63%が米中貿易摩擦の悪影響を受けていると答え このうち4分の1は過去1年間に人員を削減し
37%は生産拠点を国外に移し向こう半年から1年以内に拠点を移すと答えた企業も33%に上る。
中国の製造業セクターは以前から、
労働コストの上昇、規制強化、高技術生産や内需型経済への移行といった重圧に苦しみ
そこに米国が中国製品への関税を引き上げるリスクが出てきたことで、サプライチェーンの国外移転に拍車がかかった。
と 報道にあります IMFは米国を2.5% 中国の成長率6.2%(日本1.1%)という予測を ダボス会議前に発表した
欧州も明らかに減速してきており 世界全体に成長率見込みは低いし 米中貿易摩擦の悪影響が心配される
リサイクルの業界も 中国から 国外にサプライチェーン移動中でありますが
どこもここも 安定的ではなく 果たして その国 安定的に輸入通関が通るのかどうかも解らない
いままでは 中国のリサイクル解体屋も その中国の浙江省や広東省 天津などの場所で全ての再生資源が
いままでのように速やかに高く売れていたものが売れない
日本に来て 彼らがリサイクルを始める となれば 国内消費者への供給量も増えて
今後 あらゆる資源くずの国内相場も悪影響になります
日本の再生資源の消費者の消費量には限界がある
昨年 一年間でも 中国へのスクラップ輸出量が前年よりも 3分の1までに減り その減った3分の2は
くず鉄になり 国内に再生物流された そうなって
鉄くずを熱処理して製品を作る電炉からは 鉄くずの品質悪化のクレームがきて 受け入れ基準が厳しくなり
海外へ向う鉄くずも 品質でクレームになる場合がでます
今年は その3分1に減った分も おそらく 全てが国内再生物流されると思われますので 困るね
リサイクルも やり過ぎると 過剰生産になります
過剰生産 過剰物流量になれば 相場が崩壊します
資源循環型社会に貢献しようとも考えておりますが 資源循環を推進すれば するほどに 相場が悪くなる
総消費量には限界があるので そうなる
そんなら 海外の消費者に売って 国内がタイトしているのを 減らそうとしても
例えば いま ゴミ円に成り下がった 自動車バッテリを輸出しようとしても
OECD加盟国向けにしかスクラップの輸出 できへんぞ
韓国はOECD加盟20カ国だったかに 入ってはいますが 鉛の再生メーカーが 違反をし 輸出不可能
何をやっても あかんなあ
苦しいねえ
資源循環型の理想を追求していきたいと願って今まで
やってきたが 出口が厳しいと 日本中 ごみで溢れるようになります
そもそも FPF(ゴミの燃料)を製造しても 国内の消費には限界があり
それでは 国内の民間の焼却炉を頼りにしても それにも数量に限界があり もうこれ以上は燃やせない
ついに、限界点が きたように思います
中国がプラスチックを止めて 廃金属くずの輸入を止めたことの 世界的な影響は計り知れない
最初のところに戻りますが 中国の製造業やリサイクル業者が アジア各地に いま 移動中なんですね
移動した国には それだけの再生資源の消費はないから キャパが中国本土とは違うので・・・
終わったかなあ?
1/22 4時時点トーナイ相場表
ドル/円 109.64円
銅5972
アルミ1850
ニッケル11812
上海銅先47770元
特上雑品 大口 相談 小口30円
給湯器雑品90円
黒い円形モーター30から42円(単体30kg以上は評価落ち)
モーター30から 10㌧単位持込 品質による
くず鉄 ギロチンC 17円 H1=22円
VA電線 200円
空調配管銅パイプ250円
半銅ラジエター 250円
モーターコア50円から
ステンレス304 80円
ビス付アルミ 110円
ピカ銅610円
込銅2号銅 510円
太い中身ピカの電線80% 380円持込大口取引
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