舞台に立てる幸せ

オリンピックが始まって、
汗と涙が眩しい。
メダルがどれだけとれるか、
金がとれるか、
初戦突破できるか、
しれぞれの目標があり、
結果だけでは測れない葛藤希望がある。
オリンピックという舞台に立てることは
それだけでも素晴らしい。
実力が発揮できるか問われる場所だけれど。

話は変わり、中居正広くんがラジオでTBS「音楽の日」について語っていた。
ファンとして行間を聞いてしまった。
SMAPと共に年月を過ごしてきたから、
自分の時間に取り込まれて、
私の一部になっている訳で、中居くんの気持ちを想像してしまう。
彼は、彼らは、SMAPは、音楽の日に出たかった。
スタッフもSMAPの出演を望んでいた。
そう推測します。
SMAPは舞台に立ちたかった。
それが叶わなかった。

実力では無い理由で。

今年、SMAPを無くすかもしれない事が起きていると知った時、
身を切られる思いがした。
自分から切り離して思い出だけにできないから。

そう思っていた。
その後、SMAPに何がおきているのかおぼろげに解ってくると、
それだけでは無い、と気付きました。

SMAPが今まで通りの行動ができない理由が、
SMAP自身に無い。

SMAPは、商品、コンテンツと同じで、会社が売り出すかどうか決める物として扱われている。
メンバーそれぞれには、人として処遇しているでしょう。
けれど、SMAPには、意思決定権が無いようで、
活動が制限されてもう半年です。
私には芸能界のしきたりはわかりません。
ジャニーズのことも全くわかりません。
でも、SMAPは今まで様々な事を乗り越えたり、
様々なところで、いつも私たちに勇気や希望をくれました。
SMAPは、このまま続けていくべきです。

SMAPが活動を停止するようなことになったら、
芸能界もテレビもエンタメじゃない。
人の意思を誘導するようなSMAPの空中分解は、
こんなんじゃダメだ！と声をあげるべきもののような気がするのです。