桜日記15 ⑨

日曜日の早朝の、ご近所の「一人満開状態」な桜に驚いてシャッターを押してからのこと。前回からの続きです。
出かけましたのは、こちらも毎度お馴染み。どうしても観ておかなければ「今年も桜を楽しんだな～」って気になれないので、つい出かけてしまう千鳥ヶ淵です。
「毎年ソメイヨシノばかりあちこちで見ていて飽きないの？」というご意見もあるでしょうが、その場によって桜はまったく違う表情を見せてくれるんですよ。
市ヶ谷の土手の桜は、若くて可愛いイメージだし、そこからそんなに離れてはいけど四ツ谷の土手の桜は艶っぽい。千鳥ヶ淵の桜は、美しさで言えば極上の、この世のものとは思えないような美しさ。例えるなら、1月に拝見した坂東玉三郎さまと同じ美だと思います。

３月29日（日）　千鳥ヶ淵

　

　

　

　

　

　

誰かが結んだ靖国神社のおみくじ。絵的には面白いけど、せっかく咲いた桜の負担になるのでやめてください。それに桜に結んでもご利益ないよ。

明日からお天気は下り坂だそうです。今年もあっという間に満開になって、あっという間に散ってしまうのでしょうか。いや、もう少し楽しませてくれるはずだ。すぐにお別れなんて、それじゃぁ淋しすぎるよぉ～。頼むよぉ～。