Ya_maの棋道

はじめまして。経済学博士である私Ya_maが囲碁を楽しむ道のりをつづるブログです。

日本のプロ棋士が再び世界の頂点に立つための道はあるのか

2009-01-26 02:15:24 | Weblog
☆今日駅のキオスクで購入した『週刊碁』2月2日号の20面は阿含・桐山杯の日中決戦で張栩名人が中国の古力九段に負けた記事である。「『負けてしまい、すみません』。対局終了後、大盤解説会場で感想を求められた張は、駆けつけた多くのファンにこう精一杯答えた。日本の代表としての責任を人一倍感じ、海外棋戦を重視してきたがゆえの言葉であろう」。「激しい踏み込みは失敗に終わった。けれども、緩んでいては勝てないのが、現代の、世界の碁なのである。厳しい着想の中からしか勝利をつかめないと、一流棋士たちの手は物語っている」…。
☆国際棋戦で、日本の棋士は中国・韓国の棋士に差をつけられてしまった。とはいえ、われわれアマチュア、ましてや級位者からすれば、中国・韓国のトップ棋士は偏差値95~91であるのに対して、日本のトップ棋士は偏差値93~89であるようなものであり、棋力の差はほんの少しであり、しかしその差が対局の結果としては大差をつけられてしまうことになっている、ということのように思われる。
☆「日本のプロ棋士が再び世界の頂点に立つための道はあるのか」という問いだが、それは「ある」と思う。
☆ネット無料対局場「囲碁きっず!」を主催する政光氏の受け売りであるが、「日本のプロは練習碁で13路対局をこなして、激しい戦いの碁にもっと強くなること」である。
囲碁きっず!で打たれたアマチュア7段レベルの二人による13路互先の1局を見てほしい。何と激しい碁であるか!プロどうしが13路互先で打てばもっと激しいギシギシした碁が生まれるであろう。そしてこれに強くなることによって、19路でも中国・韓国の激しい碁に力負けしない体力が養われるのではないだろうか。
☆誰か特に若いプロ棋士が13路の練習碁を勉強に取り入れてはくれないかと密かに願っている。

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