感謝の目録 裏話その２

『花時間』６月号ＧＥＴです。

さてさて、審査員のコメントは何が書いてあるんだろう。

☆お花について（一部抜粋）
「親しみやすいお花を選んだそのココロとは？両親と過ごした温かな思い出が重ねられているようで素敵な選択」

最初はポピーの花一種類で作成予定でした。
花ことばも「感謝の心」だったし。

花束っていうとだいたいスパイラルに組んだものが一般的ですよね!?
だけどちょっと違う事をしたがる変わり者の私はあえて茎をまっすぐに束ねてステムの直線を見せた花束が作りたかった！
ポピーはお花の上部はくねっていて動きがあるけど、茎の下の方は直線なのでそこを利用してパラレルの花束にしたかった。（ちょうど花時間の101ページにイメージに近いアレンジが載っています！）

しかし！！
肝心なポピーの花がどこを探してもない！！
ちょっと前にはたくさん見かけたのに。
お花屋さんに聞いても「先週まではあったんですがねぇ・・・」っと言われ仕方なくこのデザインはボツに（涙）

で、つぎに考えたのはとりあえずブライダルに合いそうな花言葉をネットで調べて花屋を奔走。
とってもきれいなミモザがあったのでそれをベースに赤黄青のカラー三原色でまとめてみました。
最終的には花言葉より色味で選んで後で花言葉を調べたらたまたまブライダルに合いそうな花言葉だった。結構無理やりです（苦笑）

☆写真について
「光がやわらかく花は綺麗に写せている。下は白木の棚？独創的な作品だけに余分なものがない状況が良いのでは？」

辛口コメントのカメラマンの山本先生です。
いつも山本先生がおっしゃっている「お花は逆光で！」を参考に窓を背にしてセッティング。
曇りだったので光がやわらかくてよかった。
ちょっとパソコンで光は調整しています。

『余分なもの』は後ろの柱とかのことかな？？
いろいろ場所を変えて撮影したけど、後ろの窓（正確には引き戸）に雨でできた水シミがあってそれがどうにもみすぼらしくて、最終的にシミのめだたないこの位置で。
白木の棚と格子の窓で神社仏閣っぽく見えないかな！っと思ったけど逆効果でしたね。
アングル違いの一枚。


このデザイン横から見るとこんな感じ。
幅がないので一人では立ってくれません。


毎回、写真撮影、演出は難しいです。
なかなか思うようにできませんね。
今度はフォト賞狙って頑張ります！


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感謝の目録 裏話その１

ちょうど１ヶ月前の４月７日だったかな・・・
携帯に着信があったのにふと気づく。
『東京０３・・・』
またワン切りの迷惑電話か！！
と思ったが留守電にメッセージある。

「花時間編集部です。感謝の花束への応募ありがとうございます。みごとあなたの作品が大賞に選ばれました」

「！！」

「えぇぇっ～～！！」

着信は５分前。
会社からの帰宅途中だったけど、すぐ車を端に止めてリダイヤル。
かなりのハイテンションで
「お世話になっています」と「ありがとうございます」が一緒になって
「おせがとうございます」と言ってしまった。
これにはスタッフも苦笑い。

後日、改めて制作のエピソードや苦労などを電話取材するとのことなので日程を決めて電話を切る。

いやぁ～びっくり！
目標の大賞！
めちゃくちゃうれしかった


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