刈谷地区バス旅行の開催
刈谷地区においては、9月11日に快晴のもと恒例の日帰りバス旅行を、40名の参加を得て開催しました。
行き先は、滋賀県と岐阜県の県境に位置する伊吹山の花畑散策を目的に、途中「キリンビール名古屋工場」見学と大垣市内での昼食をはさんで、同市内の「奥の細道むすびの地記念館」(芭蕉館)を見学し、社会勉強を果たしました。
このバス旅行は、当初7月17日に計画していましたが、台風11号の影響をうけて延期していたもので、楽しさもひとしおでしたが、台風18号による関東東北地方の記録的大豪雨被害に思いをすると、多少後ろめたさもありました。
キリンビールでは、缶ビールの完全オートメーション化された製造工程を、女性社員の案内で見学した後、出来立ての一番しぼりを、300㍉グラスで制限3杯までの試飲を堪能しました。芭蕉館では、同館学芸員の案内で、「奥の細道」が単なる紀行文でなく優れた文学作品であることを、予定を30分も超過するほど熱心に解説いただきました。
目的の伊吹山山頂は、気温が14度風速4~5mと長袖の衣類が必要であり、皆様その用意は怠りなかった様で、肝心の花畑散策は、丁度夏花から秋花への移行時期に当たり、残念ながら十分に咲き乱れていませんでしたが、展望は琵琶湖も山々もしっかり見渡すことができました。
帰途車中では、ベテランガイドの軽妙な話術(?)によるビンゴゲームで盛り上がり、先に開催した「西尾城下町歴史探訪のミニハイク」のDVDを鑑賞し、めずらしく全行程渋滞に遭遇することなく、なんらトラブルもなく帰着しました。
(文:佐々木教雄 写真提供:鈴木 宏彦)