エリの最新ドラミング映像です。
東京事変の有名な曲で、メロディーラインも楽しい曲調になっています。しかし、このバンドの演奏レベルは相当高いです。各メンバーの演奏技術が高くないとこの曲は演奏できません。
エリは、なにげなく簡単そうに叩いていますが、このドラミングの中に各種テクニックが入っています。マーチング的なルーディメンツや、安定したリズム感が要求されます。また、歌ものであることも意識して叩く必要があります。
では、聴いてみてくださいませ。
ステレオイヤホンをご使用ください。
● キラーチューン
マーチングドラムソロの終わりの部分と次のフレーズの頭のシンバル(一拍目)がずれたのがもったいないですね。
ドラムという楽器は非常に繊細で素直な楽器です。そして、非常に奥深い楽器です。ドラムを叩く楽しさ、バンドで演奏する楽しさ、ライブで演奏する楽しさがないと、練習がひたすら苦痛なだけで上達はあり得ません。何ごとにおいても同じです。
--------------------------------------------------------
以下は、エリの過去に YouTube アップしたドラミング映像です。
まだ見ていない方は是非ご覧下さいませ。
● BURN
DEEP PURPLE 第三期の有名な曲で、シングルストロークの速さと正確さを要求される、ドラマーにっとての登龍門です。「ドラムの練習には最適な曲である」と、イアンペイス氏が言っております。ドラムを本格的に目指す方は、是非カンコピするとよいと思います。シングルストロークの練習になります。
● SCATTERBRAIN
JEFF BECK のクロスオーバー時代の曲で、8分の9拍子という変拍子がイントロ・サビ(テーマ)になっています。ダブルストロークをメインとしたルーディメンツ(フィンガーコントロールなど)をマスターしないと叩けない、非常に難易度の高い曲です。この曲を叩くには、日々の地道な基礎トレーニングを必要とします。
エリのドラミングを見ていると、なんか簡単そうに叩いているように見えるかもしれませんが、これらの曲をそれなりに叩くには、相当地道な基礎トレーニングを必要とします。
また、ルーディメンツなどの基礎テクニックを身につける必要があります。エリはサーカスのようなアクロバティックなことは何もしていません。
ドラムの基礎をマスターして、曲に合うように基本に忠実に叩いているだけです。