FANTASTIC PLANET !

世界一周中ひっそりとやる!

インドへ

2010年06月30日 | インド
そして無事インドに入国。やっぱりマイナールートの為か、外人は俺ら以外ひとりもいなかった。国境渡ってすぐにハリドワール行きのバスに乗る。ネパールのバスと比べてインドのバスの方が楽だった。ネパールのバスは狭いしローカルがほとんど。しかもローカルはいたるところで停まって人乗せるから面倒臭いしイライラする。あと荷物を上に載せるのも好きじゃない。インドは汚いけど広いしツーリストバスが充実しているのでまし。

8時間かかってハリドワールへ到着。昨日から18時間の移動だった。バスから降りると早速インド人リクシャーが寄ってきてうざい。次の日にリシケシュへ行くのでバス停の近くの宿に泊まる。
ここハリドワールの見どころはガンガーの沐浴で毎日お祭りのように人がたくさん集まっている。沐浴場まで行列ができていたりして雰囲気は良かった。ただ空気がむっちゃ悪かった。



沐浴は結構良かった。本当にお祭りのようで、陽気なインド人も多くて楽しかった。帰りに中流くらいの人が入るカレー屋で飯食ったけど結構うまかった。あとこの辺からインドの格差を感じるようになった。



帰りはもちろんリクシャ―で帰るのだが、飯食って元気もでたので、運転手ともめるつもりで大した交渉もせずに乗り込む。そしてもちろんもめた。色々言い合ってたら上流くらいの人が間に入って解決。移動が多かったので疲れた一日だった。

朝リシケシュ行きのバスに乗り込む。バスに乗る前に食べたサモサとチャイが意外にうまかった。リシケシュまで2時間ほど、楽だった。バス停に着いたらもちろんリクシャーとの戦い。しかし町までの値段はみんなで決めてるっぽくて仕方なく90R払う。朝のバス(22R)より高い。

とりあえず宿を探さないといけないので、コウイチさんがあらかじめ調べておいたDIVYAというホテルに泊まる。なかなかオーナーができる人で良かった。ツインで200R。おすすめです。でも壊れかけのAC付きの部屋を選んだばっかりに空調悪くて次の日風邪をひくことに。



リシケシュはうまい飯にありつけなかった。というかベジタリアンがほとんどなのでそれがきつい。ちなみに有名な店にいたら名物おじさんがいた笑



そしてこの日宿のテレビ見れる部屋で日本対デンマークを観戦。まさかの勝利でむっちゃ楽しかった。しかも熱中し過ぎて膝の上にゴキブリが乗っていることに全く気付かず、マジでびびった。

次の日部屋を変えて、ラフティングをする。350R。ラフティングとしてはかなりイマイチだったけど、ガンジスの上流でラフティングができるということと、途中でジャンプして飛び込みするところがあって、全く飛び込まないインド人のチキンっぷりがみられたので良かった。このラフティングでガンガー飲みまくったけど腹は全く壊さなかった。ちなみに外人で参加している人はいなくて全員そこそこのお金持ちインド人だった。あと川沿いでキャンピングもできるのだが、そのキャンプ場のすぐ近くにテント生活している貧しい人たちのテントがたくさんあった。
ヨガの聖地なので夜はヨガを体験。まあまあ良かったけど毎日やるのは面倒くさいかも。あと風邪が大分やばくなってきてた。

次の日ダラムシャーラー行きのバス16時までホテルで寝てた。暑いし風邪と持病でほとんど動けなかった。旅が始まって2か月で風邪3回目。それに伴って鼻の持病も3回目。持病の薬が無くなってきたのが一番気がかりだけど飲まないと絶対おさまらないので飲まざるを得ない。無くなったらトルコで処方してもらうつもり。
バスに乗りこみ12時間の夜行バス。実際は17時間だった。ツーリストバスなのに結構狭かった。たまたま一番後ろが空いていて夜はそこでずっと寝ていたのでまだよかったけどそれでも風邪で体はしんどかった。


チベットネパール

2010年06月29日 | インド



そしてなんだかんだで国境の町ダムまで行き、6月1日ネパールへ入国。中国の出国時の荷物チェックが面倒臭かった。ロンプラ没収された外人とかもいたらしい。ボーダーではお決まりのやつで国境を越えて一気にカトマンドゥへ向かう!
カトマンは都会だが空気が悪いし暑い!EBCとの気温のギャップがありすぎてびびった。カトマンに着いてHappyHomeGHにチェックインしてみんなで日本料理屋おふくろの味へ向かう。そしてかつ丼を食う。まあまあ美味い、しかしおふくろはハンバーグが最強に美味い。

カトマンに2日滞在しすぐポカラへ。ちなみにHappy Homeで会った日本人にチャイニーズ式トランプを教えてもらったのだがこれが後に一世を風靡することになる。ポカラへ向かうバスで唯一の日本人三輪ちゃんと会う、日本人宿のSakraへ行きとりあえず泊まることに。雨期なのでスコールが多い。あとネパールはビール美味い。中国ビールはびっくりするくらい味が薄いので中国から来た人は余計ネパールのビールの美味さに感動すると思う。
せっかくなのでアンナプルナ(ヒマラヤの有名な山でトレッキングとしてはエベレストよりもこっちの方がメジャー)へトレッキングへ行く。ガイド付けないといけないっぽいことをSakraのオーナーにそそのかされたので雇って向かう。

4泊5日で登って、まあ色々あったけどまとめると、やっぱり自然は良いし、日の出はむっちゃきれいだったしラッキーなことにヒマラヤの山々が見れて良かった、ただ個人的にガイドは必要なかった、自分の行きたいところに行けないしなんか色々面倒臭かった。でもガイドのプスパさんはいい人で終わった後家へ招待してダルバート(ネパールのカレー)ごちそうになった。トレッキングから帰ってきてからのアイスとビールは格別過ぎた。この日に双子の女性で一緒に世界一周してる人に会った。

三輪ちゃんとポカラからカトマンに戻ってきて、さらに一緒にチベットに行った宗玄夫妻を加えて4人でナガルコットへ向かう。ナガルコットかなり田舎ですることなかった。とりあえずナガルコットといえばノリタケコーヒーというレストランなので、迷わず向かう。主人が木梨憲武さんに似ているのでその名がついたという。もちろんネパール人。ここのチーズオムライスは絶品、しかもノリタケさん優しくて良い人。たまたま誕生日会やってたんで少し参加、みんな日本好きなようで嬉しかった。日本のイメージはみんな仕事とかで忙しくて幸せな人は少ししかいないってイメージらしい。

このナガルコットにいるときにワールドカップが開催されるもちょうど停電で開幕戦見れず。ちなみに世界一停電が多い国がネパール、世界で二番目に水が多いのもネパールらしい(一番はブラジル)。

あまりにもナガルコットでやること無かったんでカトマンで教えてもらったチャイニーズトランプをみんなに教えてやることに。ルールは大富豪にポーカーの役を加えたようなもの。これがみんなはまってずっとひたすらやってた、カトマンに戻ってからもみんなこれやってたという流行りっぷり。

ナガルコットでは2日目にバルさんというネパール人に近くの村まで案内してもらったが、この人がおもろい人だった。35歳くらいで2年位働いていなくてそろそろ働こうかなと思っているとか言ったり、日本人と結婚してその人の財産で日本で店やりたいといったりダメっぷりが良かった。しかもみんなで酒飲んで飯食ってたら勝手に寝だして店のベッドまで使う始末。

そんな感じでナガルコットでスローライフを満喫して、カトマンへ戻る。みんなでカジノへ行ってビールとかチキンとか飲み食いまくった。日本対カメルーン戦はホテルでみんなで観戦。冷や汗もんやった。



6月14日にインドビザを申請し、金曜まで待たなくてはいけなかったので、寝る、ご飯、テレビ、ネット、チョコバナナシェイクの見事なニート生活を堪能。その間に一緒にチベットを旅した陽子さんはイギリスへ、宗玄夫妻と三輪ちゃんは日本へ行った。出会いがあれば別れがあるそして再会もある。そう思いながら僕は、暑いしやることがないので昼寝をしていた。

なんとか金曜にインドビザを取得して次の日ルンビニへ向かう。成都のシムズであったコウイチさんとタケシさんと行く。この移動がかなりの苦行だった。とりあえず暑くて狭い。ローカルバスなのでやたら止まる。そして暑い。10時間かかってルンビニ着いて思ったことは暑い。

とりあえず日本―オランダを見たかったので近くのGHでコーラを飲みながら観戦。残念ながら負けてしまったけどとりあえず見れたから良かった。

その後泊まる予定の韓国寺へ向かう。ルンビニはブッタ生誕の地(カピラバストウではない)であり世界遺産に登録されている。ここにはいろんな国が建てた寺があり、中には3食付き無料で泊まれる寺もある。その中でも韓国寺が評判が良いとコウイチさんに教えてもらい泊まることにした。



ちなみに日本寺は毎朝4時30分から4時間かけて村を歩きまわるみたいなことが義務付けられている。韓国寺は設備の良さなどで人気があったのだが人が来すぎてドミで250Rになっていた。暑いし仕方ないので泊まることに、幸いファンも着いている。ただ尋常じゃないくらい暑いんでコーラ飲むくらいしかできなかった。一応2日目にレンタルサイクルしてぶらっとはした。この日にタケシさんはポカラへ。ルンビニでの夕日は綺麗だった。6月21日朝に国境のマヘンドラナガルへ行こうとしていたのだが、朝5時半からモンスーンの影響か台風ばりの雨風、とりあえず朝飯食って2度寝していたら天気が回復してきたのでいけるところまで行くことに。




ブトワルという国道沿いの町へ来て一泊。マヘンドラナガルまでは夜行しかないと言われ仕方なく夜行で行く。10時間結構きつかった。

マヘンドラナガルに着いて、そのまま国境へ。なんにもない国境。川と森と家があるだけ。しかもネパールのイミグレとインドのイミグレ間がやたら長くてリクシャーで渡った。このリクシャーの運転手が多分インド人で高値を行ってくるので面倒臭かった。


ちべっと2

2010年06月25日 | チベット
また、セラ寺で有名人と出会う。ガイドの人がその人のことを知っていて教えてくれたのだが、その人の名は渡辺一枝さん。椎名誠さんの奥さんである。とても気品があって良い人だった。
2日目から日本語ガイドのツリンさんに代わる。ツリンさんはいい人やけど、あるものを見た瞬間に露骨に嫌な顔をする時がある。それは中国人の観光客を見たとき。さすがにやばいからか兵隊にはニコニコしているが、中国人というだけで表情が一瞬で変わる。本当に心の底から恨んでいるのだろうと思う。暴動以来多くの坊さんや市民がどこかへ行ったというが、殺されたか、牢屋に入れられたか、亡命したかそれも全く分からないという。またチベットの人にはパスポートを与えられておらず海外へ行くことは許されていない。巡礼でお年寄りの人などは比較的ネパールには行きやすいらしいが。ツリンさんは昔ネパールのパタンに7年住んでいて、俺がネパールの話をすると、いいねーネパール行きたいなー。と目を輝かせながら言っていた。

この日はポタラ宮へ行く。さすがのでかさで圧倒された。しかしポタラのど真ん中には中国の国旗。そして向かい合うように広場には中国の記念碑のようなものが。ポタラの中はまあこんなもんかという感じだった。ジョカン寺がインパクト強すぎてそれ以降の寺はなんとも言えない感じだった。

それから適当に買い物をする、どうしてもラサマップ(魔物の体に寺が置いてある)のタンカ(絵)が欲しくて探し回ったが見つからず他のタンカを買った。しかし後でネパールのタンカの方が質が良く安いことに気がつきがっかりする。

次の日はギャンツェへと向かう。途中で鳥葬の場所(今でも毎朝行っている)を見たり、ヤムドク湖を見る。このヤムドク湖がすごかった。とにかく綺麗で壮大。この湖沿いのドライブは最高だった。

ギャンツェではたまたま年に一度のお祭りをやっていて人がいっぱいいた。次の日シガツェへ行き、その次いよいよEBC(エベレストベースキャンプ)へ。壮大な景色の中を、道ではない道を、走り続ける。EBCに到着する時にはさすがに5000m超えているので頭が痛くなったりもしたが、そんな痛さも忘れるくらいのエベレスト。世界一高い山。むっちゃかっこよかった。EBCからさらに車で20分くらい走りさらにふもとまで近づく。しかしここでトラブル。写真撮ってたら中国人の兵隊が日本人はもう戻れって言い出した。日本代表のユニホーム着たりしてはしゃぎすぎたのは否めないがさすがにこれには納得いかないのでみんなキレてた。その後キャンプで遊んだり夜は星見たり(寒いので一瞬)ミルクティーが身にしみる長い一日だった。


今インドのリシケシュにいてなぜか写真のアップロードできません。

チベット2

2010年06月19日 | チベット
全く更新してなかったんですけど、ネパールではネット環境が中国ほど良くないのと、暑いのと、めんどくさかったからですすいません。前の日記と多少かぶってますけど気にしないでください。


中国成都からチベットラサまでは一番上等なソフトスリーパーで行きました。2泊3日で、あまりにも快適だったのでみんな、朝起きて朝飯食べて、寝る、昼起きて昼飯食べて、寝る、夕方起きて夕飯食べて、寝る、みたいな生活を送っていました。チベット鉄道は本当に綺麗な景色ばっかりで、高原、山、川、湖、動物、太陽、全てが最高だった。

そして、ラサに着いてから問題発生。駅にガイドが迎えに来る予定なのに全く来る気配がない。結局1時間くらい待たされて他のガイドが迎えにくる。ホテルが微妙なのでラサのユースに泊ることにする。屋上で犬3匹くらい飼っていてむっちゃ可愛かった。ラサの建物は独特の模様が描かれてて素敵やった。ただ中国の兵隊が多く、街も漢字が多かった。
次の日、予定の時間にホテルに集合するも俺達のガイドだけ一向に来ない。さすがにどういう事やってなってまあ色々やって日本語ガイドに無料で変えてもらうことにした。

そんな感じでラサの一つ目の寺ジョカン寺へ行く。ここでかなり衝撃を受けた。まず寺に入る前に、寺の前でたくさんの人がお祈りしているのを見る。最初に立ってお祈りをしてその後伏せてお祈りをするというのをみんながずっとやっていた、圧巻だった。そして中に入っても雰囲気が凄かった。文ではうまく表せないけどかなり厚い信仰心を感じた。
その後セラ寺へ行く。期待していたけど正直微妙だった。昔はお坊さんがたくさんいたけど暴動以来人がどこかへ行ってしまったらしく、また完全な観光地って感じで問答は微妙だった。景色や家とかはきれいだった。

次の日日本語ガイドのツリンさんと会う。チべタンで良い人。彼からいろんなことを聞いた。それはまた次回お話します。

ちなみに今はネパールのカトマンドゥにいて明日ルンビニというブッダの生誕の地へ行きます。次の更新はだいぶ後になりますすいません。

Windows Liveのフォトアルはがっつり更新したんでそっち見てください。