ダムの奏でる

三日町頭首工

三日町頭首工

 天竜川水系天竜川 長野県上伊那郡箕輪町 

訪問日 2023/1/28、2023/5/1

 

[2023/5/1]
 そろそろ田んぼに水が入る季節。というわけで見に来ました。


右岸からの下流面  しっかり膨らんで堰き止めている

 


右岸堤体脇から  釣り人もちらほら

 


取水樋管にも水が入る

 


用水路にも水が流れる  右のゲートは閉まっている様だ

 

[2023/1/28]
 近所の頭首工、4つ目。大堰頭首工を見た後、天竜川へ下りて来た辺りにあります。まさかこのような所にあるとは! 通勤経路のすぐ脇でした。
 天竜川本川を堰き止めるという大仕事を担いながら、まったく目立っていません。ゲートはラバーゲート2門。ラバーゲートとは、ゴム製の管に空気を送ることにより膨らめ堰とします。水を流すときは空気を抜き管を潰します。『ダムの教本』でその存在は知っていましたが、こんな近所にあったとは。
 取水口はゲートの上流150mの位置に離れているというのも、堰として目立たなくしているように思います。かんがい期間中は膨らみ取水し両岸の大地を潤します。洪水時と非かんがい期には潰れた状態で水を流します。
 今は潰れていますので、春になったらまた見に来ようと思います。
 

右岸堤体脇から  取水口は左岸の上流150mの位置
 

少し下流へ  魚道の入り口の上
 

右岸上流から  堤体は見えない
 

右岸堤体脇から
 

同じく  203.2kの看板とともに
 

ゴム堰の注意看板
 

なにやらサーキットのよう  魚道の上がグレーチングのため雪が積もらなかった  面白い模様になっている
 

取水口からさらに50mほど上流  小さな堰が3段と両岸に魚道
 

取水口  ゲート3門
 

取水していないので覗き込める
 

取水口の建屋
 

看板と銘板  正しくは「
取水樋管」と言うようです
 

取水された用水路
 

天竜川の流れをスローシャッターで  架かる橋は十沢橋
 

左岸下流から
 

左岸堤体脇から
 

左岸の堤防の外にあるポンプ設備
 
ポンプ小屋と言っていいのでしょうか
 

このパイプを通じて空気が送られる
 

銘板  起伏堰というのですね
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「堰堤」カテゴリーもっと見る