ダムの奏でる

品木ダム

品木ダム

 重力式コンクリートダム

 利根川水系湯川  群馬県吾妻郡中之条町

 訪問日 2023/6/17

 

 白砂ダムから草津温泉へ行く途中、ちょいと横道を進むと品木ダムに着きます(大雑把)。品木ダムはとても特殊な役割を持ったダムです。
 水を貯めるダムではなく、ダム上流で強酸性の河川を中和し水質改善するために石灰を水で溶かして投入して出来る中和生成物を貯めておくダムです。吾妻川は、魚も棲まない「死の川」と呼ばれてきましたが、この中和事業により魚が生息できるようになりました。勉強になります。

 下流面を正面から見られるポイントがないのが惜しい。ダムから少し上ったところに品木ダム駐車場があり、記念碑や歌碑がありました。ここからダムを見下ろすことが出来ればいいのですが、木が茂ってしまって見えませんでした。昔は展望台だったような気がしますけれど。

 ダムカードは、それこそ草津温泉街の中、品木ダム水質管理所にて。「環境体験アミューズメント」があり、湯川に石灰ミルクを投入している所が見られます。
 人の知恵と努力に改めて驚くばかりです。

 


左岸からの下流面

 


左岸からの天端

 


右岸にある発電用取水口の除塵装置  その右手、奥に流入してくる湯川の堰堤が見える

 


左岸からの上流面

 


上流側の少し上った道路から上流面を望む

 


左岸側から下流面を見下ろす

 


左岸側クレストゲートから

 


右岸側クレストゲート こちらには決寫板(フラッシュボード)付いてる

 


クレストゲートの銘板  左右で製作会社が異なる

 


ダム湖『上州湯の湖』  浚渫船が浮いている

 


右岸側から下流面を見下ろす

 


右岸からの天端

 


右岸からの上流面

 


管理所の裏からダム湖を望む

 


管理所

 


品木ダム駐車場にある吾妻川総合開発記念碑

 


同じく歌碑

 


水利使用標識  これは発電のため

 


説明板

 


品木ダム水質管理所の一角にある、上流の湯川に石灰ミルクを投入している所

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