お知らせ

どーもケイケです。

今度の４月から社会人になります。
田舎に転勤が決まりました（涙）

どのくらい田舎かは分かりませんが、かなり田舎だと思います。
若い女いるのかってぐらい。


そこで３月いっぱいで、この『見習いナンパ師がゆく』は更新やめます（おそらく閉鎖）。

理由は３つ。
・『見習いナンパ師がゆく』福岡編ってことでキリがいい
・記事が多くなりすぎてなんか読むのだるい
・心機一転したい。

です。

ナンパは続けます。
田舎ナンパは練習してきたので。

今月いっぱいまで応援よろしくお願いいたします。

3/4(水)mashibaさんのコンビ論

最近はコンビの楽しさにはまってる。
でも、最大の問題がギラつきかた。
コンビでギラつくのが難しい。

そこで、コンビ論を展開しているナン研のmashibaさんのブログに行き着いた。
以下抜粋。

ギラ理論

『
「分断しなければいけない」
「人前でギラをみられてはいけない」等、即るにあたって
不利な先入観があればあるほどゲット率はどんどん下がる。
分断を行ったりギラが相手側にみられないように配慮するのは
仕方なく女側の都合に合わせた結果だ。
ナンパなんて非常識なことに片足を突っ込んだからには
これまでの常識を捨てよ。書を捨てよ。極論を言えば
ケースバイケースで人前でちんこ出すことも辞さない覚悟が
なければ正直、君にはコンビナンパは向いてない。』
（http://deaikeinanpa.blog73.fc2.com/blog-entry-30.html）

コンビギラテク

『
めでたく連れ出しが確定したら、
買出しに行く。一応この時点では分断も視野にいれて
おくべきなのでそのためのフラグ、布石として
買出し量は少なめにしておく。こうしておくことで
後で追加の買出しを口実に分断できる。


家に到着したら、気をつけることが三つある

（１）照明を暗くする
（２）テレビはつけない。ただしBGMは必要なので適当なのを流す
（３）狭い場所に全員固まる

上記に注意して、飲みやトークを開始する。
特に２だけは気をつける。
テレビがついてると、どうしても観てしまう。
まったりムードになってしまって、エロモードにはなりにくい。
映像はどうしても進行の邪魔になる。
特例としてエロビデオを流すこと以外は
すべてマイナス要因になるので絶対にテレビはつけないこと！

このような環境を整えれば
しゃべる・たべる・飲む以外にすることが無くなる。
よってナンパ師の技量次第でどうにでも空気を操れるようになる。

自己紹介にはじまり、フリートーク、ゲームに持っていく。
ここで悪役ががんばる。とにかく飲ませる・脱がせる等
”自分を含め”その場にいる全員に無茶をさせるのだ。
ここで悪役が頑張れば相当エロくなる。
悪役がんばれ！
君に掛かっているといっても過言ではないｗ
うまくはまれば
否が応でもその場の全員がエロ、セックスを意識しはじめる。

あとは女の状況をみてその場でギラつきはじめるか
一応分断してギラつくかの二択。
前回も書いたが人にギラつくのを見られるのは恥ずかしい
ことではない。相棒の足を引っ張らないように、
どんどん攻める。女のうち片方がどうしても
グダモードのときがある。そん時は自分が犠牲になってでも
グダ女をその場から排除するように努める。
相棒が仲間想いならチェンジを試みてくれるし
それが当日無理だとしても後日は自分に優先権をくれるはず。
仲間を信じなさい。』
（http://deaikeinanpa.blog73.fc2.com/blog-entry-32.html）


mashibaさん
勝手に引用しちゃってすいません。
でもめっちゃためになりました。

２月決算

ナンパ出撃１５回ぐらい
ＴＭＧ４０ぐらい
アポ５ぐらい
キス１０人くらい
その内チチもみいったのが６人ぐらい
その中でＨまでいったのが４人


春休みなのでナンパいきまくりです（そのわりにはやれてないｗ）。


２月の目標は、いろいろなとこでバンゲするでした。
店内やコンビニでやってみたりしてたら、地蔵になりにくくなってきました。
声かけの幅が広がりました。
少し成果あったようです。


３月の目標は即５人といろんなとこでナンパです。


あと皆さん。
コンビで王様ゲームするときの王様の命令を募集してます。
エロいやつ。

今のところ俺とエリ君が考えたストックは
・ハグする
・ほっぺにチュー
・ポッキーゲーム
・１０秒間胸をもむ
・胸に手を入れる
・騎乗位で男の上に３０秒乗る
・Ｄキス
・耳を１０秒なめる

などなどです。
もっとどぎついやつ、エロギラができそうなやつを募集したいです。
カキコまれたやつは今度コンビ連れ出ししたときに全部実行して報告します。
とんでもないやつからしょぼいやつまでよかったらコメントください。

結果報告、メモ（ネットのコピペ

今までのがんばりをまとめてみました。
年内はもうナンパいかないかも。
キープしている女の子と遊びます（その報告はします）。

＜基本データ＞
ナンパ歴　：3ヶ月ぐらい（8/22から12/13現在）
ナンパ数　：計28回ぐらい（コンビ13回、ソロ13回、ネット1回、メアドナンパ1回）
声かけた数：わからない２００ぐらい？
アドゲット：８０ぐらい
アポで遊び：１０回ぐらい
連れ出し　：５回（ソロ４回、コンビ１回）
Ｈ　　　　：６回（即３回、準即３回）

＜初めての日＞
初 TMG　　：ナンパ初めて21日目　　（9/11　3回目のナンパ出撃で）
初アポ　　：29日目　　　 (9/19)
初その場で連れ出し：36日目（9/26）
初即キス　：36日目　　　（9/26）
初即Ｈ　　：36日目　　　（9/26）

<月別>
９月　　ナンパ８回、Ｈ２回
１０月　ナンパ１０回、Ｈ１回
１１月　ナンパ４回、Ｈ２回
１２月　ナンパ２回、Ｈ１回


＜女データ＞
ギャルより清純系が多かった
巨乳が多かった（巨乳が落とせやすいんかも）

＜ナンパしている時間帯＞
平日２０時ぐらいが多い

＜ナンパスタイル＞
やっほーなんしてんのー？で相手と雑談して仲良くなる
基本うそつきます
よく地蔵になります

＜ナンパしてかわったこと＞
性欲が減った
多少かわいい子見ても動じなくなった

＜ナンパしてかわらなかったこと＞
自分に自信がつくとかなかった
コミュ力とかかわりなし
女に困らなくなったと感じたことはなし

＜ナンパしてわかったこと＞
Ｈしたいなら一人ナンパが絶対いいよｗ

以上です。
まだまだ見習いナンパ師です。
平均月５人新規の女を食べれたら中級ナンパ師といえるようです。
がんばります。
質問、要望がありましたらコメントいただければお答えします。




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『オンナの建前←→本音翻訳辞典』
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・昨日は彼女とデートだったの？　→　あなたに彼女がいないといいな　92
・胸板厚いね・背中広いね　→　エッチしてみたい　68
・タレントでは誰が好き？　→　あなたの好みのタイプを探ってます　76
・笑顔がかわいい　→　あなた、私のタイプ　81
・モテそうですね　→　社交辞令でーす　61
・彼氏はいるけど、最近あまり会ってないんだ
　→　口説いてほしいので、スキを与えています　84
・男の趣味に対して「教えて！」　→　あなたと仲良くなりたい！　80
・かなりこだわってるよね　→　ウンチクはもうやめて　72
・今度○○貸してあげる　→　また会いたい　78
・○○って映画、面白いらしいね　→　一緒に観に行きたいな　72
・スノボ、サーフィンなど趣味の話で「最近はあまりやってないんです」
　→　誘われたら面倒　64
・私ってさびしがりやなんだ　→　押せば落ちるわよ　69

などなど。

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声かけのセリフと、ＯＫしてくれた女性の割合（出典：Cunninghum.M.R ）
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・「キミって、ボクの元彼女に似てるなぁ」　　18.18％
・「お酒じゃなくて、キミの美しさに酔っちゃったよ」　　20.00％
・「勇気を出して声をかけたことに免じて、名前教えて」　　50.00％
・「こんにちは、隣、いいかな？」　　54.55％
・「今、お店でかかってる音楽って、どう思う？」　　70.00％
・「ちょっと戸惑っていますが、キミとお話したいんです」　　81.82％

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『現役女子大生キャバ嬢が教えるちょいモテ男になる技術』
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「あの人いいよね」と言われる人の共通点。
女ゴコロをつかむ会話術から、服装、お金の使い方まで、完全レクチャー。
遊び上手の方とそうでない方とのコミュニケーション力の違いを痛切に
感じるのは、会話の中でも、とくに「誉められるとき」ですね。
誉め方や誉めるポイントが違うのですが、
ここでは簡単でごく効果的な誉め方を紹介しておきましょう。

「容姿よりもファッションを誉める」ことです。

「可愛いね」と言われると、もちろん悪い気はしません。
でも、これだと話が続かないんですね。
「ありがとうございます」としか答えようがなくて。
でも、「その服似合うね。君の可愛さが引き立つよ」という誉め方なら、
「もう、お上手なんだから。この服、私的にはけっこう冒険だったんですけど」
などと、話を続けることができます。
また、服の色を誉められるのもうれしいもので、「その赤、似合うね」とか
「そういう色の服を着ると、お嬢さんぽく見えるね」などと誉められると、
とてもうれしくなります。
いずれにせよ、容姿よりもファッションを誉められたほうがうれしくなるのですが、
その理由は、たぶんファッションが「神様からいただいたもの」ではなく、
「自分で選びとったもの」だからでしょう。センスを誉められた気分になるわけです。
アクセサリーも同様です。
アクセサリー選びには、キャストそれぞれ主張を持っていますので、
「そのピアス、可愛いね」と言われると、「そのピアスを選んだ君はセンスがいい」と
誉められたことになって、とてもうれしくなります。
最近では、十代のキャバ嬢に対しては、
ネイルアートを誉めるのがいちばん効果的でしょう。
それだけで、「この人、話せるじゃん」と思われるはずです。

うちの兄貴のナンパでのちょっと怖い体験

このまえ１年ぶりぐらいに兄貴にあった。
兄貴は３つ離れた２６歳。

あんまり普段会わないのだが、この前親戚の集まりで会う機会があった。
いろいろ積もる話をしているうちに、どうやら兄貴もナンパをしているらしいことが判明。
ナンパ歴は２，３年らしい。
血は争えないなと思いながらも、話を聞いていると兄貴が
「ケイケ、お前ストーカーにあったことあるか？」
と聞いてきた。
兄貴はどうやら２月ごろにストーカーにあったらしい。
しかもそのストーカーはナンパで出会った女の子らしいのだ。
最近、自身がナンパいけてないから人の体験談のカキコして更新しますorz。
参考になればよいです。
以下は兄貴から聞いた話です（かなり長文なので読むのだるい人はパスしてください）。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

兄貴は関西の某所駅でナンパをしている。
本格的なナンパ師というよりかは、女と出会う手段の一つとしてごくたまにナンパをするらしい。

兄貴の方法は手品を使った間接法のナンパだ。
間接法：道を聞くふりしてナンパするように直接ナンパと匂わせず、間接的にナンパする方法
駅で道行く人に手品を見せて仲良くなるようだ。

兄：すいません、僕、手品師の見習いなんですが
女：は、はい
兄：いま練習中でして時間があれば手品みてもらえません？
女：２，３分くらいならいいですけど
兄：じゃあこのトランプでやりますので

～手品中～

兄：あなたが選んだのはこのカードじゃないです？
女：あっそれです。すごいですね。
兄：反応のいい人でよかったです。けっこうタネ教えろとかココが怪しいとか言う人いるので
女：ぜんぜん分からなかったです
兄：これからどっかに向かう予定だったんですか
女：買い物に
兄：あっそうなんですか。ちなみにおいくつの方ですか？
女：２２です
兄：僕より年下ですねー僕は・・・・

といった感じで話し込むんで仲良くなりアドレスを聞いたりする。
2chでも手品でナンパスレがあるくらいだから、効果的なやり方なんだと思う。

そんな感じで１月の下旬ごろ兄貴は某関西の駅で昼からナンパをしていた。
その日は不調であまり女が掛からなかった。
兄貴は疲れていてもう頭が回らなく、反射的に女がいれば声を掛ける。
そんな中、後姿がかわいい子がいたので声を掛けてみた。

兄：すいませんちょっといいですか
女：はい
女が振り向く。

女の顔見た瞬間、引いてしまった。
なんだこの女は。
ヤバイヤバイぞこいつ。

どうやら顔がかなりやばいらしい。
100点満点でいえば20点あるかないか。
クラスでもかなり底辺のほうの顔面偏差値。
その女の顔はまるでギニュー特選隊のグルドのようだったと兄貴は語る。
目が４つあってもおかしくないフェイスだ。
ただ、匂いだけは石鹸の香りのいいにおいだったらしい。
香水の匂いよりシャンプーや石鹸の匂いがする女に萌えるのは俺だけじゃないはず。


話は戻るけど、いっしゅん引いてしまった兄貴だが、話しかけたからには何かしゃべらないといけない。
しかたなく、手品のくだりを見せる。
一通り手品を見せ終わった。

女：わーすごい
兄：いやーどうもありがとうございます。
女：不思議ですね

ここで終われば良かったのだが、その日は兄貴はあまり成果がなかったことと疲れていたため、いつものクセでアドレスを聞いてしまったらしい。
兄：こうして話せたのも何かの縁ですしよかったらアドでも交換しましょう
女：いいですよ
兄：じゃあ赤外線で
女：送りますね

そんな感じで交換終了。
兄貴は疲れ果てて夜家に帰った。

家に帰った後、暇つぶしでさっきのグルドにメールを送ってみる。
するとすぐに返信がきた。
その返信内容はいかにも女の子というようなメール。
デコレーションたっぷりで１聞いたら１０の長文で返信くるようなかわいらしい女の子メールだ。
男ならかなりツボに入る好感モテるメールかもしんない。

メールをしていくうちに徐々にグルドの評価がプラスになっていく。
メールして楽しい女なんてめったに居ないものだ。
それくらいグルドとのメールはかなり楽しい。
もしかしたら、実際は顔はまあいいとは言わないが悪くない程度だったんじゃないだろうか。
あの時は疲れていてうまく頭が回ってなかったし。

そこでメールで遊びに誘ってみる。
兄（今度カラオケいこうよ）
女（あんまり唄上手くないんです。でもそれでもいいなら行きましょう♪）

もちろんグルドのメールは顔文字や絵文字、デコがいっぱい。
そんな感じでカラオケに行くことになった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
～カラオケの日～
待ち合わせ場所にグルドが来た。
女：お待たせしました

もう一度よく顔を見てみる。





どうみてもグルドはグルドだ。
よし、カラオケに行ってすぐ帰ろう。
二人で歩いて近くのカラオケ屋に入る。
初めて入る店だったから兄貴は会員カードを作った。
用事あるとか言って利用時間は１時間に
。

兄：まずなに歌おうか
女：先に歌ってください
兄：ＯＫ。じゃあAQUA TIMEZ歌おうかな。知ってる？
女：はい
兄：じゃあピッと

兄貴の十八番AQUA TIMEZの等身大のラブソングが入る。
兄：じゃあ歌ってる間に次の曲入れといて
女：わかりました

ひゃっくまんかいのあいしてるなんかよりもぉ～♪

兄貴が歌ってる間に女が曲をいれた。
モニターの上のほうに曲名が表示される。
それを見て驚愕した。いやあらかじめなんとなく嫌な予感はあったけど。






次曲：ふたりはプリキュア






゜ ゜ =（д ）エエエエエエエエエエエエエエエエ！！！！！

プリキュアってあれだろ。
あの、子ども番組なんだけど、オタク系のやつのなかで話題というかなんというか。あんま知らないけどそっち系統なアニメだろ。
まじかよこの女。こわい。


プリキュアの曲が始まりグルドはノリノリで歌いだす。
ぷーりきゅーあ、ぷーりきゅーあ、♪
しかも、上手い。
かなり歌いこんでるのか。
圧倒されて次の曲を入れるまもなく唄は終了。

女：この曲しってました？
兄：あ、いや、わかんないかも
女：そうなんですか（涙）
兄：あ、でもすごい上手だったよ
女：ほんとうですか。兄貴さんてやさしいですね。
兄：いやそうでもないよ、で次はなに歌うの？
女：さっきはアップテンポの曲だったので次はバラード歌います。
兄：あっバラード好きだよ俺
女：兄貴さんもきっと知ってる曲ですよ
兄：ほんと？楽しみだわ

なんだ普通の曲も歌うのか。
よかったーと一安心。
グルドはデンモクで検索して曲を入れる。
モニターに曲名が表示される。





次曲：君をのせて（天空の城ラピュタ）




(゜д゜　)



( ゜д゜ )



( ゜д゜ )ポカーン


またアニソンをいれてきた。
たしかに知ってるけども。
そんなこんなでグルドはアニソンしか歌わずに１時間終わった。

カラオケを出て兄貴は急ぐように帰る。
兄：ごめん用事あるからまた今度
女：残念です。またメールしますね
兄：おうわかった。じゃあね


やったこれで解放された。
安堵に包まれて兄貴はもう二度グルドとは会わないことを心に誓った。

それからしばらくはグルドから遊びのメールや会いたいメールが来ていたがすべて忙しいからと断っていた。
グルドからメールもまちまちになりグルドのことなど忘れかけていた頃、時間にして２週間ぐらい過ぎたあたりに事件は起こった。


その日は兄貴の友達Ａが家に泊まりにきていた。
兄貴は関西で一人暮らしで大学院に通っている学生だ。
Ａはその大学の同級生。

深夜にもなりだいぶお酒が入ってきて、Ａはうとうと眠りだした。
兄貴はコンビニにおつまみを買いに行きたかったので、Ａを寝かしたまま電気を消してアパートの下にあるコンビニに向かった。
すぐ帰ってくるし部屋にはＡが居るのでカギは掛けなかった。
その日は少年ジャンプの発売日だったので兄貴は少し立ち読みしてからおつまみを買って帰った。時間にして２０分くらい。

アパートに戻ると、電気はまだ消えたままだったのでＡはまだ寝てるんだなと思った。
だけど、部屋には石鹸の香りが漂っていた。

電気をつけてＡの元にいく。
兄：お前風呂入った？
Ａ：お前そういうのやめろって

Ａはまだ寝起きなかんじ。
兄：やめろって何が
Ａ：いやだからとぼけんなって

どうも話がかみ合わない。

兄：俺さっきコンビニおつまみ買いに行くっていったじゃん
Ａ：あぁ、買って来たんだ
兄：お前寝てたから一人で行ってきたよ
Ａ：でもお前さっきまで部屋にいたじゃん
兄：ん？
Ａ：てか脅かそうとしてたろ、電気消して
兄：だからなんの話、てか風呂入った？
Ａ：いやずっと寝てたよ

なんか話がおかしい。
よくよくＡに聞いてみる。

Ａ：お前買い物行くっていって電機消して出ってたじゃん
兄：うん
Ａ：でもすぐ戻ってきて玄関でなんかしてなかった？
兄：いや、ずっとコンビニおったけど
Ａ：エッ
兄：いやまじまじ
Ａ：てっきり、お前が帰ってきて玄関でなんかしてるんかと思った。
兄：立ち読みしてたからずっとコンビニいたよ
Ａ：電気つけなかったからてっきりお前が俺を脅かそうとしてるんかと
兄：ちょい、それ怖くね。だれか入ってきたってこと？

もしかしたら誰か入ってきたのかもしれない。

兄：でそのあとなんかあったん
Ａ：５分ぐらいしてからまた出て行ったかんじ。ドアがしまる音したから

ちょいそれヤバイだろ。
誰かが部屋に入ってきたってことだ。
お互い一瞬で青ざめた。

ひとまず玄関に行ってみる。
するとドアノブに袋が掛かっていた。

Ａ：これ前からあったやつ？
兄：いや、ないな

おそるおそるドアノブから袋をとって中を見る。

中には固形石鹸が入ってた。


兄：石鹸やな
Ａ：玄関が石鹸の匂いしてるのこのせいか

にしては石鹸の匂いが強い。
固形石鹸一つで玄関中が匂うものか。
そこで石鹸の匂いでピンときた。






グルド！！





あいつ体からかなり石鹸集を漂わせていた。
そういう匂いの香水なのかどうなかはよくわからないがこの匂いといっしょだ。
もしかしたらグルドが着たのか？


いやでもよく考えろ。
やつとは駅で５つ分ぐらい離れていてかなり遠い位置に住んでいる。
車も持ってないヤツに終電もない深夜に来れるわけがない。
さらに、グルドは俺の住所知らないはず。
赤外線にプロフィールにも載せてないし、住所を聞かれたわけでもない。
だからグルドである可能性は低い。


まてよ、グルドは超能力使いだ。
原作では金縛りの術や少しだが時間を止めることも可能だ。
なんらなかの能力で俺の住所を知りえて俺のとこへ来たのか。

謎が謎を呼ぶ。

ひとまずこの石鹸の匂いはグルドしか心当たりがない。
あの女に住所がバレてしまったｗ
ヤバイこれ、住所調べて部屋まで突撃してくるとか悪質なストーカーだろ。
とにかくグルドがアパートに入って石鹸を置いていったことはたしかだろう。
おそらく、部屋に侵入しようとしたのだろうが、Ａが中で寝ていたため玄関でちゅうちょしたまま帰ったのかもしれない。
部屋でなにをするつもりだったのか。
部屋に侵入して俺を待つつもりだったのか。
都市伝説で狂った女が侵入して押入れに隠れてるってやつもあったな。
だがＡがいてくれたおかげでグルドは帰ってくれた。
いや、でも終電あるはずないから、まだこの近辺にいる可能性は高い。
怖くなって部屋中の鍵を閉めた。



その日以来、戸締りだけは念入りにするようにした。
だが、その３日後、その部屋に侵入した女はグルドであることが判明した。
それは朝の出来事。

時間は朝の７時半。
兄貴はまだ寝ていたら部屋のチャイムがなる。

ピンポーン、ピンポーン。

こんな朝早くからだれやと思いながら、玄関のほうへ行く。
寝起きだからすこし寝ぼけ気味でドアを開けようとした瞬間、一瞬で目が覚めた。
ドアの近辺に近づくとかすかに石鹸の香りがした！！

まさか、

息を殺してのぞき穴から外をのぞいてみる。
穴をのぞいていると誰もいない。

なんだ気のせいかと思った瞬間、違和感に気づく。
石鹸の匂いが強くなっている。

間違いない。やつはそこに居る。
しばらくのぞき穴から見てみる。
やはり姿はない。

しかし
姿はないまま、また、ピンポーンっとなった。
そこで気づいてしまった。
グルドはドア越しに聞き耳を立てているのだ。
ドア一枚はさんでグルドと20cmの距離にいる。
これはヤバイ！！

急いで部屋まで戻る。

居留守のふりをしよう。
すると携帯がなる。
だれかからメールだ。
というか、グルドからだ。

おそるおそる開いてみる。

グ（兄貴さんがびっくりするようなことがあるんです。今どこにいますか）

どこにいるもなにも家にいるけどそんなこといえるわけがない。
嘘をつく

兄：（大学にいるよ。朝早くから研究があって）

それに対してグルドがすぐに返信してくる。

グ：（そんな朝早くから大学ってあるんですねー。７時半なのに）

相変わらず、絵文字やデコレーションをふんだんに使ってくる。
しかし、その内容はあきらかに疑っている。

兄：（そうだね、教授が朝早い人だから）
それに対してグルドの返信
グ：（実はいま兄貴さんの家の近くまでいるんです。会えないですか？）

ぜったいこいつはヤバイ。
てか家の近くって家の前にいるだろ。お前ｗ

兄：（大学が夜まであるから無理だわー今日中には家に帰れないかも）

必死でうそをついてなんとかグルドが帰ることを祈る。
そして兄貴のそのメールに対してグルドから返信が来た。
それはいつものメールとは違って顔文字も絵文字もデコレーションもまったくない一文のメール






　「中にいるのはわかってるんですよ」


　


バレテルｗｗｗｗｗｗｗ！！！
確実にこいつ確信犯ｗ

その後兄貴は怖くなってメールと着信を拒否して、いそいで友達を呼んだ。
ずっと家の前にいられると思うと気が狂いそうだ。
２時間後友達が来たときにはアパートの前には誰もいなかった。
そのあとグルドがなんかメールを送ってきたかどうかは着信拒否してるからわからない。

結局、あの固形石鹸は何を意味するのかわからないまま、グルドがもう家にくることはなくなった。
それにいったいどうやって住所を知ったんだろうか。
謎をのこしたまま、グルド事件は幕をどじた。