肌寒い一日。
でも、室内の温度計は20度。
公園の桜は散り始め、花吹雪。
雪のように降っている。
玄関にも入り込んで、これは、お散歩してくださいってこと?
毎年のように、写真を撮る。
今年は川に水がないので花筏はできなかったが、その分美しいピンクの川底。
しだれの八重桜も美しい。
こんないい所に住んでいるのに、私を含めて数人にしか会わなかった。
皆、窓辺から観賞しているのかもしれないが。
開花してから、雨にも耐え風にも耐え、一週間は楽しませていてくれる今年の桜。
緑の葉っぱになってしまうと、あまり関心がもたれなくなって、アメリカシロヒトリの心配の方が先立つ。
桜のそばに住む住人は、夜もその恩恵に与る。
闇のなかでぼんやりと花は咲き続けている。
私は、部屋の灯りをつけずにそれを見ていることがある。
怪しいとは感じないが、やはりそこにはなにかあるのでも、とおもわせる、白さ。
寝間着姿がそれをながめられる贅沢。
しばらくは、わが世の春。
でも、室内の温度計は20度。
公園の桜は散り始め、花吹雪。
雪のように降っている。
玄関にも入り込んで、これは、お散歩してくださいってこと?
毎年のように、写真を撮る。
今年は川に水がないので花筏はできなかったが、その分美しいピンクの川底。
しだれの八重桜も美しい。
こんないい所に住んでいるのに、私を含めて数人にしか会わなかった。
皆、窓辺から観賞しているのかもしれないが。
開花してから、雨にも耐え風にも耐え、一週間は楽しませていてくれる今年の桜。
緑の葉っぱになってしまうと、あまり関心がもたれなくなって、アメリカシロヒトリの心配の方が先立つ。
桜のそばに住む住人は、夜もその恩恵に与る。
闇のなかでぼんやりと花は咲き続けている。
私は、部屋の灯りをつけずにそれを見ていることがある。
怪しいとは感じないが、やはりそこにはなにかあるのでも、とおもわせる、白さ。
寝間着姿がそれをながめられる贅沢。
しばらくは、わが世の春。