9月8~9日、男4人で岡山へドライブ旅行。倉敷では、美観地区を散策し、クラボウ記念館を見学。
クラボウ第二代社長大原孫三郎が、明治末期から大正時代にかけて衛生的で家庭的な雰囲気の分散寄宿舎の設立、
働く人の学校教育制度の確立、倉敷中央病院、大原記念労働科学研究所の設置など労働理想主義のもとに先駆的な事業を
情熱的に次々と実践したことには、驚かされた。
現在の法制大学大原社会研究所は、社会労働問題の分野を専門とする研究所となっている。同時に、労働運動や社会運動を
専門とする図書館・史料館でもある。社会科学分野の民間研究機関としてはもっとも長い歴史を持っており(1919年2月9日創立)、
今年が創立百周年にあたり、様々なイベントや展示会が開催されている。
矢掛町は、江戸時代の山陽道街道の宿場町として、大名の参勤交代制度とともに栄えた町である。
江戸時代の宿場町独特の趣が残った町屋。その古民家を大切に蘇らせた「矢掛屋」に宿泊した。
11月第二日曜日には、矢掛の宿場まつりとして「大名行列」が再現される。
9日は、高梁市にある現存天守の残る日本一高い天空の城塞「備中松山城」を訪れた。
城見橋公園まではシャトルバスで、残り700mの山道を歩いて登城した。当日は、晴天でとても暑くて
城に到着したら汗びっしょりになった。標高430mの最も高い所に天守が現存する山城である。
籠城戦を想定した囲炉裏や装束の間が設けられており、二階には神棚が設けられていた。