元気の素 SMAPに愛を叫ぶブログ

SMAPがSMAPらしくいられますように。草彅剛くんを贔屓にしていますが、SMAPあってこそなんです!

幸せはどこから来るか?

2005-01-02 | 詩-思いの欠片
幸せはどこから来るか?

こんなフレーズが浮かぶぐらい受身な人生を送ってきた。
冒険も賭けもしない。

男と女の生き方に違いはない、
と言いつつも夫の庇護の下ぬくぬく生きている。

自分の器は小さい。
自分は人間が出来ていない。
子供を生み育てるには余裕が要る。
そんな風に自分の能力の限界を事前に決めた。
育児に時間と自分を埋没させた。
不器用すぎて、「あれもこれも」ができずに捨ててきた事。

夫を見れば、はじめから限界を決めない。
自分が求められていることがあれば、やった事無くても、全力を尽くす。
傍から見ていて、「無理でしょ」と思う事も。
「やっぱり」と思う事も。

でも。

姿勢が違う。そのことに尊敬を覚える。
自分の閉塞感を打ち破る爽快感がある。
ちょっと、怖いけどね。


自分、今死んだら後悔するだろうか?

大筋で後悔しない。

理由は、

大した夢も願望もないから。

どうよ、コレ?

新年いいことがありますように

2005-01-01 | 詩-思いの欠片
夜中、神社へ行く。
つかのま晴れた空にオリオン座。
こどもたちは、ハイになって、道路を傍若無人に走り回る。

初詣の列は、割り込む人も無く。
どんどやきのはじける火花に見とれ、火の温もりを楽しむ。

信心をひっぱりだしてきて、ねがいごと。

どうか、こんな平和な日々が続きますように。
健康で暮らせますように。
幸せでありますように。

おおみそかだから、来年は言わないから、言わせて。

2004-12-31 | 詩-思いの欠片
年末の渋滞のなかで、ぼんやりと考えていた。

親を許すという事。

自分が親になってみてわかる事は
「親のありがたみ」じゃなくて
「親の無知と出来の悪さ」だった。

親を許すなんて傲慢。

そんな叱責を受けたいくらいだ。
怒りとかがあるわけじゃない。
運転していてもむしろ穏やか・セイフティドライバーだ。

老いた親に鞭打つなんて。
感謝もしてるし。

でも。

トラウマはすべて彼女からできている。

許せないんだな。
脱却できないんだな。
自分の暗黒面を鍵をかけて牢屋にいれておきたい。
取り出せないように。
何も気づかなかった子供時代のように。


自分の限界を自分で決めてはいけない

2004-12-17 | 詩-思いの欠片
TVドラマ「めだか」の中で出てきた言葉。

自分の限界を決めながら、行動してきた気がする。

たとえば、受験。
自分の成績なら、ここが受かるだろうとか。

たとえば、恋愛。
恋は落ちてしまうものだが、
その後のアプローチはしないことも。

こう、なりたいとか、
こう、しないではいられないとか、
情熱を熱いまま持ち続けること。
それは、ひとつの能力。
育てるべきもの。

今の自分を知り、自分の行動を見直し、
次に繋げる精神は、不屈でありたい。

古い家に残るもの

2004-12-13 | 詩-思いの欠片
実家だった建物は、今でも人が住んでいるが如く其処にある。
新築の家に移さなかった物達がまだある。
自分の部屋だった場所は埃が積もっている。
結婚で家を出た時、きれいさっぱり捨てて、がらんどうにするつもりだった。
けれど、母が「そのままでいい。」といった。
自分も思い切りが足りなくてその言葉に甘えた。
だから、部屋には机も布団も本棚も洋服ダンスもある。
私たち二人は捨てることができなかった。
私は、あの頃に戻りたいとか、あの頃は良かったなんて微塵も思っていない。
私はただ、近寄りたくなかったのだ。
でも、もう終わりにしよう。
家とともに終わらせよう。
思い出だけでいい。
元に戻る事なんて無いのだから。


感情の渦にのまれないように

2004-12-10 | 詩-思いの欠片
持て余すような激情に駆られた。
このまま回りに人間に当り散らしても、なんの益も無い。
かといって、内に込めて置いては精神衛生上良くない。
自分はお酒も飲めない。

電話で友人に付き合ってもらった。
ごめんよ。
泣きの入った愚痴を聞いてもらった。
ありがとう。
なんとか先を見ることが出来たと思う。
いや、まだかな。
とりあえず落ちついて前を向いた。

後悔や叱責で傷つけ合う事態は避けたい。
これから、幾度と無くぶつかる問題。
今回の問題をクリアすることが、次に繋がる。
少し踏ん張っていかないと。

君が気がかりで

2004-10-10 | 詩-思いの欠片
増殖していく、憂う想いが止まらない。
止まない雨や
暗くなっていく空。
不安は不安を呼び、居たたまれない。

暗いことを考えると悪いことが起きそうだ。
言葉にすると実現に、近づきそうだ。

君の顔を見たい。
話さなくていいから。
自分の杞憂であることを確かめたい。

君の悲しみを受け止めるには
自分は小さすぎるようだ。
表情をなくした君の顔を見つめる。
何か声をかけたいが
経験値が足りない。
上滑りしそうだ。

大きな人になりたい。
君の運命の渦に巻き込まれない程の
どっしりした岩になりたい。
君が休める場になりたい。

昔の呼び名でメールした

2004-10-01 | 詩-思いの欠片
中学生の頃、親友の呼び名を
ささいな、こだわりで、相談せずに変えた。

きっかけは、ささいすぎて忘れた。
その時の自分の感情と
彼女の反応は覚えている。
よく絶交されなかったものだ。

その後も、呼び名は変えたまま付き合っている。

でも。

彼女の誕生日のメールで
昔の呼び名を使いたくなった。
昔の呼び名で祝いたくなった。

びっくりしていた。

呼び名など、なんでもいい。
そう思う自分は、少し気持ちいい。


彼岸によせて~父の居る場所

2004-09-26 | 詩-思いの欠片
彼岸が終わる。

父が亡くなったとき、私はこどもだった。
呻いている父を発見した時、怖かった。
心配してではない。
苦しんでいる人間が、恐ろしかった。
命が終わる時の、肉体が悲鳴をあげていた。

屍は父に見えなかった。

母たちが悲しむ姿を、傍で観察していた。
父がいない日々も、淡々と過ごした。
悲しかったのは、母がいっぱいいぱいで
子どもを省みる余裕が、なくなったこと。
兄弟で過ごす家は、頼りない。
即席でこしらえた家は、
何時壊れても、おかしくなかった。

だから、

兄弟ともども申し合わせたように
無難に生きた。
嵐を呼ばないように。
家が壊れないように。

一人で過ごす夕方は、父を感じていた。
父は、あの世とかこの世とか
自由に行き来できるんじゃないかと、
思っていた。
そう思いたかった日々がある。

墓参りとか、行事は母のためにあった。
自分は、そこに父を感じたりは、しない。

彼岸は、季節を感じるイベントだ。


あなたがいるから、ここに居られる

2004-09-25 | 詩-思いの欠片
あなたがいるから、
自分は、ここに居られる。

土の中で生きるもぐらや、
空に飛び去る鳥のように
ここから、消えてもおかしくない。
自分の魂を
引き止めているのは
あなたです。

あなたが、ここにいるだけで
自分は、ここに居られる。

自分の魂が、求めている。
あなたが、いなくなったら
自分は、ここを離れるでしょう。
未練もなく。

他にしたいこと
見たいこと
たくさん、あるのです。

まだまだ、夢が騒ぐのです。

それでも

ここに居るのは
あなたのそばに、居たいからだよ。


君にふれるには

2004-09-19 | 詩-思いの欠片
君に触れるには
柔らかい手がいい。

君を守るには
力強い手が便利だ。
柔らかい手と、頑丈な手と欲しい。

君の声が聴きたい。
瞳に映るものを知りたい。

君に届く言葉を探す。
君に聴いて欲しい。

自己中心な心で
余裕を失ったまま
この先も行くの?

君を知りたい。
君に伝えたい
君と話したい
君の凛とした姿が見たい

温もりを感じて欲しい。
笑顔が見たい。

季節は変わる。
人も変わる。
時間がかかるものは強固なものがある。
人は変われるものだよ。

昨日の夕暮れは、秋だった。

2004-09-15 | 詩-思いの欠片
この季節、大好きです。
夏の景色に、秋が潜んでいる。

昨日の夕暮れが、詩ごころを刺激しました。
唐突にここにきてしまいました。

何かが、生まれるでしょうか。
なにかが、はじまるでしょうか。

濃い青空に、赤い雲が、
地平線に引かれたように流れをつくっていた。

自分が、何に惹かれるか。
何を見るか。

ここが、それを記録する場所になればいい。