けることが、市民サービスの充実につなが
ります。

 これからも那覇市の医療サービス確保と医師や看護人材の確保、市立病院が地域
のセーフティネットとして果たす役割をあらためて認識し、安定した地域医療提供
体制確立と医療基盤の充実にむけ、市民や医療提供者・関係者と連携していかなけ
ればいけません。  私もそのために頑張る決意であります。

 

宮古

2009年06月09日 21時48分56秒 | 過去記事
 私は、母は安謝出身です。私自身は、安謝で生まれ育ったのですが、私の父は、
平良市(合併して現在は宮古島市)の東仲宗根出身です。小さい頃から、姓が下地
ですから宮古出身と皆からいわれ、自分自身に流れている宮古の血を意識してきま
した。 それをアイデンティティーという人もいます。

 宮古を愛し、宮古のために、また、宮古出身者の皆様のために、自分ができるこ
とは何かを考えています。

 那覇と宮古の「かけはし」になれるといい。宮古に限らず、石垣、久米島、渡嘉
敷、座間味など、那覇と離島の「かけはし」になれるといい。
 いまは、そのために、走り続けます。


 

結婚式

2009年06月04日 22時03分05秒 | 過去記事
 先日、元同僚の結婚式に参加しました。若いカップルの前途を祝福しました。

 結婚式といえば、色々時代のはやりがあり、15年ほど前は、キャンドルサービ
スのときに各テーブルごとに、3・3・7拍子、万歳三唱など、祝福のための工夫
がありました。
 中には、テーブルの真ん中に座り、頭にキャンドルを持って祝福する友人たちも
いました。

 最近は、少しおとなしく各テーブルごとに拍手と配られたクラッカーを鳴らすと
いうものでした。
 驚いたのは、キャンドルサービスはおとなしいと思っていた新郎新婦の友人たち
が、最後のカチャーシーのときに、舞台の上で花嫁を囲んで写真を撮ることに夢中
になり、新郎は何度も何度も胴上げされ、何時までも新郎新婦の友人たちが、舞台
を賑わせていました。

 そうした若者の元気が、沖縄を元気にすると思います。
 がんばれ、若者たち!
 

知識を力にかえて

2009年05月23日 21時26分44秒 | 過去記事
 那覇市では、多数の臨時・非常勤の職員がおり、その皆さんで、那覇市臨時非常
勤労働組合を結成しています。
 那覇市で働く、臨時非常勤職員が安心して働き続けられる職場をつくるために
日々活動をしています。私も、常に連携して活動をしています。

 自治体で働く、非正規労働者は、民間労働者に適用される法律の適用除外となっ
ています。それは、自治体で働く労働者については、条例等で別に定めるというの
が前提であるにもかかわらず、条例が整備されず、例えば、那覇市の非常勤職員に
は、育児休がありません。非常勤の雇用年限も一年任用の5年で雇用止めするな
ど、働く労働者にとっては、不合理であり、市民サービスも低下するようなことが
平気で行われています。

 小泉構造改革により、経営者の立場での労働規制緩和が進み、「名ばかり管理
職」や「派遣切り」、「内定取り消し」など多くの問題が起こっています。
 法律や制度を変えるのが政治の役目であり、社会のセーフティーネットとしての
雇用対策が大きな課題となっています。

 しかし、現在の法律の枠内においても、「名ばかり管理職」に時間外手当の支給
を勝ち取ったり、「派遣切り」や「内定取り消し」に対しても補償を勝ち取ったり
と、あきらめずに闘うことにより充分でなくても成果が上がっています。

 知識を力にかえて!

 連合沖縄と那覇市臨時非常勤組合が共催により、「雇用安定」と「労働条件改
善」をテーマに学習会が開催されます。

 日時 5月27日(水)午後6時半から8時半
 場所 教育福祉会館(那覇市古島、古島駅近く)

 講師は、連合本部 大塚組織局長と 小川(自治労顧問弁護士)さんです。

 臨時・非常勤の職員の実態と問題点、制度改正の視点について等、役に立つ学習
会です。多くの仲間の皆様の参加を呼びかけます。


梅雨入り

2009年05月19日 22時39分32秒 | 過去記事
 昨日から、沖縄も梅雨に入りました。今年は例年より遅れ、カラ梅雨かなと思い
ましたが、農家の皆さんも一安心だと思います。昨日の夕方の雨で、びしょ濡れで
危うく風邪を引くところでした。

 最近の沖縄の雨は、夜中によく降る気がします。朝方、雨音で「雨の中、仕事に
行くのもいやだなー」と感じたことはありませんか。しかし、出かける頃には雨が
やんでいます。今日もそうでした。不思議ですね。

 今、7月5日に向けて、雨の日も風の日も走り回っている私には、梅雨もなんの
その、雨雲を吹き飛ばす勢いで頑張らないといけません。皆様のご声援を宜しく御
願いします。

 

 

 
 

5・15平和行進

2009年05月15日 20時17分44秒 | 過去記事
 今日から5・15平和行進が始まりました。私は、那覇市役所前で行われた南コ
ースの出発式に参加し、崎山嗣幸(平和運動センター議長)と一緒に歩きました。
 
 戦後、占領状態の沖縄は、米軍による銃剣とブルドーザーでの、土地の強制収容
が行われました。沖縄人の人権も蹂躙され、子供が米兵にひき殺されても米兵は無
罪になるなど、沖縄人の怒りが島ぐるみ闘争へ、そして、本土復帰闘争へと発展し
ていきました。

 合衆国は、沖縄を直接統治するよりは、日本に復帰させ、今でも日米安保条約の
下、米軍基地は今でも占領状態が続いています。

 沖縄戦を体験した私たち先輩方は、基地のない平和沖縄を、日本に復帰する事に
より実現すると信じていました。日本復帰とは何だったのか、二度と戦争を起こさ
ないために、私たちも行動に移しましょう。

 南コース明日は、9:00に平和記念公園出発、明後日の日曜日は浦添市役所を
出発です。
 東、西、南コースは5月17日(日)15:00の宜野湾海浜公園での県民大会に
合流します。
 ブログごらんの皆様も、是非、ご参加を御願いします。


古島団地

2009年05月10日 21時37分07秒 | 過去記事
 皆さんは、旧郵政団地の問題をご存じですか。
 旧郵政団地とは、古島団地、末吉団地、松川団地のことで、4年前に、郵住協か
らバークレー社に、①平成20年度からの建て替え ②建て替え施設への団地住人
の優先入居 ③それまでに安全な管理を行うこと の3点を協定書を交わした上で
売却されました。
 
 この協定を反故にして、バークレー社は、住民を追い出し、土地を第3者に売却
しようとしている動きが昨年からあり、古島団地自治会が、この約束違反をどうし
ていいのか、昨年1月、当時のサキ山嗣幸(那覇市議)に相談をし、2月議会で取り
上げたことから、バークレー社は、昨年3月29日、30日の両日、8回に分けて
住民説明会を開催し、①危険な団地であり、今年中に出て行ってもらいたい ②建
て替えは行わないことを明確にし、また、③住民が出て行ったあとに団地を取り壊
し再開発業者に転売することを示唆しました。この説明会は、那覇市との話しも反
故にする内容でした。自治会には、「わじわじーする」「ここに最後まで住みたい
のに」など、怒りの声や不安の声が多く寄せられました。
 
 自治会では、ここに住み続けるために必要なことをみんなで相談し、今後も多く
の住民に自治会の考え方を伝えていくことを確認し、「ここに住み続ける住民大
会」を昨年5月におこない、団結して対応することが確認されました。

 それ以来、私も関わっていますが、県議会でサキ山さんが県当局を追及すると
ともに、土木委員会で各議員が関心を持ち始めました。

 私は、金弁護士を、古島団地自治会の顧問弁護士にすることの調整を行い、金
さんが着任してからは、バークレー社からの住民に対する露骨な働きかけがなく
なったと、自治会の皆様から報告を受け、私も喜んでいるところです。
 金弁護士が言うには、住民には、借家法により住み続ける権利があり、バーク
レー社は、住民が住み続けることができるための義務があり、団地が第三者に売却
されても、住民の住み続ける権利はなくならないとのことでした。
 そして、団地の再開発には、郵住協が解散した以上、県や那覇市に対して政治的
追求をしながら、対処した方がよいとのことでした。

 私も自治会の皆さんに対して、初めての議会質問で必ず取り上げると約束しまし
た。こんな理不尽なことが許されていいはずがありません。県民の財産が正しく活
用されるよう、私はこの問題を、住民の立場で訴えていきたいと思います。


インフルエンザ

2009年05月04日 23時05分16秒 | 過去記事
 メキシコで発生した新型インフルエンザ、全世界的な対策を行っています。
 インフルエンザは、普通の風邪と見分けがつかないし、有効なワクチンを作っ
ても、別の型のインフルエンザには効かない。抗生物質を開発しても、耐性を持
つ新たな新型インフルエンザが、また、生まれる。
 私は、健康に多大な関心がありますが、病気に負けない強い体を作ること、手
洗いとウガイなど自分ですぐできる対策を日頃から心掛けることが大切だと思い
ます。
 そして、早く帰って、眠るのが一番。

女子バレーボール大会

2009年05月01日 23時55分24秒 | 過去記事
 4月30日に那覇市職労の女子バレーボール大会が県立武道館であり、応援に行っ
てきました。
 一昔前は、「サインはV」、「アタックNo1」、「ミュンヘンへの道」など
テレビドラマやアニメでもバレーボールが取り上げられ、花形スポーツでした。
 ロシアやヨーロッパなどと比べ高さで劣る日本は、AクイックやBクイック、時
間差攻撃など技術とスピードで世界を圧倒し、オリンピックでも金メダルを獲得す
ることができました。
 しかし、これらのテクニックは外国のチームにも取り入れられ、高さに劣る日本
チームは、上位に行くことができない状況です。どうする、ニッポン。
 那覇市職労も6月20日の自治労バレーボール大会を目指し、練習を積み重ねてい
ます。チームワークを大事にし、サーブ、レシーブの基本プレーを大事にすれば、自ずと結果はついて行くでしょう。
 頑張れ、女子バレーボールチーム!


 

「なくそう!官製ワーキングプア/反貧困集会」沖縄行動

2009年04月24日 20時24分21秒 | 過去記事
 那覇市役所では、定数職員が削減される中、多くの臨時・非常勤の仲間が増えており、市民サービスを低下させることなく、一生懸命働いています。
 その仲間たちで作っている「臨時・非常勤職員労働組合」が連合沖縄ユニオンと
共催し、4月27日の月曜日、夕方5時半より、県庁前の県民広場にて、表記の集会
が開催されます。

 規制緩和や市場万能主義は、非正規労働者を増大させ、生活格差、雇用不安、年金・医療不安など閉塞感がさらに広がっています。
 那覇市役所内においても、臨時・非常勤職員及び委託職員が数多く存在し、この
人たちがいなくなれば市民サービスが停滞する状況にもかかわらず、正規職員と比
較し賃金労働条件は劣悪な状況が続いています。一方、正規職員は、人員減により
仕事に追われ家庭を犠牲にして働かざるおえない状況や、メンタルヘルスにより休
職する職員が増大しています。

 私は、人間が人間らしく生きていくこと、誰もが生き生きと働き続けることがで
きる社会にしていきたい。そのためにも、私たちと思いを同じにする仲間と連帯を
し、私にできることを私の使命として、頑張る決意であります。