NATURALフラワー

お花との日常生活。時々更新。

第12回 バラショウ その4

2010-05-23 22:33:42 | ガーデニング
お待ちかねガーデンデザイナー吉谷桂子さんのトークショウ!
これが聞きたくてはるばる埼玉まで遠征したのです。
近くでお話が聞けて大感激です!!



今回のお庭のコンセプトやお庭の作り方、デザインなどレクチャーして頂きとってもわかりやすくて参考になりました。

まず、お庭を作るポイントは

☆統一感を持たせる。
☆点と線と面の植物の組み合わせ。
☆明と暗でメリハリをだす。
☆手前大きく、後ろ小さく。
☆植物の性質を知る。

ついつい自分の好きな花や珍しい花を見つけるとそれを植えてしまうけど、そうすると統一感がなくてごちゃごちゃした庭になっちゃいますよね。
ひとつの庭(コーナー)にはカラー(色彩)は2色までが統一感があってきれいに見えるそうです。

たとえばこちら。
黄色のカサブランカのインパクトがすごいですね。
見たまんまイエローで統一してあります。

カサブランカやギボウシは大きく開いてるので面の花。
一番手前の地面を覆うように植えてある植物は葉っぱ自体は小さいけど密集して地面を覆い隠しているから面の花。
スーっと細長く生えてる葉は線の花。すらっと上に伸びてるストック?は線の花。
ってな具合です。

こちらはピンクのグラデーション。
濃いピンク、薄いピンクなど濃淡の同系色でまとめてあります。
色々植えてあるみたいだけど今年は気温が低くてなかなか思うように咲いてくれてないみたいです。


反対側から見たガーデン。


濃いピンクのバラは点の花かな?(ベルベティ・トワイライト)
このバラとっても好き!


そしてホワイトガーデンに続いています。
こちらは白いカサブランカが主役!
庭全体を見て、大きなお花は手前、小さなお花は奥に配置すると遠近感が出ていいそうです。
こんなシックな配色結構好き。


カサブランカの足元にはこれまたシックな黒に近い色をしたヒューケラー。
上に明るい色、下に暗い色の配色は安定感があって落ち着きます。
イメージ的にも黒は重たい、明るい色は軽い感じがしますね。


そしてニンフの庭の奥の方はこんな和なかんじでした。
一番奥の塀が黒っぽいからその手前にあるツツジ?が淡いピンクで浮き出て見えます。(左の写真)
大きなヤツデの葉が濃い緑でその前のアジサイがよく映えます。(右の写真)



最後に吉谷桂子さんと握手してツーショット写真も撮ってもらいました!
感動で涙が出そう!!
七時間かけて来たかいがあった!

今回は長々と書いてしまいました。
最後までお付き合いありがとうございました。

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