水の惑星 Ｗater Ｐlanet

盤面は、杉板を素材に黒蝋色漆で１年掛けて仕上げています。
まだ、満足のいく作品になっていませんが、自然素材の漆の面白さを時間をかけてながら、先人の経験と知恵に学んでいます。
扇面の盤上に、「水の惑星　Ｗater Ｐlanet」をテーマに盆石を３点打っています。
打つとは、風景を描くことであり、自然の姿を「写す、映す、移す」ことです。
Ｗater Ｐlanetに、しばしのやすらぎ、静寂さをお楽しみ頂けましたでしょうか。

熊本県伝統工芸館　地下展示コーナーにて、１月24日（日）まで、作品の展示をしています。
そちらからも、お楽しみください。

水の惑星 Ｗater Planet-１

巌陰の「蟹」が怒涛の波の過ぎ去るのを待つ姿です。
夢と希望、生きる目標があれば、耐えることもできます。

水の惑星 Ｗater Ｐlanet－２

険しい流れを巧みに竿を操る筏流しの「船頭」さんの姿です。
先人の経験、技と術に謙虚に学ぶことの大切さを感じます。

水の惑星 Ｗａｔｅｒ Ｐｌａｎｅｔ-3

荒波にもまれ、目的地の港を目指す「帆掛け舟」を描いています。
みんなの心と力を一つにすることで目的地に到着できます。

豪潮の墨跡展

平成22年1月4日～28日
益城病院内美術ギャラリー
豪潮の書10点が展示されています。
大字組屏風
　山　碧　　　　地　久
山はみどり　地はひさし

豪潮の墨跡展 - 盆石“高砂” -

大字組屏風とともに、鶴と亀、松竹梅を添えた“高砂の盆”を展示しています。