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認定看護師は計画的に目指すことが大切

2021-11-05 00:01:58 | 認定看護師

看護師として働いていく中で、昇給や昇格のチャンスを増やしたいという場合は、認定看護師になることを視野に入れて仕事をしていくのも選択肢の一つです。

認定看護師になるために必要なことは、5年以上の実務研修のうち3年以上は認定看護分野で働いてきたという実績です。がん薬物療法や生殖看護、腎不全看護、小児プライマリケアなど、目指す認定看護師資格に合わせた分野での実務研修が必要となります。就職や転職の際には、希望する分野がある医療機関を選んでおくことが大切です。

そんな認定看護師の資格取得を目指すために必須なのが、研修です。実務研修などの条件をクリアした後は、認定看護師教育機関で800時間程度の学習と特定行為研修を終了し、筆記試験に合格をした時点で資格取得となります。研修は1年以内に修了しなければいけないため、認定看護師を目指すには教育機関に通うための時間の確保も必要です。

研修を受けることができる学校は、特定行為区分によって異なります。認定看護師を目指すことを決めたときには、自宅や職場から通いやすい場所で、目的に合った研修を受けられる学校があるかを調べておくといいでしょう。

さらに、認定看護師というのは取得をすれば一生使える資格となるわけではなく、5年ごとに更新を行わなければいけません。更新は書類審査となりますが、看護実践時間が2,000時間以上に達していること、学会への参加や発表の実績が50点以上あることなどの条件を満たす必要があります。

◇参考サイトはこちら:http://certifiednurse.info