先日、FISH ON!王禅寺にて今年の初釣りをしてきました。横浜南釣り同好会第一回目の試し釣りを兼ねてきました。
場所は、川崎市麻生区の王禅寺なので、自宅から横浜新道→第三京浜都筑インタで約1時間くらいです。車横付けOK、貸し竿有の手ぶらOK、近場、リーズナブルで非常にお手軽な釣りができます。
http://www.fishon-oz.jp/ ← ホームページアドレスです。
第一ポンド ここで釣りました。
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うららかな春の日和の中、のんびりと、お手軽な釣りをするのは、とても心地よいものです(^-^)
ここは、管理釣り場=通称:カンツリといいます。人工的に池を作って、湧き水を利用して、ニジマスやブラウントラウトなどのルアーやフライで釣れる魚を放流しています。
管理釣り場=釣堀、と連想されるかもしれませんが、確かに釣堀の範疇に入ると思います。しかしながら、その昔、町中にあった釣堀とは全くコンセプトが異なっています。
釣堀は=暇つぶし、カンツリ=ゲームフィッシングということです。
カンツリにハマった人は、ロッド、リール、ルアー等々で数十万円くらいかけて、マジで、本気で、気迫漂わせて、釣っています。というほど、奥が深い楽しめる釣りであるということです。
一般的に、釣りは、大物を釣ることに喜びを感じますが、カンツリは数を釣りことに意義があります。大会などでも数を競い合います。大物賞というのもあるようですが・・・
昨日は、お昼過ぎに現地に到着して様子を見ていたところ、あまり魚の活性がよくなかったのか、釣れているような感じではありませんでした。気温も高く、風がなく、絶好のカンツリ日和なので、「まあ暇つぶしでもいいか」と思って始めました。
パイロットルアーの赤スティックで一投目。いきなりゲット。二投目・三投目連続ゲット。これは「相当いけそう!爆釣パターンかな?」という幸先のよいスタートでした。10匹釣ったところで、スティックからスプーンに変える予定にしました。ところが、そのあとが続かない。スティックで10匹釣るのに一時間半もかかってしまいました。
ニジマスのルアー釣りの王道は、スプーンで釣ることに意義があるのです。スティックは反則ではありませんが、ルアーフィッシングを本当に満喫するためには、王道であるスプーンを使いたいところです。そもそも、ルアーの発祥は食事の時に使うあのスプーンなのです。
この日は、三時間券だったので、一休みして、後半約一時間はスプーンでトライしましたが、やはりスプーンは難しいですね。簡単に釣られせてはくれません。色や大きさをとっかえひっかえし、タナ(魚のいる深さ)を探り、リーリングスピード(リールを巻く速度)を探り、パターンを見つけるのに30分以上かかってしまいました。
この日の当たりパターンは、タナは表層~50センチくらい、超スローリトリーブ(リールをゆっくり巻く)、ブラックの1.5グラムスプーンでした。パターンをつかめば、魚がスレル(ルアーを見抜く)まで釣れますが、結果、3匹と超貧果でした。アタリはもっとありましたが、アワセが合いませんでした。
それでも、このように釣れるパターンを自分で見つけ、釣れた時には嬉しいものです。要は、いかにして魚の気持ちになれるかということです。
釣果は、3時間でのんびりと釣って、スティック10匹+スプーン3匹=13匹でした。スプーンで10匹以上は釣りたいところですが、今年の初釣りだったので、十分納得です (^^♪
本日の当たりルアー!
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数を釣るためには、ライン(ミチ糸)を見て釣ります。微妙なラインの変化を見逃さずに、電光石火のアワセを入れられるか否かにかかっています。魚がルアーに触れると、必ずラインになんらかの変化が現れます。これが分かるようになると、数が伸びて面白くなってくるのです。
向う合わせといって、魚がルアーをくわえて竿先を引っ張ていくこともありますが、向う合わせだけではどうしても数が伸びないのです。ニジマスは、一瞬しかルアーを突っつかないので、ラインの変化を見て、アワセを入れてフッキング(針掛り)させるのが、この釣りの王道中の王道なのです。そこに奥深さがあるのです。なので面白いのです。
ニジマス(レインボートラウト)
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イワナ
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ここは、女性でも、お子様でも、初心者でも、十分楽しめます。荒天でない限り、ボーズはまずありません。貸し竿有り(手ぶらOK)、タックル小物売店有り、トイレ完備清潔、レストラン有り、駐車場有りなので、お手軽に楽しむことが出来ます。
数を釣ってゲーム性を競うのもよし。のんびりと釣りを楽しむのもよし。ご自分のスタイルで気ままに釣りを楽しめばよいのです。
いや~! 釣りって楽しいですね (^^♪